MN1 ファイル20220315
エルメス農場、軍用ヘリの墜落跡地。
焦げた金属の臭いと静寂の中、PMC「RFD」の派遣部隊が獲物を物色していた。
RFD1「……見つけたぞ。こいつはいい。開けるぞ」
リーダーのRFD1がハッチをこじ開ける。仲間の2と3が銃を構えて周囲を警戒した。
RFD1「ビンゴだ。ヘルメットKF11、市場価格59万……よし、転送」
1が端末の赤いボタンを押すと、電子音と共にヘルメットが粒子となって消え、本拠地の倉庫へと送られた。
RFD2「ふっ、これでプラス95万……」
――ドォォォォン!
突如として爆炎が上がり、2の言葉が遮られる。
RFD1「奇襲だ! 散れっ!」
銃声が響き、2が崩れ落ちる。
RFD2「ぐあっ!」
RFD1「ジョォォォン!」
1は遮蔽物に飛び込み、怒りの咆哮と共に援護射撃を開始した。
RFD2「スティムを……使え……!」
2が震える手で注射器を取り出そうとするが、その手元に無情にも手榴弾が転がってくる。
RFD2「グレネードだっ!」
――爆発 周囲に肉片が飛び散る
爆風が収まった後、そこには別の略奪者たち、AAAA部隊が立っていた。
AAAA1「へっ、運がなかったな」
AAAA2「こいつ、純金のライオン像を持ってやがるぜ。今日は最高だ」
AAAA3「よし、深追いせず撤収……」
グルルルルル...
畑の中からうねり声が聞こえる。
AAAA1「...!トークだ!」
ダダダダン!ダダダダン!
グルァゥ!
オオカミ型トークは一瞬怯んだがすぐ向かってくる
グルルルルル!
シャキッ
斬撃音とともに血が飛び散る
AAAA3「ウグアウッ!」
AAAA2「ちっ!」
AAAA1「落ち着け!言った通りにしろ...」
チチチチッ
4つのグレネードを投げる
AAAA4「死にやがれこのぉ!」
ダダダン!
キキキキッン
グレネードに弾が当たり
バババアアアアン!
AAAA1「...やったか?」
グルルルルル....
AAAA4「あ、、、ああ」
ダダダダン!ダダダダン!ダダダン!ダダダダダダダ---
AAAA1(強...すぎる)
1瞬で2人が殺され、残る1人も重症を負った
グルルルルル...グルフゥ...
オオカミ型トークはAAAA1に降伏するかと言っているように顔を見る
AAAA1「まだ...弾は...あるんだよぉぉおおおおおおお!」
グルアアアアアアア!!!
切りかかろうとしたその時
...グルゥ?
バッ!!!
喉元を拳がかすめる
グルルルルル!?ウグアアアアアアウウウウ...
AAAA1(!?一体誰だ!?)
そこに立っていたのは例の機械人間。PMC達の間で噂されていた最新兵器。
レイ「....あんたは」
AAAA1「た、助けてくれてー」
AAAA1は礼を言おうとしたが、ぶしゅっという音ともに頭部を蹴り潰される
レイ「...良いもん持ってんじゃん」
レイは純金ライオン像をリンゴのように放り投げキャッチする
グルルルルル...
オオカミ型トークは自分を忘れたような態度をするレイに怒りを露わにする
レイ「ん?あー えっと 狼型だっけ」
プシュウ...プシュウ...
各装甲から排気熱がでる
レイ「排除する」
グルアアアアアアア!!
レイ「よっと!」
脇腹にカウンターを仕掛け、腹を貫通する
グルル!?
レイ「ふっ!やるねえ」
レイ「チェックメイトだ!」
ベルトの右下部分にあるボタンを押す
キュイイイイイイイイイイイイ
グルル!!!
オオカミのトークは襲い掛かろうとする
それが起きたのは一瞬だった。
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国連議長「とあるpmcのコントラクターが撮影したこの映像。この機械人間はエルメスに住み着くトークを殺しています。」
A国議員「エルメス・・・20年前テロによって滅んだ共和国・・・。かつては鉱石や希少資源が眠っていたが、現在はそれのほとんどが放置され、不可侵条約が結ばれたものの、PMCが次々侵攻していると・・・」
下位議員1「確かイリピットを使ったテロか?」
下位議員2「わしの息子も鉱山で火事に巻き込まれた」
S国議員「すぐに奴らを止めるべきです!でなければ条約を結んだ意味がなくなります!」
国連議長「我々もそうしたい・・・だが、できない」
I国議員「なぜですか!敵はpmcですよ!国連が総力を上げれば簡単に潰せます!」
国連議長「それが難しいと言っているのだ。」
議員達「どういうことだ・・・」
レイ「今月は740万越え、、、!大儲けだ。」
国連議長「ここまでpmcが成長するとは思わなかった...。あの兵器は我々が力を合わせても倒すのは容易では無い。」
議員1「それって...」
国連議長「エルメスの悪魔コードネームマスクドナイト」
ーMN1 第一章 悪魔と勇者ー
ブルルルルルルルルルルル...
