目覚めたのは病院
記憶を取り戻していくという、ありがちな話です。
初投稿なのでどんなことを書くかも真っ白なので、温かい目で見守ってください。
私は一体、何をしていたのだろう。
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目が覚めると、自分は真っ白な部屋にいた。微かに薬の匂い。誰かの話し声。
「ここは、どこだろう」
それとなく呟いてみたが、返事はない。
先程まで、眠っていたのだろうか。まだぼんやりとしている。
「起きましたか!」どこからともなく、そんな声が聞こえる。
それが私に向けられた言葉だと理解するのに、10秒かかった。
「あ、えと……」
「無理しなくて大丈夫ですよ、紫雨さん」
「紫雨、さん……」
「あなたの名前です」
彼女の話を聞く限り、どうやら私は記憶喪失というものらしい。
それを理解するのに、また10秒。
「まだ眠いんですね」と言われた。
彼女が言うに、「3日間も眠っていたので仕方ないこと」らしい。
「えっ。3日間もですか」
よくわからない話のせいで、脳が段々と目覚めてきた。
今までの会話を思い出しながら、思った。
(何をやったら記憶喪失になるんだろう)
無理に今思い出さなくていいと言われたので、いったん置いておくことにした。
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看護師さんの話を聞く限り、私は紫雨 南帆という名前で、
3日前に病院へ運ばれ、ずっと昏睡状態だったらしい。知り合いらしき人もいなかったとか。
そして疑問。
(私は何をしたのだろう)
しかし記憶喪失なため、無理に思い出そうとすると体に悪影響というのを教えてもらったので、諦める。
なぜか私の身分に関するようなものがなかったらしい。家に忘れたか、誰かに盗られたか、落としたか。
スマホはあったのだが、画面は割れており、電源も付かないため、意味がない。
ぐぅぅぅぅ……
「ふふっ。お腹、空いたみたいですね。今、食べられそうなもの持ってきますから」
そう言って、看護師さんは部屋を出た。
真っ白な部屋に残ったのは、私一人。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
未熟ですが、続けていけたらいいなと思います。