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第14話「出戻りルーマ国」

突然の両親投獄の話で、私は顔面蒼白になった。


(なぜ……)

(どうして……!?)


(まさか、私がミハイル王子の要求を断ってアレクシオスと一緒にコンタンディオス帝国に来てしまったから……!?)


でもこの国に来てから、ルーマ国から使者どころか事前の要請や報せすらなかった。

いきなりのこの仕打ちはあんまりではないか……


そもそも、公衆の面前で自分に恋人ができたという理由で、一方的に婚約破棄を宣言された上に暴力や暴言まで受けた。

その上両親まで投獄するだなんて……


一体私にどんな恨みがあるというのだろうか……

イザベラに心を奪われたのはミハイル王子の方なのに……



心がどんどん重くなっていき、気付けばナイフとフォークが手から落ちていた。

一度心を落ち着けようと大きく息を吸い、顔を上げた。



(とにかく今は一刻も早く国へ帰って事実を確認しなくては……!)


「陛下……!」

私は顔を上げた。



「ダメだ」


「!!」



「親のことは諦めろ」


「……っ!」


彼は冷たい表情のまま答えた。



「どうしてですか……!?」

「もう過ぎたことだ。起こってしまったことはしょうがない」


「そんな簡単に割り切れるわけないじゃないですか!!」


私は声を震わせて反論した。


「割り切れない?なぜだ……?」


「……!?」


アレクシオスは眉を寄せて、心底不可解な顔をした。


昨日の手紙の時もそうだったが、

この人は親兄弟を殺すほど家族を憎んでいたから、私の両親への感情が理解できないのだ……


家族に関する単語が出たことで、彼の心にいささかの怒りが折り混ざってきたのが分かって、ひとまずこの話題は終わりにすることにし、食事に向き直った。


(でも……)


「………」



「なんだ、もう食べないのか?」




「はい……」



両親がいまどんな目に遭っているか分からないのに、食欲など出るはずがなかった……

私はナイフとフォークをお皿の上に戻し、食事の終わりのサインを出した。



「先程の食欲はどうした?」


彼は本当に、私の気持ちが理解できないらしい……


「ちょっと食欲がなくなりましたので……」


突然表情を無くした私を怪訝そうな顔で見ながら、アレクシオスは無言で食事を続けた。




◇◇◇




夕食の後は入浴の時間だ。

いつもは侍女達に入念に磨いてもらうところを、今日は一人で入りたいからと手伝いを断った。



理由はもちろん…時間を稼ぐため……



私はやっぱりルーマ国で捕えられている両親を諦め切れなかった。


先程のアレクシオスの態度からも、彼が国へ帰らせてくれないことは明白だった。

だから、今日この城から出ていくことを決意した。



入浴後、寝室へ向かえば、いつものように部屋で待ち構えているアレクシオスに手枷をはめられ、朝まで拘束されてしまう。


(逃げ出すなら今しかない……!!)


私はすぐさま、とっておいたメイドのお仕着せに着替え、部屋のシーツを剥がしてそっとバルコニーに出た。


シーツで紐を作っている時間はないので、シーツの端をそのままバルコニーの柵に縛り付けて、そこを伝って降りることにした。


急がなくちゃ……!


今頃アレクシオスは入浴の時間だろうから大丈夫だろうとは思うけど、それでも急ぐに越したことはない……!


シーツをしっかりと縛り付け、バルコニーの柵をサッと跨いで下へ降りようとしたところ、


バンっと寝室の奥の部屋の掃き出し窓が開いた。


そこから半裸のアレクシオスが姿を現した。


「な……っ!!?」


慌ててシーツに乗り移ろうとするが、シーツがゆらゆらと揺れて、足が上手くかけられない。


そうこうしているうちに、アレクシオスが軽々とバルコニーを飛び越えてきた。

ここは二階で、部屋と部屋の間は1メートル以上空いているはずだが、躊躇うことなくこちらに向かってくる。

無駄のない美しい動きだった。

さすが、日がな訓練場に入り浸っているだけはある。


(……なんて感心している場合じゃない!!)


慌てている間にうっかりシーツから手を離してしまった。


「あっ……!」

私の体が空中に放り出される。



ガシッ‼︎


そのまま下へ落ちるかと思いきや、アレクシオスが私の腕を掴み取った。


「貴様……!」


鋭い赤い瞳に睨み付けられたまま、そのままバルコニーへと投げ入れられた。


ドンッ!


