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第1話「社交界」

 みなさんこんにちはカルラです。


 最近は戦ってばかりいました。

 盗賊退治とか魔族退治とかドラゴン退治とか。

 ここらで貴族令嬢としての本分に戻らないと、おてんば娘としての風評が固まってしまいそうでこわいです。


 貴族娘は社交界に出るのがお仕事です。


 大陸南部とかではダンスパーティーが主流なのですが、私たちのいる北部だと音楽を聞きながらの立食パーティーが基本になっています。

 ビンゴゲームとか手品ショーとか本職ダンサーのアクロバットとかもありますね。

 基本的にがっつり見るようなものはなく、にぎやかしの一種としての催しです。


 社交界は会話が基本であり、主役は参加者になります。


 芸人なんてのはどうでもいい存在なので。


 そういうのが見たければ劇場に行けば済むことですし、趣味というのは個人で楽しむものです。

 貴族は貴族相手こそがメインでして、かぶりつきで舞台を見守る人はまずいません。

 会話のとっかかりとして用意されているだけのイベントです。


 舞台を見てるから話しかけるな、なんて言ったら会場からたたき出されてもおかしくないぐらい。

 いやまあ、それはそれで会話をしたくないというメッセージにはなりますし、主催者や身分が高い人が言えばそれが通るのですけどね。

 モラルやマナーというのは誰がそれを言うかで決まります。

 道徳や礼儀作法というのはこの世で一番怪しい宗教かもしれません。


 ブロッコリー公爵家主催のパーティーの場合だと、礼儀作法はかなり簡略化されています。


 下の者から話しかけてはいけない、なんて決まりもないですし。

 入場順もてきとう。

 過ごし方もそれぞれです。

 誰とも会話しないまま会場を後にしてもかまいません。

 ただし、目上の人に対してため口を利くとかは論外でして、身分の上下だけはガチガチに固定されています。

 上の人間に対して逆らわない、ということさえ間違えなければ社交界はかんたん極まりない場所なのです。


 私は公爵継承権1位なので、私に口出しできる人は父親ぐらいしかいません。

 爵位としては他の男爵家当主とか騎士の方が身分は上になりますが、実質的には最強なのです。

 伯爵家当主レベルでようやく私に対して対等かそれ以上に付き合える、という感じです。

 あとは譜代の重臣とかですね。

 ブロッコリー公爵領の政治や軍事を取り仕切る20人ぐらいは私であっても逆らえません。

 いや、やろうと思えばできますけど。

 相当量の発言力を消耗する上に敵をつくるので無意味です。


 今回開かれるパーティーにも3人ぐらいは参加しているみたいなので、彼らには入場してすぐに挨拶に行かなければなりませんね。




 季節は春のなかごろ。

 貴族関係の有力者500人ぐらいを集めた大規模な社交界が開かれました。

 主都デジーコの迎賓館をまるまる使い、きらびやかなドレスやタキシードに身を包んだ紳士淑女が入り混じって歓談をはじめています。


 私は主催者である父の代行ということなので、それなりに忙しく挨拶してまわります。


 取り巻きとしては女官と、近衛のパールさんも連れ歩きますね。

 女官のほうはおすまし顔。

 パールさんは詰め込み教育でマナーをいろいろ仕込まれているので目が死んでます。

 でも大丈夫。

 パールさん大丈夫ですよ。

 一言も話さなければ何も問題はありません。



 父はブロッコリー公爵領東部に出張中なので不在です。


 私はただの代行ですし、準備については父の部下がやってくれました。

 実質ただの参加者ですね。

 難しいことは何もありません。

 人と会って顔を覚えてもらうだけの簡単なお仕事です。


 もしかしたら社交界での腹黒い駆け引きを期待していた人がいるかもしれませんが…………今の私は参加者を満足させるだけの人事権や予算分配利権を持っていないので。

 できることは何もありません。

 他の人も私の顔以外には興味ないでしょう。

 無力な小娘のカルラちゃんなのです




 10分程度で会話を切り上げて、さっさと顔見せしてまわります。


 今回のパーティー、領内だけではなく周辺の貴族領からもだいぶ呼ばれています。

 さすがに当主はほぼいませんが、大陸北西部にある貴族領の大臣とか後継者とか大商人とかはけっこう来ている模様。


 彼らの目的は人に顔を覚えてもらうのと、現在の上下関係を確認するというのがメインになりますね。

 商売のお話とかをすることもできます。

 社交界というのは戦争とか重要政策とか大口取引とかが実質決定される場でもあるのです。


