表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/129

65曲目 打ち合わせと練習

 気づくと朝だった!


 キノとヒルダ、そしてハンナさん以外はみんなは部屋で寝ることなく、食堂で一晩過ごしていた。


「ふぁ~、おはよう」


 目を擦りながらレーアさんがみんなを起こすと部屋中が酒の匂いに包まれていた。


「アカネちゃん換気して!あたしはご飯の用意するから」


 キノとヒルダ、そしてハンナさん以外は二日酔い。

 キノとヒルダはケーキ等のスイーツの食べ過ぎでポッコリお腹、ハンナさんだけがいつもと変わらず、THE秘書って感じで整っていた。


 食卓に和食が並び、朝食を食べる。


「ほっ、美味しい~」


 お味噌汁が二日酔いを癒してくれる。

 キノとヒルダの食欲は止まらずおかわりをしている。


「御馳走様でした。私はこれから仕事に行きます。誘ってくれてありがとうございました」


「ハンナさんもいつでも遊びに来て下さいね」


 ハンナさんは軽く会釈をするとそのままギルドに向かった。


「やっぱ出来る女性って感じよね~」


「わかるわぁ~それ」


「モモカちゃん、お茶ちょうだい」


「私やりますよ」


「このままこの家にいたらダメになりそう」


「ほんとにそうですね」


「ミア、あんた達は仕事?」


「一応、昼にギルドで待ち合わせです」


「そう、リーナは今日どうする?」


「特に予定は無いわよ。お姉ちゃんは魔術大会の予選を見に行くんでしょ」


「の予定だったんだけどねぇ~、キノちゃんとモモカちゃんは見に行くの?」


「あたしは興味ないわぁ~、それに今日はみんなで路上ライブの予定だしぃ」


「ボクも同じだよ。りなっち、暇なら見に来なよ」


 そう!実は今日久々に本業の活動をする予定なのです。

 誰にも知らせていないゲリラライブ!いつもと逆方向の東門の方でやる予定。

 私達の事を知らない人に私達アルテミス、そして歌の楽しさを知ってもらう為の1日です。

 実はみんなに上げたジャージもちゃっかり売るのも目的で、その内 たくさんのグッズも売り出す予定なのです。


「そうなのよ。ミラとヒルダもジャージとスニーカー履いて見に来て!ひょっとしたら手伝ってほしい事もあるし」


「もちろんいいですよ」


「えーーー!」


「ヒルダ!!」


「ヒルダもキノが居ないと美味しい物が食べられないわよ」


「行く行く!行くって!!」


「ふふっ」


 何だか私、ヒルダの扱いに慣れてきたかも・・・


「だからごめんねぇ~、レーアちゃんは一人で魔術大会の予選を見に行ってぇ~」


「ちょっとモモカちゃん!だったら私もそっちに行くわよ」


 そんな感じでレーアさんも行くことになりました。


「お昼ご飯食べたら行くのでそれまで家で寛いでいてね」


「アカネちゃん達は?」


「昼まで打ち合わせと軽い練習かな」


「だったらその練習見せてよ」


「いいわよ。ミラとヒルダは見たこと無いわよねぇ」


「ええ、何をするのかさっぱりわからないです」


「2人ともビックリするわよぉ~。私達もそうだけど、男たちを虜にしちゃうんだからね」


「もう!レーアさんの言い方は誤解をしますから」


 そして私達の打ち合わせまでも何故か参加して、歌とダンスの練習をするとレーアさん達まで練習した。

 さすがに鍛えているだけあり、動きはよくてセンスもあったので、たったの2時間で1曲マスターしてしまった。


「結構疲れるわねぇ~」


「お姉ちゃん、私は楽しいわ」


「私達は初めて歌と踊りを見ましたが感動しました。もっとたくさん覚えたいです」


「確かに楽しいけどお腹が減る」


「ヒルダはだんだんキノに似てきたね」


 そして30分休憩して2時間練習して昼食になった。


 練習したせいか更にご飯が美味しく感じ、みんながおかわりをするとあっという間に食べ終わった。

 食後にお茶を飲みながら最後の打ち合わせをする。


「私達は路上で3曲歌い、レーアさん達は欲しい人にジャージとTシャツを売ってもらう」


「でも安すぎない?ジャージ1枚が金貨1枚でTシャツ1枚が銀貨5枚って」


「お姉ちゃんと一緒で安すぎるわよ。たぶん倍以上で売れるわよ。ギルドの男共なんか3倍は余裕で出すわよ」


「う~~~ん」


「アカネちゃん、良いじゃない。損するわけでは無いんだから」


「そうですよ。ここはレーアさんおリーナさんにお任せしましょう」


「わかったわ。レーアさんに価格設定を任せます」


「じゃあ、ジャージは金貨2枚、Tシャツは小金貨1枚ね」


「わかりました。ミラとヒルダもお願いね」


「はい!任せて下さい」


 そして私達は東門側に向かった。

 ここまで読んで「面白かった」「続きを読みたい」と思われた方は、ブクマ・評価・ご感想という形で応援して頂けますと、とても嬉しいです!


 ここまでのお付き合い、誠にありがとうございます。

これからもご愛読してもらえる様、頑張っていきたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