表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

とおしてみる、すかしてみる

作者: みなはら


『透してみる、透かしてみる』




物事を通して相手を観る


物語を通じて相手を視る



知ることは僅か


僅かな知ったこと



わずかな情報(しること)幻想(おもいこみ)で相手を想う


わずかな想いを全てと思い言の葉を綴る



綴られることは相手か世界か


紡がれる世界は想いか人か




みるものは何か


言の葉


紡がれる世界


そこに暮らすひと


そこにあるおもい



綴る言葉と


書く人のおもい


そこに広がる世界



人の世界


書くひとのせかい


綴られた世界と人


そこにあるおもい



そこにあるものは


わたしのおもい


わたしのことのはという


おもいでつづられたせかい



けれども


ひとりではきづけなかったせかい


ひとりではつむげなかったせかい



つづられたせかいには


ひとりではないおもいがある


そこにはひろがっている


氷山の一角のように





衝立(フィルター)の先にある世界と人


曇硝子(フィルター)を透かしてみる人と世界



わたしのすむせかい


かくひとのすむせかい


そこにあるせかい


わたしのみるせかい


わたしのいないせかい


でもおもいのつうじるせかい


おもいのそこでつうじているせかい



想いは透して世界を観る


想いを透かして世界と繋がる



わたしのすむせかい


かくひとのすむせかい


ことのはというおもいで


せかいはつながりをえて


せかいはひろがる


せかいはひとをみる



そこでひろがるせかいは


ひとつとなり


そこでひとつとなるせかいは


ひととおもいをしる



ひとつにとけあい


せかいがうまれる











ことのはをとおして




せかいとひととつながる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  時には誤解もあるかもしれませんが。  言葉にしなければ、普通は伝わりませんよね。  綴られた言葉に呼応して引き出される感情と。  綴られた言葉に反応する誰かの存在と。  その両方がある…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