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箱シリーズ

詩 箱の中にあるだけの幸せ

作者: 仲仁へび



(私達は、生まれた時に箱を手渡される)


(その中には一生分の幸福とか奇跡とか、幸運が入っているから)


(好きなタイミングで開けるのよ。でも……)



 幸せなんて 願うだけで

 決して手に入らないもの


 奇跡なんて 言葉ばかりで

 決して 幸せにしてくれない


 だから何もたよらないよ

 現実だけを見ていくよ


 夢なんていらない

 憧れなんて不要


 どこまでもないものは見ない

 どこまでいってもないのだから


 周りの人を眺めて不思議がる

 どうしてそんなことを?


(どうして?)


(どうして私の箱だけ開かないの?)



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