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蜘蛛の匣(ハコ)~エレベーターの中に閉じ込められていたハエトリグモを助けたら恩返しされました。

 作品URL:https://ncode.syosetu.com/n3653he/


 作者名:黒猫虎さん


 レビュー日時:2021年9月23日


 レビュータイトル:蜘蛛は君なのか、それとも僕が蜘蛛なのか。



★★★★★レビュー★★★★★


『あ〜。なるほど〜。蜘蛛を助けて恩返ししてくれるやつでしょ〜? 知ってる知ってる。よくあるね。忘れた頃に美少女になってやってきて主人公と萌え萌えになる展開ね〜』


 100回くらい見たことあるシュチュエーションだわ〜。


 と。


 題名だけ見て思ったそこのアナタ。





 ……………………裏切られますよ?





 これ以上はネタバレになるから言えないのです。一言たりともいえないので読み終わった直後の私の感想をお聞きください。





「すげえええええええええええええええええ!!!」



 芥川龍之介が現代に蘇って『蜘蛛の糸』を書いたら。もしかしてこんな話だったのかもしれない


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★


 ここはなろうですしね。

 題名見て思うわけですよ。


「あ〜。蜘蛛が可愛い女の子になってお幸せになるやつだ〜」


 と。


 ジャンル名すらありますね。異類婚姻譚(いるいこんいんたん)て言います。『鶴の恩返し』や『雪女』が有名ですね。


 昔っから『いいことしたら可愛い嫁来ないかな〜』って男の夢なわけですね。まあ主人公には妻がいるので、嫁は無理でも財宝はくれるかも?



 ところがどっこいしょ。



 途中までそうだと思ったらいっきなりワイシャツごと首を掴まれて高い世界にねじあげらるわけです。



 え? そもそも我々のいるこの世界ってナニ?



『鶴の恩返し』だと思ってたら『マトリックス』だったという……。


『傑作だぁぁぁぁぁぁ』


 気づくとレビューを書いていました。

 エレベーターの蜘蛛を助ける冒頭がいいんですよ。


 蜘蛛を助けたと思っていたのに…………自分がその蜘蛛だったなんて……。

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