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魔術師の異世界ラプソディー  作者: 木林森
2章 焔帝と英雄(ドラゴンスレイヤー・ベイオルフ)
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エピローグ2 神のみぞ知る

 俺たち3人はその後、宿に帰った。

 2人の部屋で俺たちは明日から旅に出ることが決定した。行先は、当面のところ『ウドウィン王国』になった。帝国はちょっと怖そうだからな。

『アカツキ。』 

 俺が自室に戻ると、杖の中から火龍が俺に話しかけてきた。

『会ってからずっと眠くて言い忘れていたが、我には火龍と焔帝の他にもう1つ名がある。』

「へぇ~、その2つは渾名みたいなもんなのか?」

『まぁ、そんな感じだ。我の名前は『イグニス』というのだ。』

「へぇ、分かった。これからはイグニスと呼べばいいんだな?」

 ラテン語で火という意味だな。『言語の理解』も状況に合わせて外国語まで使うとは。

『よろしく頼む。』

「あいよ。」

『では、また寝るぞ。この杖……やはり心地がいい。』

「おやすみ。」

 そんな感じで会話を終えると、杖からすぐに寝息が聞こえてくる。

(自由気ままに旅……か……。”お主の思うがままに生活するとよい”って神様は言ってたけど、これは目的に近づいているのか?)

 俺はベッドの上で考え事にふける。

(結局、あれから魔術的な意味でやけに共通点が多い理由も説明がつかないし……これからどうなるんだろうな。)

 天井を仰いでため息を一つ。

(ま、それこそ『神意』、神のみぞ知るってやつだな。)

 俺はそう結論付けて寝ることにした。 

 

今回は超短いです。前回の一部をこっちにもってくれば良かったと後悔。

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