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魔術師の異世界ラプソディー  作者: 木林森
最終章 希望の夜明け(サン・ライジエズ)
161/166

英雄の凱旋

「もう、アカツキさんったら!確かにああしなければならなかったのは分かりますけど、せめて事前にそう言ってくださいよ!」

 レイラが腰に手を当て、頬を膨らませて俺を叱る。

 位置関係で言えば、俺が全身清潔な布でぐるぐる巻きにされたままベッドで寝ていて、レイラは立ったまま身をかがめて俺の顔を覗き込んでいる形だ。

「んー、いや、心配かけたのは正直済まなかったな。前にも同じことをやったから今回も適当に対処するだろうと思って言ってなかったよ。」

 俺は両手を合わせて首を動かそうとして、両手にある圧迫感を思い出して止める。

 今回、魔王封印までの流れは、レイラたちと龍たちには話してあった。しっかりと『台本』通りに進んだわけだが、その後の事を打ち合わせするのは忘れていたのだ。

「いやはや、それにしても、勇者の役割が俺だとはね。考えてみれば、色々と共通点はあるし、神に単身依頼されて異世界に放り込まれているわけだから、そんな感じの特別な立ち位置にいてもおかしくはないんだよな。」

 とはいっても、未だに信じられない部分はあるが。

 前に魔王が復活した時、それを前の勇者が封印した英雄譚がこちらには伝わっている。

 そしてその話は――驚くことに、地球にも伝わっていたのだ。

 とはいえ、あまり露骨ではなく、ところどころ手を加え、抽象的になってはいるが。

 天照大神を岩戸から出す際、この作戦を立案したのは『思金神オモイカネ』という、智慧に優れた神様だ。

 この天岩戸の神話と、前の勇者の封印の方法は、結構酷似している。

 龍たちの話から察するに、この神話の中で勇者が相当するのは『思金神』だろう。頭もよかったと言うし、あの方法を立案したのも前の勇者らしいしな。

 前の勇者は恐らく地球の人間だ。向こうに行ってから、後にあの天岩戸の神話を巧妙に日本書紀として纏めてくれたのだろう。となると、相当昔なわけだが。

 それと、これもまた推測だが――前の勇者もまた、神様に依頼されたのではないだろうか。そうなれば、色々と納得できる部分もある。

 さて、今俺とレイラがいる部屋は、どうやらコンドゥクト湖にほど近い街の宿屋らしい。

 部屋中には大小濃淡様々な花が置かれ、大量の手紙と贈り物がある。

 曰く、これらはすべて俺たちへの贈り物らしい。そりゃああんな目の前で魔王を封印するなんてド派手な事をやればそうなるか。……もし地球に帰って魔術師業を再開するとしたら、ちょっと隠密が苦手になっているかもしれない。テンションあがって派手にやり過ぎた。

 俺は皆に言い残した後、すぐに口と鼻と耳から血を出しながら気絶したらしい。腹も裂けていて、内臓もボロボロだったようだ。だが、レイラを中心にミリアとクロロも看病してくれ、あれから一週間たった今、こうして目覚めているわけだ。体もいたって元気である。この包帯も、あと数分もすればとれるだろう。今の俺ならば、魔術と魔法を併用すれば、即死でもない限り完治できる。

