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分身恋愛  作者: 桜 棋隆
1/1

交差する双子の気持ち

そっくりの双子の恋愛対戦が始まる

 僕は平凡が好きなのだろう。


 内田颯汰うちだそうた。高校二年。十六歳。

親は転勤で3つ上の姉と二人で住んでいる。

部活経験は小中とバスケットボールをやっていた。

勉強はそこそこできる、まぁやることがなかったからだけど。

そのお陰で上の中ぐらいの高校に通っている。

スクールカーストの中の下の方にいる僕だが上の上にいる陽キャが羨ましいとは思ってはいない、なぜなら放課後や休日まで友達に時間を割くことがもったいないと思うからだ。だからと言って学校などでイチャイチャしている奴は滅びろと思う。

そんなことを考えながら帰っていた。……が、平凡と言うものは脆く壊れやすいと言うことを僕は知った。


「!!」

女の子が二人トラックに轢かれそうになった。

俺はとっさに走りだし二人を抱き抱え歩道へ走り抜けた。

「大丈夫?」

「そういうあなたこそ大丈夫?!」

「だ……だ……大丈夫ですか?」

「ああ……大丈夫だ。じゃ俺はこれで」

「ちょっ、まってよ」

「ちょっと待たせてる人がいるから」

「かっこいい人だったねぇ」

「う……うんそうだね、ってあの制服」

「危なかった~」

バスケットボールやってて良かったと思った。

俺は別に運動能力がない訳ではないむしろ良い方だ9年間バスケをやって今も毎朝ランニングをしているぐらいだ。

なぜすぐ立ち去ったかというと、なんとなく平凡が崩れそうな気がしたからだ。

「ただいま~」「おっ帰り~」

俺の姉はちょっと変だ、俺にだけ。

「今日のご飯は?」

「ちょっと待ってろ」

「はぁ……あんなのもうごめんだ」

放課後のことを思いながら俺はベッドについた。

 翌朝5時頃に起き、朝ごはんとお弁当を二人分作り、5時半にはランニングに出る、7時家に戻り、7時半に学校に向かう、8時に学校に着く。そんな朝を毎日送っている。

「キーンコーンカーンコーン」

休み時間になると飲み物が無くなっていた。

「買いに行くか」

といいながら廊下に出て自動販売機に向かって歩いていると……

「ねぇそこのあんた」

女の子らしき声が男子を読んでいる、まぁ俺ではないだろう。

「何で気づかないのよ君!」

といいながら俺の肩をポンと叩く、

お…俺!なぜ俺なんだと思ったこんな黒髪ロングの可愛い子が俺と接点があるか?いやない思考が狂ってきた。

「俺君とあったことある?」

「忘れたの私達君に命を救われたのよ」

「まさか昨日の女の子?」

「うん…なんで覚えてないの」

「顔なんて見る余裕なかったんだよ」

「君じゃ面倒だから颯汰てっ読んでいい?あとわたしは和泉野ララ、ララでいいよ」

「いいけどララはなんで名前知ってるの?」

「有名だよスポーツテスト二連続学年一位しかもテストは全部十位以内だから意外と有名だよ」

俺は以外と有名だったそうだ。

「じゃ昨日はありがとう」

そういいながらララは立ち去った。


俺はそのまま自動販売機行ってサイダーを買い戻っていると。

「あ…あの、う…う…内田さんですよね」

またもや後ろから女の子の声がした。

「なんだ?」

そういいながら振り替えるとそこにはララがいた

「ララ!どうしたあとしゃべり方変わってないか?」

「あっ…私ララじゃないですよ妹てっ言っても双子の和泉野リリですよ、ほらここの髪飾りララは赤で私は青です

そう考えてみるとララは赤い髪飾りをつけていた、

そしてこの子は青い髪飾りをつけていた。

「昨日は本当にありがとうございますあなたが居なければ私達は学校にこれていませんから」

「別にいいよ俺の意思でやったことだし」

「あとララのことはララてっ呼んでいるんですか」

「ああララでいいよてっ言われたからな」

「じゃ…じゃあ私もリリてっ読んでください!」

「わかったこれからはリリてっ呼ぶよ」

「は…はい昨日はありがとうございました」

リリは顔を赤くして立ち去っていった。

「キーンコーンカーンコーン」

チャイムがなった俺は急いで教室に戻った。


「なぁ内田なんで和泉野さんたちとしゃべってたんだ」

後ろの席の東野が聞いてきた、

そして昨日のことを話した。

「いいな~俺もしゃべりたいな~まぁ内田てっかっこいいもんな、クラスの女子みんないってるぜ」

「へぇー」

俺は以外とモテていたようだ。


放課後廊下を歩いていると

「う…内田君」

リリが俺を呼び止めた。

「どうしたリリ」

「あのついてきてください」

俺はリリに部活棟までつれられ文芸部についた。

「入ってください」

扉を開けるとそこにはララがいた。

「あっ…やっと来たリリ遅いよ、まぁいいや颯汰いいから適当に座って」

といわれ適当に椅子に座った

「颯汰にお願いがある」

ララは真剣な顔をしていたリリも同じ顔をしていた

「颯汰」「内田君」

「文芸部に入ってください!」


読んでいただきありがとうございます。

小説を書くのは初めてですので誤字や修正が必要な場所はあると思いますがそこのところはご了承くださいあとアドバイスなどしていただけると

自分も成長できるので嬉しく思っています

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