表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きる。  作者: ARC-A
2/3

妹を心配して何が悪いんだ

 朱音さんの優しさを読み始めて2時間。

 動かないことには始まらない。

 とりあえず、情報屋に電話を掛けることにする。

 折角の高収入を情報屋に流したくはないから、情報代を一切取らない優しい人のところに掛けることにしよう。

 僕が強く出れる相手でもあるし。

 プルルという音を聞きながら、静かに待つ。

 ……長いな。


 あの生徒会長サマがケータイに出ない場合は、大体2パターンの理由がある。

 何処かにケータイを置き忘れたか、単に出たくないだけ。

 後者のパターンは、今のところ僕以外にはまだ居ないと思う。

 ケータイから流れる音は、遂にピーと言う音の後に喋れと語ってきた。

 そっちがその気なら、お言葉に甘えてやろうじゃないか。


「あー、もしもし。僕だけど。どうせ今聞いているんでしょ?早く出た方が身のためだと思うよ。もし出ないと言うなら、あのときの話をしよう。ああ、こっちにも人が居るから仁美ちゃんのあのことは一人歩きするかもしれないけど、まあそれは仕方ないということで。今聞いていなかったらご愁傷様だ。あと10秒ぐらいだからもう言うよ?仁美ちゃんはあのとき僕の胸に跳び込んで――――――」