「それにしても、応急処置は魔法か?それほどボロボロになっていたなら、それこそ最高級ポーションを無理やり流し込まないと無理なレベルだったと思うが?」

 レイラたちは規格外に強いが、回復魔法はみんな出来ない。となると、騎士団とか軍とか冒険者とかが総出で回復魔法をかけてくれたのだろうか。

「そ、そそ、それは話すことではありましぇん!」

 レイラは何故か顔を真っ赤にして顔を逸らしながらそう言った。噛んでる。

「しょ、しょんにゃこちょよりゅ!」

 噛みすぎ噛みすぎ!むしろ聞き取りにくい。多分、「そんなことより!」だと思うが。

「こ、これ!何かの装飾品のようですけど、あの後魔王が復活した辺りを調査したら転がっていたそうです!」

 そういってレイラが両手で渡してきたのは、『,』のような形をした小石サイズのもの。

「なるほど、これで最後のピースが揃ったわけだ……。」

 俺はそれを見て、小さく納得した。

 鏡、剣ときたら……次に来るのは勾玉まがたまだろう。

 『八尺瓊勾玉やさかにのまがたま』。八咫鏡、草薙の剣に並ぶ、三種の神器の一つだ。

 大方、魔王が隠し持っていたのだろう。まったく、いかにもって感じだ。

「最後のピース……ついに、お別れなんですね……。」

 俺の呟きを聞いて、レイラがそう、震える声で言った。

 俺は向こうに絶対帰る。それは決定事項だ。だが……今のレイラの声を聞いて、思わず心が揺らいでしまう。今まで感じたことのない、鈍痛が走る。

「そうだな……。滅茶苦茶名残惜しいが、お別れだ……。」

「「「……。」」」

 俺は誰に対して、ということもなく、繰り返し呟く。

 いつのまにかミリアとクロロも部屋に入っていたようで、三人とも、形容しがたい表情で沈黙した。

             __________________

 あれから一週間、コンドゥクト湖のほとりに俺たちは集まった。

 ここ一週間、俺たちは魔王封印祝いの主役として各地を飛び回っていた。楽しかったし、料理もおいしかったが、なんとなく疲れた。

「こうなるのも、運命だったのかもしれないな……。」

 俺は太陽を反射する湖を感慨深く見つめながら呟く。

 唐突な神託に始まり、長かったようで短かった。

「それじゃあみんな、さようなら。」

 俺は後ろに並んだレイラたちに微笑みかけ、ストレージで三種の神器を取り出す。

「もう、お別れなのね。……いろいろ伝えたいこともあるけど……今まで楽しかったわ。ありがとう。」

 ミリアは切なそうな笑顔を浮かべ、それでも俺を見送ってくれた。

「アカツキさん、今までありがとう。今までの時間は、僕にとって、かけがえのないものだよ。」

 クロロもまた同じような笑顔を浮かべ、目を細めてそう言った。

「アカツキさん……本当に行っちゃうんですね……。……ぐすっ……すんっ……今までっ……ひぐっ……楽しかったですっ!最初に助けていただいた時から!今までっ!一緒に戦っている時もっ!他愛のないお話をしている時もっ!慰めてくださった時もっ!いろいろなことを教えてくださったときもっ!全部っ……楽しかったですっ!――ありがとうございましたっ!」

 レイラは目を覆い、涙をボロボロと流し、子供のように泣いてそう言い切った。言い切ると、そのまま勢いよく抱きついて、胸に顔をうずめてくる。

 服越しに、湿った暖かい感触が伝わってくる。俺はレイラがたまらなく愛おしくなり、そのまま抱きしめた。

「俺もだ。この世界に来てから、長かったようで短かったけど、レイラ、ミリア、クロロと過ごした日々は、一生の宝物だ。」

 鼻の奥がツンとし、目の奥が熱くなってくる。柄にもなく、泣いてしまいそうだ。

 客観的に見れば短かっただろうが、永遠にも思える時間、レイラと抱き合った。

 レイラは嗚咽を漏らして体を震わせ、俺はレイラの絹のような髪の毛を優しく撫で続け、より強く抱く。

 そして時が立ち、そのまま、どちらからということもなく、離れた。


「それじゃあ――また。」


 抱き合っている間、俺は先程までの言葉の訂正の意味を込め、振り返りながらそう言った。

 さようなら、なんてのはさみしいからな。ならば――『また』、会えることを願うとしよう。


「ええ――また、会いましょう!」


 レイラは涙を拭き取り、満面の、魅力的な意味で、俺を見送ってくれた。


 湖の水をレイラと協力して支配し、波が立たないようにする。

 そして、俺は三種の神器を取り出し、それを持って魔術を使って湖の真上まで進んでいく。

 まず八咫鏡と八尺瓊勾玉を両手にもち、それぞれに魔力を送り込む。

 鏡は『』、勾玉は『たま』に変換できる。

 この二つは天の岩戸の神話において、天照大神を引き出す際に使われた道具であり、転じて『髪を召喚する儀式』の重要な道具だ。

 鏡はそのまま神の体、つまり寄り代だ。

 勾玉の『魔』は、悪いものではなく、ここでは『神聖なもの』という扱いとする。つまり勾玉は『神聖なものの霊』、つまり『神の力』を具現化したものである。

 この二つを用意することで、『神降ろし』に成功するのだ。

 次に、草薙の剣を取り出し、それを天へ掲げる。

 こちらは天の岩戸の神話に直接出てくるわけでもないが、西洋において剣は『忠誠』の象徴であるという。神に剣を捧げることで、忠誠を誓い、代わりに力を与えてもらうのだ。

 さてと――仕上げに移るか。

 いまや、三種の神器が放つ魔力は凄まじいものとなっていた。魔王すらもはるかに凌駕する力だ。

 八咫鏡を、真下のコンドゥクト湖に向ける。

 支配によって波一つ立たない湖は、まるで『鏡』のように景色を映し出していた。

 その真上からもう一つ鏡を出しているわけだから……必然、八咫鏡とコンドゥクト湖で、『合わせ鏡』となる。

 鏡が向こうの世界に増えることで、力が何倍にも増していく。

 水はその性質から、『水鏡みなかがみ』とも呼ばれ、鏡と同じ扱いを受けてきた。

 トイレや風呂場や井戸の近く、水辺といった水場は、昔から異界とつながる場所とされていた。それはつまり、鏡と同じように、水が『異世界への入口』とされていたからである。