荒野をすぎていく1台の車両。車内ではジャズが流れていた
レイ「lalalalalala....It's okay to break up with him, because there's another one. Don't be negative, you'll lose yourself.」
警察「すいません。社内通行許可証を...」
レイ「wing to fly...お、すまねえな」
気さくな挨拶をしたあとレイは通行許可書を渡し社内に入っていった。
車が過ぎた後もう1人の警官がイライラしたように出てきて
警察2「うるさいんだよー!音量もっとさげろや!」
警察「まぁ落ち着け落ち着け。ああいう人なんだよ」
警察2「なんすかあいつ...変なサングラスだし とても兵士とは思えませんよ」
警察「そう思うだろう。だが、彼は社長から随分気にいられている。私も色々言いたいが、口出ししたら解雇されそうだからねえ。」
警察2「ちっ 後でTritterに書き込んでやる」
警察「収入も少ないしああいう輩はいるしほんと...」
PMCの派遣バイトも楽じゃないよなぁ...
上空には訓練用戦闘機が飛んでおり、さらに隣では兵士の訓練が行われていた
ーーーーーーーーー
キィッ...ヴィーーーーン
レイは車から降りて、建物の中に入る
レイ「よし...」
社内TVモニター「現在のエルメスは 全地域にて快晴です。今後も 天候が変更する場合があります。現在のエルメスに展開されてる兵士はRFD CVBGY AAAAです。...」
中に入ると、まるで近未来のような空間のオフィスが広がっていた。
社員1「契約どうよ」
社員2「元コロム連邦の第3スナイパー大隊の人をスカウトできそうです。土産にウルティア連邦産の海老煎餅を持って行こうかと」
社員3「いや、あの人は煎餅よりも餅の方が好きだと言っていた。後でいい店を紹介してやる」
社員2「あ、ありがとうございます!そういえば先日の接待の件ですが・・・」
社員の横を通りレイはインフォメーションセンターへ向かう
案内人「おはようございます。レイさん」
レイ「社長は?」
案内人「社長は社長室にて待機中です。」
レイ「ありがとう。」
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ピンポーン 最上階です
レイ「社長さん」
ライ「レイ。2分遅刻だぞ」
レイ「それプラス16秒」
ライ「そろそろ遅刻癖を治せ。お前もここに来て3年が経つ」
レイ「ハハっ・・・それで、新人というのは?」
ライ「ああ、そうだった。紹介しよう」
三人が社長室に入ってくる
ライ「左からリグ・ベトラー、サイザ・パッスター、」
ライ「そして・・・ミロシア・マクタビッシュだ」
リグ「よろしくお願いします」
サイザ「よろしくです~」
サイザは左手にポテチを持っていた
ミロシア「・・・」
レイ「・・・」
ライ「何、優秀だから集めただけだ。別にそんな人間関係がどうとかって関係ないだろ?」
リグ「・・・?」
ライ「まあとりあえずだ。まず君たちには、エルメスがどんなところかを説明しなければな。伊達!」
また社長室の扉が開く
伊達「EMI特殊装備開発研究部責任者及びインフォメーションセンター責任者の伊達智和です。よろしく レイさん、お久しぶりです」
レイ「伊達!お前元気にしてたか!」
伊達「まあなんとか、さて皆さんにはこのビデオを見てもらいます」
伊達はDVDを差し込み再生する
Welcome to HELLMES!!