「痛っ!!」

上半身から落ちて、思い切り肩を強打する。


「受け身もとれないのか……そんな身体能力で、どうやってここを降りるつもりだったんだ……?」


アレクシオスが煩わしそうな目で私を見る。


(確かに……)


冷静になってみれば、この高さを私が降りるのは無謀だったのかもしれない……


今だってアレクシオスが助けてくれなければ、下手したら死んでいた。


「だって……いま会いに行かなければ、私……」

私は俯いたまま声を絞り出し、涙をこぼした。

震える声は、夏の闇夜へ消えていった。






◇◇◇



「………」 


脱走に失敗した私は、アレクシオスに手を引かれながら、いつものように寝室へと案内された。


さすがのアレクシオスも呆れたのか、先程から何も言おうとしない。


「………」


ベッドへ上がると、私は観念して両手を差し出した。


「………」



「ここで、もうひと暴れしないのか?勇猛果敢な聖女様らしくないではないか……」


「…………」


アレクシオスは挑発するように皮肉を言った。



「……あなたと闘っても敵う気がしませんから……」

私は虚な表情で答えた。


先程のバルコニーでの身のこなしもそうだが、目の前の逞ましい体つきを見る限りでも、力では到底敵わないことが分かる……


上着を着ている時には気付かなかったが、身体がとても引き締まっていて、筋肉のつき方も無駄がなく、身体の内側から力強いエネルギーが感じられた。



「約束を破って逃げ出そうとしたことは謝ります。でも、私はどうしても両親に会いたいんです……私のせいで投獄されたというなら尚更……」

私はまた目を潤ませた。


「………」


「私がここまで何不自由なく生きてこられたのも、淑女として必要な教養を身につけさせてくれたのも、ひとえに両親のおかげなんです……厳しい方達でしたが、それでも私にとっては唯一の家族なので……」

そう言ってまた涙をこぼす。



「そうか……俺には到底理解できないが……」



(そう……ですよね……)


アレクシオスは、差し出す私の手首を掴んだ後、手枷のついた鎖を突然ベッドの外に投げ捨てた。


「!?」


そして自分の元へ引き寄せると、私を抱きしめるように横になった。


「え、ちょっと待ってください!手枷は……?」


「毎晩お前が動く度にじゃらじゃらとうるさいからな。それに、こうしていれば逃げられないだろ?」


彼の腕の中に閉じ込められ、顔が火照る……


半裸の逞しい身体が直に感じられ、熱い体温が伝わってきた。

恐らく入浴中に私の気配を察して出てきたのだろう。


よく見たら髪も生乾きのままだった。


「入浴のお邪魔をしてしまい、申し訳ありませんでした。このままでは陛下が風邪をひいてしまいますので、どうか上着を着てください!それと髪も……!」


私が腕から外れて起き上がろうとすると、


「ダメだ、俺から離れることは許さない」

そう言って私をより強く抱きしめた。


昨日までは、私の身体の上にただ腕を乗せていただけだったのに、今日は私を自分の身体の中に閉じめるように、両腕を回してきつく抱きしめた。


こんな風に男性の腕の中で抱きしめられたのは初めてだったので、思わず頭が真っ白になった。

アレクシオスの低く掠れた男性らしい声が心臓にまで響き、私は頭がのぼせたようにクラクラとしてしまった。



そうしていつものようにすぐ寝入った。


「………」


私はいつもと違う調子のアレクシオスを見上げた。



(さっきの今で、どうして今日は手枷をつけなかったの?これでは逃げられてしまうじゃない……)



アレクシオスの行動には不可解な点が多かったが、このチャンスを逃さない手はなかった。

たとえそれが罠だったとしても……



私はしばらくアレクシオスの様子を観察し、起きる様子がないことを確認すると、彼の腕の中からそっと抜け出し、こっそりと部屋を出た。


私はメイド服のままだったので、他の者に紛れて逃げることができた。

元々使用人の少ないこの宮殿では、この時間に廊下を歩いている者はほぼおらず、部屋から中庭へは容易に出ることができた。



さすがに宮殿の外に出るための門には見張りがいたが、植え木などに身を隠しながら門まで近づいて行くことができた。


「………」


問題は門だ。


門の内側には2人の門番がいた。

城の周囲は高い壁で覆われているため、出るにはあの門を通らなくてはならない。


どうしたものかと悩んでいたら、突然門に向かって馬車がやってきた。


「……?」


(どうしてこんな時間に馬車が……?)



(でもこれは千載一遇のチャンスだ……!)



私は門が開くタイミングでそこを走り抜けようと、身を乗り出して様子を伺った。

心臓が早鐘を打ち、体が強張る。

門番が今まさに鍵を開けて門を開けようとしている。



(いまだ……!!)



「クリスティア様!」

「ひゃあっ!!」


突然後ろから声をかけられて、心臓が飛び出そうなほど驚いた。


振り返ると、そこにはローランが立っていた。


「!!」


(まずい……!!)



