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不快極まる。

作者: 龍巳

女子高生の憂鬱は続く。

距離が遠い。

友達は私の事が嫌いだ。

中学の頃からそう、私の事を一方的に嫌悪してる。

彼女は嫌悪感丸出し、気付いてないのかな?

こっちだって不快だし、イライラするしで最悪。

少し付き合い考えてみたら?


「中身はゲスいからさ、こいつ。」


あんた程じゃないよ、そんな。

私そんなゲスくもないし。

たしかに上っ面だけは良く見えるかもだけど。

そんな私の株を下げる様な言葉言うの本当にやめてよ。

…流石にこっちだって怒る。

嫌悪感丸出しで好きな子と好きなだけ付き合って、

嫌いな子とは上っ面だけ仲良くて

いざ二人きりになると嫌悪オーラ全開でさ。



なんて、めんどくさいんでしょう。



酷い、なんて。

私が悪かったの?

私のどこかがお気に召さない?

人それぞれなの、知らない?

そこまで低脳なの?


なーんて、そんなに酷く言ったら私が悪者になってしまう。

彼女が悪いわけじゃない。

誰にでも嫌いな人は居るし、私にだってたくさん居る。

それならさ、その嫌いな人との『付き合い方』。

今1度見直してみましょう?



「それで明日は変わるかもしれないから。」



嘘つくのはやめて欲しい。

思い当たる節なんて沢山あったし、私だって悪かったよ。

でも、直すよ。

嫌な所言ってよ、

言われなきゃ分からないんだよ。

人間ってそんなんだよ?

知らなかった?

知らないよね?

私がどんな気持ちか分からないよね!?


「もう、いい加減にして欲しいわ…」


毎日毎日顔合わせるじゃん、このままじゃお互い嫌な雰囲気のままだよ。

…私は嫌だよ。

仲良くなりたいよ。

あなたが私と仲良くなりたくないならいいけど。

…あーあ…


「そういう所、嫌いだよ。」


そういう所は、ね?

あれか、私がいけないのか?

どちらがいけない、というのは賛否両論ありそうな小説を書きました。

皆さんはどちらがいけないと思いますか?

もしくは他の意見がある、という方は教えていただけると嬉しいです。

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