MN1 ファイルOatb20021022・20220225・Jalb20220317
20年前
ーエルメス ルメイ町 ハノア炭鉱ー
少年1「はあ・・はあ・・・疲れた・・・」
ある少年2人は地下600mで鉱石を掘っていた
少年2「あと100掘りして今日のノルマは達成なんだ・・・なんとしても掘らないと」
その時上の方からトロッコらしきものが転がり落ちてくる
少年1「!? 何・・・?」
現場監督「お前ら!上がってこい!」
上から現場監督が2人を呼ぶ
少年1「わかりました!」
少年2「今行きます・・・うわこのトロッコ溶けてる・・・?」
地上に上がってくる
少年1「な、何これ」
そこにあった町は更地になっており、さらに足元の砂はガラスのかけらになっていた
少年2「街が・・・・ない?」
現場監督「さっき お前らの様子を見ようと降ってた時、炎が後ろまで迫ってて ちょうど足元で止まったから助かったが・・・上から残骸が降ってきてそれで地上に出たら・・・」
少年1「・・・母さんは?父さんは?姉ちゃんは・・・・?」
少年1は1歩1歩踏み出しついに走り出す
少年2「おいケン!」
呼び止めたが結局止まらなかった
2時間ほど歩いて、やっと街に着いたか
すでに消防隊がいるものと思って叫んだが、誰もいなかった
少年1「父さん!母さん!誰か、救急車は!姉ちゃん!」
左を見た瞬間 目に人影が映った
少年1「・・・!父さん!」
近づいてみたら それはただのカカシだった
少年1「・・・父さん・・・母さ・・・」
少年は倒れ込んだ もう体力は限界だった
ふと地面を見ると 人影が迫っているのに気づいた
少年1「・・・父・・・さん?」
見上げるとそこにいたのは
——————
ーPMC『REO』B1F特設ジムー
ある1人の男がランニングマシンで走っていた
???「ふっふっふっふっふっ・・・」
『速度上昇 10を10.25に変更しました』
???「ふっふっふっふっふっふっふっふっ!」
するとエレベーターのドアが開きコーチが入ってくる
コーチ「ゼニス!」
ゼニス「・・・・停止。」
『停止します 停止します』
マシンの走行ベルトは停止していく
コーチ「有酸素運動は控えろと言っただろう。それに自分で背中と胸を1ヶ月は本気で鍛えると言ったじゃないか。」
ゼニス「すいません いつの間にか・・・やってたみたいで」
停止したベルトの上で水を飲みながら答える
コーチ「たくっ・・・とりあえずトレーニングを始めるぞ」
ゼニス「はい。」
ピンポーン
黒服の男達4人が入ってくる
コーチ「なんだお前ら どこのやつだ」
黒服1「ゼニス・アイロニー・クルート 社長がおよびだ」
ゼニス「・・社長が?何の用で」
黒服2「選ばれたんだよ 君は」
ゼニス「選ばれた?何に」
黒服4「きてみればわかることだ」
コーチ「悪いが今からこいつは運動するんでね。そいつが終わったら連れてってやる」
ゼニス「いや、コーチ大丈夫です。わかった 同行する」
—————————
黒服1「失礼します。」
社長室の扉を開ける
ハンス社長「ゼニスを連れてきたか」
ゼニス「私のような二等兵上がりのものになんのようでしょうか」
ハンス「お前らは下がれ 一対一で話がしたい」
黒服たちは社長室から立ち去る
ハンス「先日のディアード紛争 ご苦労だった。よくあの状況から正規軍を救ってくれた」
ゼニス「言われたことをしたまでですよ・・・それで、今回はどのような要件で?」
ハンス「・・君はMNを知っているだろう」
ゼニス「・・・はい。」
ハンス「20年前のあの日、目撃された謎のロボット 去年になってまたエルメスに姿を見せるようになった。」
ゼニス「そのMNがどうしたのですか。」
ハンスは社長室の暗号付き引き出しからTOP SECRETと書かれたファイルを机の上に置く
ハンス「ヤツの抹殺計画とそれに関した新兵器の書類だ」
ゼニス「抹殺計画・・・?」
ハンスは椅子に座って窓を見る。
ハンス「エルメスが滅亡してから20年 まだまだ未知なことが多いあの亡国を調べたい大洋連合としてはこの事態を認めるわけにはいかないのだろう 国連軍共同の秘密作戦だ。作戦としては3フェーズに分かれてるのだが、そのフェーズ1」
ゼニスはフェーズ1に関することが書かれたページをちょうど見ていた
『フェーズ1:ピュグマリオン』
