三話〜出会いと別れ
五歳上の彼は彼女にとって時には兄のようであり、時には親のようであった…まだ中学生の彼女だったが、母親の彼氏が嫌いで早く家をでたかったので彼と同棲生活を始める…時が流れ卒業間近、彼女は妊娠する…周囲の大人は彼女の気持ちも聞かず世間体がどうとか、
勝手な事ばかり言って無理矢理産婦人科に連れて行き中絶させた…彼女はすごく傷付き麻酔から覚めた…涙が止まらない…彼女は亡くした我が子に手紙を書いた〜【生まれ変わって戻ってきて】【次は必ず守るから】と…一ヶ月後『妊娠』産婦人科には一人で行った…そして先生にどうしても生みたいと相談する…先生は彼女の親に『次、中絶すると二度と子供は産めないと考えて下さい』と伝えた…まわりの反対をおしきり彼女は産む事を決意する…15才の春、彼女はすごく考えた…なぜなら彼はギャンブル好きで生活力がなく、同棲している家はボロボロの平屋、お風呂もなく、ボットン便所、そんな所で子供を育てる事なんかできないと悩んだすえ、別れを決意する…そう15才の少女は未婚の母になることを選ぶ【人生四度目の分かれ道】このあとすぐ、新しい彼に出会う
〜新しい出会い〜
同級生との出会い、短い恋でも長い愛、人を愛すると言う事がこんなに苦しく切ないモノだという事にきずく…時には優しく、時には冷たくそんな彼にはまっていったある日、彼女は絶望する…大好きな彼を親友に奪われた…悲しみ、怒り、誰も信じられなくなり絶望する…そして復習…愛情の裏返しなのか…しかし、忘れられない日々が続いてしまう…どうすれば忘れられるのか?本当の愛とは何か?彼女にできる事はあるか?彼女は苦しみながらも日々考えた…自分が側にいて彼が幸せならそれにこしたことはない…だけどこれから産まれてくる子供は彼の子供ではない!そして彼も若く15才!自分では幸せにしてあげられない…ホントに好きだからこそ彼が幸せならそれでいいと思えた…彼女は彼への思いを心にしまい鍵をかけた…
そして新たな出会い…
次の恋愛で学ぶ事、それは【愛されすぎる愛】
束縛、嫉妬、強迫、…
〜続く〜