 こうすれば……ドラミ城で天邪鬼を倒しに行った時のように、鏡は異世界につながる。

「考えてみれば、この世界に来たきっかけも鏡だよな。」

 俺はこの世界を最後にじっくり楽しむべく、ゆっくり、ゆっくりと湖に降下しながら、全ての始まりを思い出す。

 あのとき、『神意の鏡』によって神から依頼を受け、そこを通じて神の力を受け、最初に神界に飛ばされた。『神意の鏡』自体が神の寄り代であり、異世界の入口であるという性質を固めた『八咫鏡のレプリカ』であるため……まぁ、その本物を帰り道に使うのは当然だろうな。

 水面は、もうすぐそこまで迫っていた。

 足が水面につく。冷たい感触はなく、まるでその先にも空間が広がっているようだ。

 瞬間、湖全体が光を放った。

 あの『神意の鏡』によって、神界に行ったみたいに。

 光の向こうに、レイラたちの影を見る。遠く離れている上、光でとても見えにくいはずだが――レイラが最後に、小さく呟いたのが感じ取れた。

 読唇術。その唇の動きから、内容を感じ取る。

 これが自惚れじゃなければ、こういっているはずだ。いや、『俺の願望も混ざっている』かもな。


――「大好きです、アカツキさん。」


             __________________

「やってくれたのう、暁。」

 俺が異世界へ続く扉をくぐった先は、懐かしい、光り輝く神秘的な世界――神界だった。

 嬉しそうに笑う神様に出迎えられ、勧められるがまま椅子に座る。

「まず、感謝せねばなるまい。あんな面倒くさい依頼を、よくぞ叶えてくれた。」

 神様はそう言うと、朗らかに好々爺然と笑う。

「やっぱり、魔王の封印が依頼だったんですね。直接的な依頼を出してこなかった理由は、何となく察しています。」

 どうせ、公正である神がひとつの種族に直接干渉してまで肩入れできない、というのが本当のところだろう。

「こっちもそれなりに根拠を持ってお主に頼んだのじゃ。お主は『英雄』独特の性質を持っておる。幸運も困難も、どちらも呼び寄せる性質じゃ。そんなお主じゃから、勇者の因子をすぐに仲間にした挙句、全員の力を目覚めさせることは十分にありえることじゃった。『璧の勇者』が覚醒するか否かは半分賭けじゃったが、うまくやってくれたようじゃな。偶然の導きとは恐ろしいものよ。否、運命かのう。」

 神様は饒舌に語り始める。

「前の勇者と違い、お主一人では魔王の封印は無理だろうと踏んでおった。だが、あの世界には時を同じくして、それぞれ違う性質の強大な力を持った三人の子供が生まれることを知った。しかも年齢は同じで、地球で儂の系譜に連なる神野家の長子も同じである。こんな偶然はそうそうない。しかもこの四人は確実に引き寄せ合い、互いに交わることはもはや宿命と言えるほどの絆があったのじゃ。」

「レイラたちとの出会いは、偶然のような必然、といったところですかね。」

「そう捉えてくれて構わんよ。」

 ここで一旦会話を切り、互いに数秒の小休止を挟む。

「ところで、勇者の因子とあの三人の役割について教えてくださいませんか?」

 俺はここで、今ひとつ確証を持てなかったことについて質問をする。

「おお。まず、お主が『勇者の中核』、つまり勇者そのものじゃな。その勇者の力となる、ということで、勇者の因子じゃ。剣の勇者はミリア、鏡の勇者はクロロ、そして璧の勇者がレイラじゃな。たまたま、三種の神器の性質にかなった力を持つ三人じゃったのう。なんとも幸運な話じゃ。」

 なるほど、三種の神器に当てはまるわけか。それならば、あの魔王を封印するにも配役としてぴったりだ。

 ミリアの剣の勇者はそのままだろう。強いて言うなれば、草薙の剣は雷も呼び起こすと言われているから、ミリアにぴったりだ。

 クロロは鏡の勇者。鏡はその形から『盾』を連想させ、さらに一部の地域では身を守る道具ともされている。ファンタジーゲームや小説にも『ミラーシールド』的なアイテムはたくさん出てくるし、クロロの力に当てはまるだろう。