—————————
ーROE B9F 研究施設B地区機密兵器実験場ー
ゼニス「ここもかなり大きくなったな」
牛島「連邦復古派を支援して正解でした。感謝金として96550000ペータもらえたんですから」
研究員1「お待ちしていました。ゼニス・アイロニー・クルトー 案内します」
牛島「まさか死ぬほどMNを憎んでいるあなたがMNもどきを着ることになるとは」
ゼニス「ハハハ・・・俺も驚いたよ。なんせ社長直々の命令なんだから・・・資料は見せてもらった。装甲を瞬時圧縮させることで厚さは変えるが硬さはそのままとは 技術はそこまで進化したか。」
牛島がレバーを引くと一気に明かりがつき、MNが現れる
ゼニス「これが・・・」
牛島「型式番号MN02ーRV101 ZーNIS」
研究員2「スペックは想定ではレイに匹敵します。」
ゼニス「このフードはなんだ?少しダサいぞ」
牛島「投げてみてください」
牛島はナイフを手渡す
ゼニス「え?ああ・・・」
ナイフがフードを過ぎ去ったと同時にナイフはバラバラになった
ゼニス「・・・ハハハ!こりゃすげえ!」
牛島「先端に鉄をも砕くダイヤモンドとセラミックを結合させた刃を仕込んでいます。殺せるかはわかりませんが、少なくともあの装甲と拮抗はできるかと」
研究員2「準備完了です」
研究員1「これから実際に着て、訓練をしてもらいます」
ゼニス「あいつをやるためなら、どんな訓練だってやってやるさ。」
——————
ー3月17日AM4:57ー
EMI当社契約者専用宿舎C01号室
「父さん!なんでこんなことを・・・・助けてよ母さん!母さん!」
レイ「母さん!」
レイは夢から飛び起きる
レイ「はあ・・・・はあ・・・また夢かよ」
レイはまた眠りについた・・・
ーAM8:54 社長室ー
ライ「砂浜から消えたと・・・」
レイ「ああ。レーダーが確かに探知していたはずなのに 急に消えたんだ」
ライ「地雷か何かと間違えた可能性は?」
レイ「あるかもしれない・・・が 現状はなんとも言えないな」
ライ「となるとコードはどこにあるんだ・・・」
レイ「・・・そもそもなんで俺らがこんなことするんだよ」
レイはコーヒーを作りながら言う。
ライ「世界を救うためと言っただろう」
レイは椅子に座って作戦概要書をめくる
レイ「全世界の核ミサイルを一斉に発射する対2次大戦コード。その情報が入ったチップがエルメスのある情報機関に盗まれたのち禁断のものとして砂浜に埋められた・・・って何度見ても荷が重すぎるぞ」
ライ「現状エルメスでいちばんの軍事力を持っているのは我々EMIでもあり、君だ。君の力がなければ今のEMIはなかったからな。これは君とその仲間にしか頼めない」
ディスプレイにはコードの所在位置が書かれていた
レイ「今度はさらに東の・・・農場の方か」
ライ「そこまで移動したのか?」
レイ「もしかしたら何かに操られてるのかもな・・・ちょっと行ってくる」
ライ「頼む。」
レイは社長室を出て3人に出撃命令を出した
ミロシア「今度は農場・・・?」
リグ「なんでそんなところに」
サイザ「最低でも30kmは離れてるってのに・・・」
煎餅を食いながら話す
レイ「よし みんないいか。農場はかなりトークが蔓延ってる場所だ 気付かれず、そして冷静沈着に行くぞ。」
4人はワープ装置ポッドへと入り、エルメスへ転送されていく。
——————
ーROE 出撃待機場ー
アナウンス「現在エルメスに展開している勢力は、AAA TOF114 Am55 EMIです。」
ゼニス「・・・・来たか MN・・・!」
to be continued・・・
・用語解説「大洋自由連合」
コロム連邦共和国が主催する連合。元々は共和国国王リー3世が共同連合体による戦争根絶のために作り上げられた組織だが現在ではエルメスの監視を主な目的としている。資金源不足により、EMIから借金をしている。またこの連合にエルメスは所属していなかった。
・システム解説「エルメスでの戦闘・略奪」
エルメスの滞在時間は35分と決められており、その35分の間になるべく資源を集め帰還しなければいけない。その中で通常の車やヘリといった移動手段ではなくワープ装置による転送技術が確立されこれの応用として弾薬を弾倉内に直接転送したり燃料もタンクの中に直接転送することで継戦能力が大幅に強化された。