 おお、電話に出てくれたぞ。

 なんて優しい女の子なんだ、お兄さん感激だよ。

 こんなに荒々しい息ということは、走って出てきてくれたのだろうか。

 なんて素晴らしい女の子なんだ、お兄さん感涙だよ。

 とりあえず。


「おはよう仁美ちゃん。いや、11時ってこんにちはになるのかな?」

「少し声を抑えて下さいな。周りに聞こえてしまいますわ」

欧野(おうや)ってまだ夏休みじゃないの?妹の高校は今日からなんだけど」

「明後日からですわ。……こんなにつまらないことを話すために掛けてきたのなら、もう切ってもいいわよね」

「噂が歩いていいなら切ってもいいけど」


 欧野女子高等学校。

 共学化の進むこの時代では珍しい公立の女子高だ。

 そして、欧野市の誇りらしい。

 偏差値71の凄い高校なのだが、ちょっと複雑である。

 もっと頑張れ、欧野の男子。


 そのエリート校の生徒会長とオトモダチなのは、僕の密かな自慢である。

 モデル顔負けの完成されたスタイル、輝いているのかと錯覚するような肌、何かキラキラしたものが見える気がする金髪、そして碧眼。

 クウォーターの美貌は、エレガントな雰囲気を醸し出している。

 お嬢様という言葉を人間に変換したら多分、こんな感じになると思う。

 そして巨乳。

 そう、巨乳なのだ。

 透は貧……慎ましやかな胸をしていて、朱音さんも普通サイズ。

 仁美ちゃんの胸には、男のロマンその他諸々がぎっしり詰まっているに違いない。

 ただ少し残念なのは、金髪縦ロールではなく金髪ストレートだということ。

 オホホホホとか別に言わないのもマイナスポイントだ。


「……聞いています?」

「ん?何を?」

「……あなたはどうして私に掛けてきたのかしら。頭が痛くなってきましたわ」


 少し考えことをしていて無視していたみたいだ。

 僕としたことが、こりゃ失敬。


「頭が痛むのなら病院行った方がいいと思うよ。送ってあげようか?」

「あなたが近くに居たら余計に悪くなってしまいますわ。早く要件を言って下さらないかしら」

「ちょっと視て貰いたいことがあるんだけど。一躍人気者の殺人鬼さんの動向をね」

「そのようなモノを視て、一体私に何の得があるのかしらねクソ野郎」


 おおう。

 中々に辛辣な言葉を頂いてしまった。

 なんて口の悪い女の子なんだ、お兄さん吃驚だよ。


「今どこに居るの?」

「車の中だ。此処なら誰にも聞かれる心配はねぇからな」

「運転手さんが聞いてるよ。生徒会長サマがサボりなんてしていいの?」

「アキラに聞かれても痛くねぇし。大体、お前の声を聞いて受ける気なんて起こらねぇよンなモン。うちは自由な校風が売りなんだよ」

「自由すぎるよね。何でこんな学校が偏差値71なんだろう。ああ、猫被りも終了か。僕はあっちの口調の方が穏やかで好きだね」

「煩ぇな!さっさとくたばれクソ野郎!」

「そんなこと言っていいのかな?こっちで大声で話したら皆に聞こえるんだけど、あの話でもする?」


 もちろん、僕以外には誰も居ない。

 オトモダチに協力してもらうためには、こういうことも必要なのである。


「Fuck off you piece of shit!」

「……消えろなんて言うけど、仁美ちゃんのところにはケータイしかない。そこに僕は居ないんだ」

「……お前、ホントムカつく野郎だな。ぶち殺してぇなマジで」

「殺せなかった人が何を言っているのかな?仁美ちゃん、失敗したよね」

「煩ぇな!お前、アタシを情報屋か何かと勘違いしてるだろ。な?してんだろお前よぉ!」

「してないよ。オトモダチだと思ってる。だからお金も発生しないよね」

「……チッ。さっさと喋れよクソが!アタシが視たことのない奴を視るには情報が必要なんだよ。お前もそんぐらい分かってんだろうがよ」


 どういう顔で喋っているのか想像できるほど感情が表に出ている。

 美しい姿とか高級感溢れる雰囲気とか色々と台無しだ。

 優賀(ゆうが)なんて名字だけど、優しいという文字が入ってるのはちょっと違うし優雅さも消えかかってる。

 優雅なチンピラ生徒会長。

 何か本当に、残念。


 僕の周りを見ていると美人って皆ちょっとおかしいのかと思ってしまう。

 朱音さん然り、仁美ちゃん然り。

 あ、あと透も変だ。

 あんなに密着する必要は無いよね、普通。

 まあ、仁美ちゃんとはお友達にはなれないけどオトモダチで十分頑張っていると思う。

 だって、結構つかれる(・・・・)から。


「うん。それじゃあ話すけど、メモの準備はオッケー?」

「必要ねぇよ。さっさと言ってくれ」

「じゃあ言うよ。名前は――――――」


 鳶川(とびかわ)裕早(ゆうさ)、34歳。

 家族構成は、嫁が亡くなり娘と二人。

 趣味は麻雀と競馬の元大手会社員。

 賭け事にのめり込む節があるが、仕事に関しては至って真面目。

 28歳にして課長に就任、同期から疎まれることもなく人望も厚かった。

 課長就任から3年ほど経った頃から、少しずつ意欲を失くしていったらしい。

 恐らく、この頃に異能を発現したと見られる。

 仕事に対する意欲を失くし、昨年10月27日に退職。

 この1ヶ月前に嫁に先立たれ、父子家庭に。

 6月13日に一人目を殺害。

 昨日に15人目を殺害。

 目撃情報があるが、ものすごい速さで上に飛んでいったと揃って口にしている。

 精神病院に入院している娘は、パパが跳んでるとしか言わないらしい。