 一番わかりにくいのはレイラの璧の勇者か。たしか、八尺瓊勾玉を作った玉祖命たまのおやのみことは、レンズを扱う関係者に信仰されていたと聞く。レンズのことを『玉』とも呼ぶからだ。レンズは遠くを見ることができ、それが転じてレイラの『狙う』力を示すのだろう。

「まぁ、うまくいって良かったですよ。――『天照大神』。」

 俺はあの三人のことを頭の中で整理すると、意趣返しがてら、途中で気づいたことを呟く。

「……ほう、よく気づいたね。」

 目の前の老人の声は急に若々しくなり、女性らしさすら感じさせるほどに高くなる。

「ここまで天照大神に関するお膳立てがあるんですから、それに気づくのは当然だと思いますよ。」

 俺は口角を吊り上げ、笑う。

 ほとんどあてずっぽうに近かったが、ここまで天の岩戸の神話に関する道具が出てくれば、そう考えざるを得ない。

「『私』を召喚してくれて助かったよ、『英雄』。なんなら、『神の一族』の次期当主である君を、そのまま神の一席に加えてもいいぐらいだ。」

 神様――天照大神は口調を変え、いたずらっぽく笑う。

「ああ、なるほど、納得がいきました。俺たち『神野じんの一族』は、『神の一族』の言い換えだったわけですね。となると、もしかして前の勇者は俺の先祖ですか?」

「そういうことだよ。思金神おもいかねには本当に世話になった。あの後、私たちの全盛期であった頃の話をちょいちょいっと変えていいから、それとなく後世にあの話を残せ、と命じはしたが、まさか私があそこまで子供みたいに書かれるとは。内の可愛い弟である素戔嗚スサノオだって、あんな乱暴者じゃないよ。」

 天照大神はそう言うと小さく笑い、こちらに目を向ける。

「君たちの世界――地球には、魔力はあるものの、本来、魔物や妖怪、怪奇現象や神、不思議な力を持った道具は、何一つとしてあるものじゃない。世界と世界はまるでユグドラシルのように、重なっていて、ずれているんだ。そこの間に稀に歪みが生じるんだけど、それが地球の各地に残っている伝説なんだよ。というのも、最近魔王が復活しかけるまでは世界は安定していてね。伝説や伝承、その手の不思議な話が全て『昔話』になっているのは、そのためだよ。世界の歪みは、実は昔に固まって起きていたんだ。」

 その目は、俺の心を見透かしていた。

 長い間の疑問が、やっと氷解する。

「いろいろ教えていただき、ありがとうございます。」

 俺はそう言って、席を立った。天照大神の視線が、それを促しているように思えたからだ。

「物分かりがよろしくて結構。この後、君は『神意の鏡』を通じて、懐かしいであろう君の家の神託の間に帰って貰うよ。すでに君がもう少しで帰るっていう神託は残しているから、一族総出のお出迎えになるんじゃないかな。」

「そんな大河ドラマで将軍が出てくるシーンじゃあるまいし……。」

 俺は苦笑いしながら、指示された方向に歩いていく。

 そこは、先ほどくぐった湖のように、神秘的に光っていた。ここに踏み込めば、帰れるのだろう。

「それでは、またいつか。」

「ああ。……おっと、その前に、君にご褒美をあげよう。あれだけのことをしてくれたのだから、大抵の事は叶えてあげるよ。もう一つ世界をつくって、そこの支配者になりたい、ぐらいまでなら全然大丈夫だ。」

 別れ際、天照大神はそう言ってきた。

 そうか……ほぼなんでも、ねぇ……。

「それじゃあ、――――――。」

             __________________

 神様に願いを伝えた後、俺は光に踏み出した。

 そのまま包まれ、激しい光によって視界が閉ざされる。

 レイラたちの世界に行った時のような不快感はない。

 光が収まってくる。そして――懐かしいにおいと空気。そして、身体が一気に重くなる感じ。

 地球に――帰ってきた。向こうの軽い重力に慣れ過ぎて、こちらではしばらくまともに活動できまい。

 リハビリの事を考えるとちょっと面倒だが……とりあえず、今は喜ぼう。

 光が完全に消えて、視界がクリアになる。

 古い作りをした部屋、そして、視界いっぱいに並ぶ、一族のみんな。

 魔王が復活した時、こちらにも魔物や魔族が襲来してきたのだろう。怪我をしている人が多い。

 

 俺の事をその場の全員が見る。親父が、茜が、母さんが、おじさんが――一族のみんなが。





「――ただいま。」





 俺は小さく笑いながら、地球に、一族のみんなに向かって、そう言った。

 

なにかにクローズアップして「こんな短編書いてほしい」とかあったらご連絡ください。書けそうだったら適当に書きます。

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