 流れとしてはまず需要があって、事前に根回し、当日の社交会話、口約束、後日に体裁を整えるという形になりますね。


 社交界で決まるのは口約束の部分です。


 場合によっては根回しなしでも決まります。


 商売相手がもとめているものを察知できるのであれば、あとは口約束という種をまいて合意を形成し、後日にそれを育てればいいのです。


 領地運営を庭の整備にたとえると、社交界はどの種を植えるかを決めるための催しです。


 無事に花が咲くかどうかはその後の努力次第。

 口約束だけでは物事は進みません。

 水と肥料をやって育てる必要があります。

 同時に雑草も生えるので、選んだ種以外から出てきた芽については法律で規制強化して摘み取ってしまうわけです。


 貴族にすりよってくる人が絶えないのは、この規制強化の部分をすり抜けたいからなのです。


 商売の許可をもらわないと金を生むことはできません。

 認可の条件が厳しい商売ほど競争相手が少なくておいしいです。

 自然界での競争では勝てないような弱い花であっても、庭師に選ばれて世話してもらえれば生き延びることができます。

 領主の立場からしても、毒草よりは薬草が生えてるほうがいいですし。


 社交界は重要です。


 ここに参加できない人は、競争相手の少ない美味しい話には縁がないということなのです。


 今も現在進行形で、会場のあちこちで商談が行われています。

 父についている文武の重臣なんかは引っ張りだこ。

 行列がいつまでも途切れません。

 ここで決まる取引の額だけでも重臣さんに任されている予算の何パーセントかはあるので、私なんかとは社交界での人気がまるで違います。


 いやまあ、当然ながら社交界で全てが決まるなんてことはありえないですし、せいぜい経済規模で1割2割ぐらいの方向性が決まる場所ってだけのことですけど。

 規制しすぎれば競争力が落ちてしまいます。

 他国と戦うためには雑草魂も必要でして、蘭だけ植えてればそれで平和というわけにもいきません。


 世の中には何の援助もないのに自分の才覚と運だけで大成してしまうような商人さんもおりまして…………そういう人は出る杭を打つの精神でたたきつぶすか、もしくは社交界のおいしさをアピールして仲間に引き込むことになりますね。


 この場所にも何人か来ています。


 誘われたのに来なかった人の未来は明るくないでしょう。

 今までやってきた商売を違法扱いされたり、脱税をでっちあげられたり、倉を焼き討ちされたり、いろいろです。

 政権と軍権がない人の力なんてそんな程度のものですよ。

 経済力だけでうまくいくほど世の中は甘くありません。


 もちろん運やコネがあれば、上からお目こぼしをしてもらって助かるということもありえます。

 生贄はある日突然ランダムに決まりますからね。

 目立てば目立つほど選ばれやすいというだけの話です。

 これは誰にとっても言えることなので、私といえどもその例にもれるわけではありません。




 会場を渡り歩き、あいさつと自己紹介をしてまわります。


 相手の顔を見てにっこり微笑み、3秒ぐらい目を合わせてから、視線を落として胸を見ます。


 当パーティーでは名前と身分の記されたアクセサリーが用意されているのです。

 これは花飾りとして胸に装備するタイプ。

 別につけてもつけなくてもかまいません。

 つけてると名前の聞き取りミスが減るので楽だってだけの話です。

 慣れた人なら外すのもありなんですけれど、新参はつけといたほうが無難です。


 もちろん私はつけてます。


 名前を覚えるのが超苦手な私なので、自分で身につけることで人にもつけてほしいとアピールをしているのです。

 自動車の若葉マークみたいな意味もありますね。

 相手のほうでも多少割り引いて見てくれます。

 かるら子供だからわかんなーい。




 ようやくメインの実力者への顔見せが終わりました。

 あとはてきとーに冷やかして帰りましょうか。

 長居すればするほどいいですけど、疲れてボロがでるぐらいまで居座る必要はありません。


 ここ三日ぐらいは参加者の武勇伝を覚えるのに必死でした。

 やっと忘れることができますね。

 お風呂あがりに涼風を浴びた時のような気分です。

 とてもさわやか!


 とはいえ、私は腐っても次期公爵。


 顔を売りたい人が多いらしく、話し相手がいない人はほぼ確実に私へ声をかけてきます。


「おお、カルラ様でいらっしゃいますな!」

「ごきげんようナラク様。本日はいいお日和ですね」

「おお、私ごときの名前を覚えていただき感激しております! 聞きましたぞ! ギャテンの街のドラゴン退治では先陣を切って奮戦されたとか! 他にもミズバラの街での魔族相手に、八面六臂の活躍とのことで!」


