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着のみ着のまま転生記  作者: 名波 和輝
6 帝都・ギャリット
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6.4 終結


 戦いは終わった。


 俺は「タイムバックワード」で宰相を元に戻す。そして、元に戻ったところで捕縛した。


 俺の魔術「タイムバックワード」は対象の時を30分まで戻すことができるが、例え 時を戻したとしても失われた命と刻まれた記憶は元には戻らない。そのため、宰相が死ぬ前に時を戻した。


 その後、駆け付けた騎士や兵士達によって今回の騒動を起こした宰相と将軍を始めとした者達は牢屋へと送られた。


 国の頭脳と武力のトップを同時に失ってしまったため、エーシャア王国からの書状の返事は国としての体制が整ってからとなった。


 また、俺達は帝国を救った功績から勲章を授与されることとなった。


 とりあえず、今日は城の部屋に泊めてもらえることとなったので、俺達はそれぞれの部屋で眠った。


―――


 そして、翌日。俺はいつもの高熱を出した。今回は4日間であり、やはり熱が引いてからは後遺症も何もなかった。


 こっちの世界に来てから もう3回目だが、未だに熱が出る原因も長さもわからない。旅の途中で熱が出ないことを祈るのみだ。


 熱が引いた後に行われた式典は(ささ)やかに恙無(つつがな)く終わった。参加したのは、俺達3人と帝王、新しく着任したフール宰相とウィーク将軍、それに護衛の兵士数人だった。


 俺達は勲章と共に「特別名誉騎士」の称号と「特別名誉騎士」を示す襟章を帝王に与えられた。この称号は名前のセンスは酷いものの、エウロメ帝国内では極めて便利な代物である。具体的には、様々な場所への立ち入りができたり、身元の証明に使えたりする。


 それと謝礼金や報奨金等の諸々で計3000万ブロンも頂いた。3等分で俺は1000万ブロンを受け取ったが、これでしばらくどころか5年ぐらいは金に困らなそうな気がする。


 確かサラリーマンが40年働いたら2億円ぐらいだった気がするから、俺はその半分も貰えたのか。


 式典の話はこれくらいにするとしよう。


 ちなみに、帝王が書状の返事をしばらく書けないようなので、俺達はしばらくエーシャア王国に帰れないことが今日わかった。30日ぐらいは滞在することになりそうだ。


 仕方がないので、しばらくギャリットの街の観光やギルドの仕事などをしていこうと思う。


 そういえば、金はあるから仕事はしなくても良いんじゃないだろうか。まあ、その辺はカレンやジンと相談して決めるとしよう。

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