ここはかつて存在した連合の要となっていた国家です。現在は20年前イリピットから発せられた炎が国土を覆い荒廃、さらには謎の生命体トークが蔓延っています。不可侵条約が作られていたものの13年前に[[CYラボ]]が条約を破り侵攻を始めてから様々なPMCが利益をめぐってここで戦闘を繰り広げています。なぜそこまでPMCがここにくるのか。それはかつてここが世界有数の希少金属が取れる国家だったからです。この国は国民の約78%が富裕層でありかつて下位国民の職業だった鉱夫は勝ち組の職業になっていきました。国民は純エメラルドのネックレスを身につけ、部屋には無数の金像が飾られていました。そしてそれは今でも大きな価値がある だからPMCは資金確保のためにここにこぞって集まってるというわけです。わかりましたか?では次に主な戦場について
*この国の戦場
農村
エルメスの富裕層に贅沢な食事を送るために設置された大規模な農村。下位国民の救いの職業として機能していました。南西にある小麦畑は焼夷弾で焼いても35分後には復活するという不屈の小麦と兵士の間では噂されています。さらにその北にはエルメス軍用ヘリの墜落地点があり物資があることがあります。もし探索の途中で武器を失ったりしたらここにくるといいでしょう西の食糧倉庫には救護品や拳銃、弾薬がありさらには所長室の鍵を使えば金銀財宝を手に入れることだって・・・
渓谷
標高2685mのタミ山の登山道入り口がある村。ここは鉱山への入り口でもあったため財宝が見つかりやすいです。さらにここにはかつてマフィアが展開しており、ボスがつけていたネックレスもどこかにあるとかないとか・・・・
ビーチ
現状最高警戒クラスの場所です。現状我々の特殊部隊が調査をしていますが世界を救うためのコードが眠っています。特に語ることはありませんが観光気分で来るのもいいでしょう。トークに襲われる覚悟があればの話ですが
銀行
純金やダイヤモンドなど鉱石の保管場所でした。さらには金庫はイリピットの被害を免れていたため中の紙幣はほとんど無事です。なので6年前強盗団がそこを狙おうとしましたが全員行方不明になりました。それもそのはず、ここはもはや一つの生物になっています。どうやら屋上に巨大なトークが潜んでいるらしく侵入者を全員排除しており、どのPMCも近づこうとしません。
鉱山
現状1番PMCが展開している場所です。露天掘りの後や炭鉱、金鉱などがあるためかなりの利益になります。鉱山にいるモグラ型トークはあまり脅威にもならないためかなり制圧しやすい場所になっています
テレビ局
かつてエルメスの茶の間をあっためたり冷やしたりする番組を提供してきたテレビ局「エレリクトルチャンネル」の放送局。何やらかなり闇深い放送局であり利益を使って人体実験をしていたなどの陰謀論が展開されています。無数の部屋があり中には金庫もありますが、金庫を開けたものはまだいないと言われています。住み着いている蜘蛛型トークは仲間同士の連携を得意をしており厄介な敵となります。
これがエルメスの主な戦場です
そして最後にエルメスにおけるルールを
ルール
-エルメスに展開していい時間は35分間。それ以上展開していると死ぬ可能性があります。
-なるべく多くの財宝を持ってくること。最低78500000ペータ(10億円)以上は持ち帰ってくること
-トークはとても高い繁殖能力を持っており殲滅は不可能だと思ってください。
それでは、契約完了です。装備を整え 出発してください。いい旅を
リグ「なるほどな」
サイザ「1発でわかんなかったぞ」
ミロシア「まあ・・・とりあえず敵を殺せってことでしょう」
ライ「よし、じゃあ君たちに早速ミッションを与える」
ライは椅子に腰掛ける
レイ「なあ社長さん。こいつらまだ入ったばっかだろ。こんな奴らになんのミッションを」
ライ「何を言う。彼らは全員シャン・ド・ウォールの精鋭小隊アグヌキスタの出身だ。彼らなら百人は余裕で殺せる」
レイ「そうなのか・・・で、ミッションは?」
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ミロシアは、廊下を歩いていた
レイ「ミロシア!ミロシア!」
ミロシア「・・・はい?」
レイ「・・・大丈夫ならそれでいいんだ」
ミロシア「・・・あんたは社長から大変気に入られているようだな。MNのおかげだということを忘れるなよ」
レイ「あれは・・・仕方がなかったんだ。利益のために」
ミロシア「・・・また利益利益・・・聞き飽きたんだよ!」
ミロシアはレイの胸ぐらを掴む
ミロシア「そんなに利益が大切か?人の命より会社の利益を優先するのか!?」
レイ「利益を得るためには犠牲が必要だ!」
ミロシア「あんたには人の心がないのか・・・?」
レイ「なわけねえだろ」
ミロシア「・・・クソが」
手を離し、自室へと入っていった
レイ「・・・・こんなメンバーであんなミッションが務まるとは思えないんだが」
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PM6:28レイたちは出撃した
ヘリの中にて
レイ「よし!総員武装チェック!」
リグ「よし!」
サイザ「よし!」
ミロシア「・・・よし」
レイ「よし!作戦のおさらいだ!」
ヘッドディスプレイにマップが表示される
レイ「まず目標物はビーチの東の砂浜に埋もれている!大体・・・丸で囲ったところ、兵士が展開しているかもしれない!トークもだ!十分気をつけろ!」
ロープが地面につき、降りていく四人。
レイ「作戦開始!」
To be continued