 ナラクさんは公爵領の南にある男爵家の長男です。


 おてんば公爵娘としての武勇伝が広まっているのか、やたらとほめちぎってきます。


 容姿とかほめてくれたほうが楽なんですけどね。


 天気とかの話題ならテンプレートの受け答えを使いまわしできるので、ほとんど機械的な会話が楽しめます。

 逆にこういう時事的な会話の場合は多少なりともコミュニケーション能力が問われるため、いろいろ考えて話さなければなりません。


「あらやだ、ナラクさんは誤解をされています」

「なんと!?」

「私のような若輩者にそんな活躍ができるはずがないではありませんか。みんな部下がかわりにやってくれているのですよ」

「ああ、それはそうですな。いやいや、しかし優秀な部下を使うことこそが人の上に立つ者の器量というもので」

「まあ、使うだなんて。彼らはみんな友達ですし、私がお願いすれば親切に手伝ってくださるんですよ。とっても優しい人たちなのです」

「はっはっはっ。カルラ様の美貌にかかればみんな骨抜きでしょうからなあ!」


 ナラクさんは豪快に笑いながら去っていきました。


 よかった。

 侮られることに成功したようです。

 警戒されても全然いいことないですからね。


 なにやらお化けでも見るかのような視線をパールさんから感じます。

 そんな顔しないでくださいよ。

 領民や部下から侮られるのは困りますが、領外においては可能な限りバカっぽい評判が流れていないといけません。

 部下からは畏怖されているべきですし、他人からはなめられているべきです。


 どうも私の悪評が流れすぎている感がありますからね。

 ちょっとおバカな令嬢と切れ者の部下って感じのアイドルイメージに仕上げたいところです。




 会場の中でも上位メンバーはやはりまともなのですが、下位にいくほど変なのが混じりはじめ、最下位ともなれば権力も能力もなくなり、無力な自分の鬱屈を晴らすために会話をするようなバカもいます。


 もちろん割合としては一部ですが。


 貴族社会であっても500人集まれば、10人ぐらいは自分がどういう場所にいるのかを理解できない人がいるのです。



「カルラ様、よければこの本を」


「人の命とは尊いものですぞ」


「ハムスター子爵領でのなさりようは感心しませんな」



 なんか私を正しい道に教育しようとがんばる人とかもたまにいて、社交会話の最中なのに道徳の本をすすめられたり、王として歩むべき道を説かれたりするケースもあります。

 いやいや、私って公爵令嬢なんですけど。

 なんで自分より下の人から説教されてるんでしょうか。

 ちょっと意味がわかりません。


 まあ、世の中にはおかしな人もいますからね。


 さすがに領主とかだと世の中のおぞましさを理解しているのでそんな狂人はいませんが、この会場には家庭教師とか学友とか部下とかから洗脳されちゃってる貴族子息とかも混じってます。

 みんなが幸せになるという狂気のファンタジーを信仰している人がいるのです。

 宗教はけっこうですが、シラフの人を勧誘するのはやめてほしいですよね。


「貴族というのは友達がいませんからな。それを埋めるために大衆迎合してしまうと、ああいった仕上がりになるのでしょう」

「なるほどー」


 私が内心でへきえきしていることに気付いたのか、イエティ子爵家の跡継ぎさんが苦笑しながら話しかけてくれました。


「こういった場というのは人脈づくりという側面もありますが、真実の目的は人寂しさを埋めるためではないかと私は考えています。自分と同じ世界の生き物がいないと人はおかしくなりますからな。カルラ様もできるだけ友達は作られたほうがよろしいですぞ」

「ご忠言、痛み入ります」


 たしかに私には人の心がわからないところがありますからね。

 人の恐怖や欲望はわかるのですが。

 この欠点を埋めるための仲間は必要です。


「友達ってどうやって作ればいいのでしょう?」

「さあ」

「学校とかですかね?」

「人によりけりでしょうな。同格なら何もしなくても自然と寄り添うものですし。スポーツとかならその世界にいる間だけは同レベルの相手と友達になれるかと」

「政治や軍事について話し合うための友達はどこで作ればいいと思います?」

「はっはっはっ」


 カーラさんは困ったように笑いました。


「それは私が教えてほしいぐらいです。少なくとも学校で作れないことだけは確かですな。あそこは人に使われるやりかたを学ぶ場所であって、人を使うやりかたは教えてくれません」

「王立貴族学校や王立魔法学校はどうでしょう?」

「…………ふむ。あるいは王立貴族学校であればカルラ様の求める生徒がいるかもしれませぬ。ただ、あそこはブロッコリー公爵領の者だけが集まる場所ではありませぬゆえ。将来の人脈づくりという点では微妙かと思われます」