 朱音さんのファイルには事細かに書かれているけど、要約するとこんなところか。

 朱音さんって優しいんだと、信じ難いことに気が付いた。

 もう調べることなんて何も無いってくらいの量だ。

 僕の仕事が楽になるのは嬉しいけど、何だか申し訳ない。


「これくらいで大丈夫?」


 とても綺麗な声がケータイの向こうから返ってくる。

 綺麗なのは声と容姿だけだけど。


「莫迦だな、お前。大事なモンが抜けてんじゃねぇか」

「殺された人の名前とかも必要?」

「違ぇよ。顔だよ顔。容姿のことに何一つ触れてねぇじゃねぇか。指名手配犯だってのにニュースじゃ何故か顔出されてねぇからな」

「指名手配しても普通の人じゃあ死人が増えるだけだからね。……ああ。顔写真、送った方がいい?」

「当たり前だろうがよぉ。切るぞ」


 切れた。

 メールで送れと、そういうことらしい。

 仕方ないから送ってやろう、感謝するがいいなんて思いながら、件の男の顔を見る。


 ……非常につまらない。

 これといって特徴のない、優しげな風貌。

 でもとてもつまらなそうな顔をしているから、見ているこっちまでつまらなくなってくる。

 表情に出てくるなんてよく言うけど、つまらないものまで出さなくてもいいよ殺人鬼さん。


 本文に可愛いよなんて打ってみたメールを送って一分弱。

 お気に入りのインストが流れ出す。

 このまま聞いていたいけど、多分怒るから大人しく出てあげよう。

 切れるのはお肌に悪いらしいから、僕は仁美ちゃんのために出てあげるのだ。


「もしもし。本文読んだ?」

「くたばれクソ野郎。つまらない本文とつまらない写真送るんじゃねぇよ」

「後者は裕早って人に言ってあげてよ。僕の責任じゃない」

「前者をどうにかしろよボケ。……今視てやるからな、感謝しろよ」


 現在の動向が丸分かりなんて、何て汚い力だこと。

 警察とかで働けばいいんじゃないのか。

 少なくとも、生徒会長の力ではないよね。

 何時でも何処でも生徒会長に監視されてるなんて、僕が生徒なら気が狂うな。

 まあ、今日は素直に感謝しよう。

 仁美ちゃんの協力が無かったら路地裏を探し回らないといけなかった訳だし。


「ありがとう、仁美ちゃん」

「う。……やめろ。何か気持ちわりぃ」

「酷いなあ。……何が視える?」

「えっと……暗い。路地裏みてぇだな、此処」

「路地裏で殺すらしいよ。もしかして、殺人現場だったりして」

「ん。……それ、近ぇな。今、殺そうとしてるわコイツ」


 ……冗談で言ったつもりだったけど。

 まあ、今からじゃどう頑張っても助けられないから、自力で頑張ってもらおう。

 場所は教えてくれると思うから、支度してそろそろ向かおうか。


「んーと……女が襲われてるみてぇだな」

「そんなことも分かるんだ」

「名前だって分かるぜ。……日野谷透って女だ」

「あ、それ僕の妹だよ」

「マジか?」

「うん。妹だ」

「……理解出来てねぇと思うから言い変えてやるけどよ。お前の妹、殺人鬼ってヤツに襲われてるぜ」

「そうなんだ」

「あ。……今、刺された」

「そうなんだ」


 ケータイが手元から消えた。

 無意識に落としたみたいだ。

 落としたことに気付かないなんて……僕はまだ21だ。

 記憶があやふやになるのは、まだ早い。


 落し物を拾いながら、ぼんやりとした頭で思う。

 あ、うん、分かった。

 これ、夢でしょ。














「君も、力使えるんだね!いやあ、これは良い意味で予想を裏切られたよ!」


 ああ、失敗した。

 怪しい人に付いて行ったら駄目だって言うけど、正しくその通りだな。

 兄貴にアイスを買って貰えなくなったからコンビニのアイスを買いに行こうと思ったことは、別に何も悪くなかった。


 妖しい雰囲気を纏ったスーツの男が路地裏に入るのを見たときも、別に大丈夫。

 ……アレは付いて来いって言ってるようなものだったから、仕方ない。

 いや、付いて行ったら駄目なんだけど、まあ、付いて行ってしまったら仕方ないと思う。

 妖しい雰囲気の怪しい男に誘われると、自然とこうなる訳で。

 ……人間好奇心が招くモノは、碌なモノじゃないな。


 路地裏に入った途端、後ろから斬りかかられた。

 後ろを付いて行ったのに何故俺の後ろに居るかは分からなかったけど、ナイフ捌きは素人のそれ。

 大丈夫、桐谷(きりや)よりはかなりマシだ。


 右手を中心にイメージを拡大、直径60センチ程の正方形を創りだす。

 振り向き様にナイフの切っ先に“箱”を当てて、一呼吸。

 ナイフは“箱”の真ん中辺りで引っ掛かり、それを起点に男の腕へと伸ばしていく。

 大丈夫、やれる。

 肩まで空間が届いたとき、後ろからの物凄い風に“箱”と一緒に腕まで持って行かれそうになった。

 引きちぎれそうな感覚に慌てて“箱”を手放して足裏に展開、突風に耐える。

 どうやら男が後ろに跳んだときに出来た風らしい。


 こいつ、桐谷より危ないかもしれない。

 あの一瞬で5メートル近く後ろに跳ぶっていうのは、普通じゃない。

 多分こいつが、兄貴の仕事の殺人鬼って奴だろう。

 突風の名残を感じながら、男を見る。

 何の感情も映さなかった顔が、妖しく歪んでいく。

 そして、ケタケタ嗤いながら気色悪い声を吐き出した。


 こいつ、色々とおかしい。

 穏やかな声色なのに、乗せているモノが気持ち悪い。

 大体、何で俺がチカラを持っていることを喜ぶんだ。

