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小学生編 第一話

 俺がパソコンをいつから使っていたか、この問いに答えることはもう不可能だ。

 遠い昔の記憶を辿っても、もはや明確なきっかけなど思い出せるはずがなかった。覚えている限りでも、俺が小学生のころには拙い操作でフラッシュゲームを楽しんでいた。無邪気な俺が記憶の中ではしゃいでいる。

 思い出せるエピソードとして、ゲームの攻略を調べる際に「ふぁ」が打てなくて親にどうやって打てばよいか聞いたことがる(ちなみにゲームは某有名ファンタジーである)。つまり、ローマ字をまともに学校で教わっていない小学生低学年では既にパソコンは俺の中では身近な物であったことがわかる。

 小学生の俺にとって様々なことが初体験となることが多い年ごろだ。インターネットの世界は衝撃的なことにあふれていた。初めて見た大人向けのサイトは今でも強く記憶に残っていて、今の俺に多大な影響を与えた。ネットで見かけた嘘の情報を真に受けて恥をかいたこともあった。その偽りの情報を信じ込み友達に吹聴して結果だましてしまった友達よ、悪気はなかったんだ。すまんかった。

 こうして俺は、子供ながらネットリテラシーの大切さを身をもって体験して、着実にネットの世界を堪能していた。

 

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