「部下をゲットするなら地元のほうがいいですもんね」

「もちろんです」


 適当に話を合わせていただけなのですが、しかしこの人、なかなか話せるではないですか。


「カーラ様って、ちょっと変わっておられますね。貴族という感じがします」

「ははは。私などカルラ様の劣化品もいいところ。あなた様の話し相手はとても務まりませんよ。短い時間ならばボロが出ないというだけです」

「ご謙遜を。会話の端々から教養と知性を感じます」

「もったいないお言葉です」

「カーラ様が継承権1位でなければ部下にお誘いしましたのに」

「はは、噂に伝え聞くカルラ様の活躍を考えれば、私ごときにつとまるとは到底思えません」


 イエティ子爵領はブロッコリー公爵領南西部にあるお隣さんです。

 私の領地からも近いです。

 仲良くしておくに越したことはないですね。


「何か困ったことがあれば言ってくださいね」

「では、エリアン港の交易に少し加わりたいものですな。うちの港は年中閑古鳥が鳴いているものでして」

「わかりました。後で部下に相談してみます」


 にっこりほほ笑んだカーラさんは子爵側の港への紹介状を手渡してくれました。


「手際がよろしいこと」

「それはもちろん。どのように話を切り出そうかと迷っていたところでしたからな。お声がけいただき感謝しております」

「ずいぶんドラマチックな人ですね」

「偶然です。婦女子に好まれる言い方を選べば、それが運命というもの」

「よく聞いた言葉ですが…………このタイミングで言われると心に響きますね。カーラさんが継承権1位でなければプロポーズされているのかと勘違いしてしまうところです」

「ははは。相手がいなければ私から紹介もできますが、カルラ様にはどう考えてもその必要はありますまい」

 

 にっこり笑って礼をされたので、私も笑みを返し、手を振ってお別れしました。


 しかしあれですね。

 私もそろそろ結婚相手を考えないといけませんね。

 カーラさんみたいな人は危険なので結婚相手としては全然お呼びじゃないですが、どっかの血筋のいい無能なボンボンを見つけておく必要はあるでしょう。

 ブロッコリー公爵領の経済圏に組み込める実家であればなおよしです。


 父上はその辺、どう考えてるんですかね。


 そろそろ候補だけでも持ってきてもらわないと困るのですけれど。


 貴族界では15歳なら婚約者がいるのが普通ですし、20歳で結婚していなければ完全な行き遅れになります。

 女性当主の場合は多夫一妻制が採用されておりまして、誰との間の子供でもOKなので優秀な人が跡継ぎになるというシステムです。

 なんなら夫なんていなくてもいいので、どこかの浮浪者と子供を作って産んだとしても跡継ぎとして成立しないわけではありません。


 女性の場合、誰との子供であっても自分が産んだという事実だけは確定しているわけなので。


 血筋を継承するという意味では夫の出自は問われません。


 ただ、夫の実家の協力を得るのであればその筋の子供を跡継ぎにするのがベターです。

 私も死んだ母上の実家から有形無形の援助を受けていますからね。

 事実としてその夫との子供である必要はなく、彼こそがこの子供の父親だ、と断言してしまえばそれで通ってしまうのが貴族社会の恐ろしいところです。


 ようするに利害関係のパートナーとしてあなたを選びます、と宣言しちゃえばいいのです。

 それが貴族社会における子供の作り方なのですね。


 いやまあ、さすがに魔族とか竜との間にできた子供は弾かれますし、露骨に肌や瞳の色が違うという場合も避けたほうがいいです。

 実の子供かもしれない、という程度の建前は必要です。

 純潔の少女と一人だけの夫という組み合わせならば確定しているので、そういう意味では貴族社会でも処女信仰はきちんと存在しています。


 処女のまま生涯を終えたい、もしくは子供ができない、という当主さんもいて、その場合は親戚から次の当主が選ばれます。

 私の場合だと今は兄様になりますね。

 弟に子供ができればそっちが優先されます。

 このへんの立場は常に流動するので、10年後の未来にどうなっているかは私にも誰にもわかりません。


 原作の私は……間違いなく結婚していたはずなのですが。


 相手の描写ってなかったですからね。


 まあ、常識的には下級貴族の次男とかで出しゃばらない性格の人を選んでいるはずなので、話題にする意味もなかったということなのでしょうけれど。


 原作のカルラ嬢には子供がいなかったみたいなので、もしかしたら私は子供が作れない体なのかもしれません。

 その場合の後継者選びはちょっと面倒なことになりそうです。

 公爵を継ぐことになる23歳の激動期からは子作りなんてしている暇はなさそうですし、できれば20歳までには何人か産んでおきたいところ。


 もしも父上が15歳までに何も言ってこなかったら、悪役令嬢らしく男をたくさん侍らせて酒池肉林の毎日を送るとしましょうか。

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