 殺人鬼って奴は、人を殺したいだけじゃないのか。

 何で抵抗出来る奴を歓迎するんだ。

 チカラを使って暴れたいようにも見えないのに、当たり前のように襲ってきた。

 殺すことを愉しむものなのに、つまらなそうに斬りかかってきた。

 殺人が目的に見えない殺人鬼。

 やっぱり、おかしい。


 残念ながら路地裏の出口はこの殺人鬼の向こう側にしか無いから、どうにかして位置を入れ替えないといけない。

 それにはこいつの攻撃をあと一回は耐えないといけないけど、さっきの後退の速度と同じ速さで突っ込まれたら、確実にアウト。

 完全に止めれる空間(かべ)を創るには、1分必要だ。

 それまで何とか時間を稼がないといけない。

 さっきまで無だった男から、明確な殺意が滲み出す。

 視線(さっき)に震える足を抑えて自己暗示。

 大丈夫、やれる。


「ちょっと、聞かせて貰ってもいいか?」

「ん?何だい?」


 8秒。


「どうして、人を殺すんだ?」

「殺すことに理由なんてないよ。そんなもの、コレには必要ない」


 20秒。


「必要ない?」

「そう、必要ない。殺人を犯したという結果を求めている訳じゃないからね。殺人は過程だ。何かを為すための過程に過ぎない。分かるかい?」


 37秒。


「……お前は何がしたいんだ」

「……いや、私が求めていることはとても単純なものだよ。特別なことなんて何一つ求めていないんだ。君だって思っていることだよ。……それはね――――――」


 56――――――


 衝撃。

 衝撃、突風。

 衝撃、突風、後退。


 体を壁に叩き付けられるような暴力に脳を揺さぶられる。

 伸ばした両手に遠いところから空間(かべ)が瓦解していく。

 衝撃で体が浮いて、後ろに運ばれる。

 2メートル近く在った空間(かべ)も、もう30センチ程しかない。


 壁に頭を強く打ちつけられて、瞬間、意識が飛んだ。

 俺と殺人鬼の間には、もう何も無かった。

 勢いも完全に殺せたけど、これじゃあ意味がない。

 胸の前で構えられたナイフが、少しづつ近付いてくる。

 必死に抵抗するけど、成人男性と女子高校生の純粋な力の差はどうしようもなかった。


「――――――ただ、楽しみたいんだ」


 ああ、失敗した。

 ナイフが胸に突き刺さる。

 体を鈍い痛みが支配していく。

 嗤った顔が脳に絡みつく。

 セカイが闇に塗り潰されていく。


 痛みが鐘を忙しなく鳴らす頭で、必死に考える。

 この男、勝ったと思って良い気になってやがる。

 確か、兄貴がこいつを捕まえなきゃいけなかった筈だ。

 なら、一泡吹かせないと気が済まない。

 俺のためにも、兄貴のためにも。


 動かなくなった左手の分の、思考を右手に明け渡す。

 掴んだままの男の腕に、右手の意思を流し込む。

 視界を黒に奪われる前に、お前の片手を奪ってやる。

 消えそうなセカイの中で、必死に必死に自己暗示。


 大丈夫、やれる。















「アキラ、そこを右だ」

「畏まりました」


 大金持ちの代名詞のようなリムジンに乗って、件の場所を目指す。

 運転手のアキラさんは、どう考えてもヤの付くお方にしか見えないけど、とっても良い人なのだ。

 仁美ちゃんの専属ボディーガードでもある。


「いやあ、乗せて貰って良かったのかな?」

「お前のためじゃねぇよ。お前の妹、俺の後輩だったからな。見て見ぬふりは出来ねぇよ」

「あ、もしかして今流行りのツンデレってやつかな?仁美ちゃん、可愛いね」

「ンな訳ねぇだろボケ」


 嘘吐け、一回デレたじゃないか。

 完全に五分五分のツンデレですよ仁美ちゃんは。

 九割五分と五分だけど。


「……お前、ちょっとは落ち着けよ」

「何を言ってるんだ仁美ちゃん。僕は凄く冷静だよ」


 仁美ちゃんったら変なことを言うなあ。

 冷静だけど何だか熱いな、どうしてだろう。


「手から血を流してる奴が何言ってんだ。お前莫迦か?」


 おおう。

 何故か爪が食い込んでたよ不思議だね。


「あれだよ。血沸き肉躍る戦いが僕を待ってるから、血液が先走っちゃったんだ」

「……落ち着け。お前の妹はまだ生きてるって言ってるだろ」


 透はまだ生きてる。

 仁美ちゃんが視たことによると、ナイフを刺した後何故か鳶川裕早は止めを刺さないで笑っていたらしい。

 でも、いつ殺されるか分からないじゃないか。

 そんな状況で冷静な僕を褒めるべきだと思う。


「大丈夫、まだ殺ってねぇ。お前の妹から離れて行儀良く座ってるよ」

「いつ気が変わるか分からないでしょ。妹を心配して何が悪いんだ。おおう。血がドバドバ出てくるよ。どばどばどばーん」

「大分頭にキテるなこれは。お前、妹のことになると我を忘れるクチか?」

「妹が刺されて何も変化が無い奴なんて、居たら殴ってるよ」

「アタシだって殴ってるよ」

「ねえ、後何分?後何分かな?」

「あと一分もねぇよ」


 笑顔になると心も笑うなんてことを政治家が言っていたのを思い出す。

 僕が落ち込むことを透は望んでないと思うから、笑顔になることにしよう。

 にーっ。

 ちょっと歪かもしれないけど、まあこれでも十分だと思う。


 世にも恐ろしい殺人鬼さん。

 世にも恐ろしいお兄ちゃんが、相手をしてあげよう。


 クタバレ、クソ野郎。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