私が何か言い訳をしようと口を開く前に、彼はにっこりと笑って、手を差し出した。


「こちらです」



「………」


この状況ではもう逃げられない……

私は観念して彼の手に自分の手を乗せた。


(はぁ……)


ローランに見つかってしまったのなら、アレクシオスの耳に入るのもそう遅くはないだろう……


私は殺されるだろうか……?


殺されるかもしれない……


今のさっきで、また逃げ出してしまったのだから……

彼の冷たい呆れ顔が目に浮かぶ……



私は項垂れて、この後起こるであろう恐ろしいことにあれこれと頭を巡らせていたら、何故か門の所まで連れてこられ、馬車へと乗せられた。




「へ……どうして……?」



(私を逃がしてくれるというの……?)


私は信じられない気持ちでローランを見た。



ローランは穏やかな表情で頷いた。


「この馬車がルーマ国まであなたを安全にお連れします」


「!!」

(ローランが逃げる手助けをしてくれるというの……!?)


「ありがとうローラン。これはすべて私の仕業だと陛下に伝えてちょうだいね。ローランがとがめられることのないように」


それを聞いたローランは優しく微笑んだ。


「クリスティア様はお優しいですね……」


「ですが、ご安心ください。陛下はすべてご存知です」


「え!?」


「この馬車も陛下のご命令で急遽ご用意いたしました」


「な……!!」


(アレクシオスが用意したというの……?)


(一体いつの間に……)


恐らく私が部屋から出ていった後にこのような指示を出したのだろう。

すべては彼の手の上だったというわけだ。



今思えば、アレクシオスのあんな不審な行動に疑問ももたずに逃げ出そうとするなんて、恐ろしく慎重さに欠けた行動だった。


(どんな時でも冷静に考えることを心掛けなければ……)



馬車に乗りながら、私はアレクシオスといた部屋の方角を振り返った。


(口では反対していたのに、最後は私の意思を尊重してくれた……)



「陛下にお礼をお伝え願えますか……?」


「ええ、もちろんです」

ローランは優しく微笑んだ。


「そちらのカバンは陛下からです。では、お気をつけていってらっしゃいませ」



馬車がゆっくりと動き始めた。

門番も当然のように門を開けてくれた。


(本当にアレクシオスが逃してくれたんだわ……)



カバンをそっと開けると、中には今日彼がプレゼントしてくれた赤いドレスとアクセサリーが入っていた。


「……っ!」


それを見た瞬間、なぜだか胸が痛くなった……





◇◇◇





翌々日の朝。

馬車に揺られ、一日半かけてようやくルーマ国へと入ることができた。


我が国の国境付近の村々は、コンタンディオス大帝国に比べると、それなりに豊かに見えた。


それもこれも国の管理体制がしっかり機能しているのと、先代の聖女様が全国各地の農地を見て回り、環境を整えてくれたおかげだ。


私は馬車の窓から畑を耕す人々や町で働く人々を眺めながら、コンタンディオス大帝国で立てた計画を思い返した。


(あの計画をアレクシオスがちゃんと実行してくれるといいのだけれど……)


「………」


もし可能であるなら、もう一度帝国へ戻って、自分であの国を立て直したい……


これまで歴代の聖女様達がルーマ国を支え、困難から国を救ってきたように。


この先、生きてあの地へ戻れるのかは、分からないけれど……



私はかつて聖女様と何度も足を踏み入れた村や町を、馬車の窓から懐かしい思いで眺めたが、私を見る人々の目はなぜかとても冷たかった。




◇◇◇




「ミハイル王子!失礼致します!!」


「んーなんだ……?」


突然部屋へ入ってきた騎士の声で目覚めたミハイル王子は、身体を起こすことなく気だるげに答えた。


「聖女様…いえ、マリッシア公爵令嬢…いえ、クリスティア嬢がいらっしゃいました!!」


「ふん!ようやく来たか!!ここに通せ!」


「え、ですが……」


「いいから通せ!!」


「は、はっ!」





まだ辺りが静まり返る朝のうちにルーマ国の宮殿に到着すると、門番が帝国の紋章と私の姿を確認しにきた。

しばらくしたのちに宮殿から別の騎士達がやってきて馬車の扉を乱暴に開けた。


「お前があの罪人の女だな!」

「のこのこと戻って来るとは、馬鹿な女だ!来いっ!!」


二人の騎士に両側から乱暴に腕を掴まれ、ルーマ国での自分の立場を改めて再確認しながらも大人しく従った。


アレクシオスにプレゼントされた赤いドレスを身にまとった状態で。


さすがにメイドの服というわけにはいかなかったので、正直助かった……

本当、アレクシオスの用意周到さには頭が下がる。



歩き慣れた広い廊下を男二人に連れられて歩いていたら、反対側から別の騎士がやってきた。


「ここから先は俺が連れて行く」


「なんだと!?俺達が上官から命令されたんだぞ!お前、手柄を独り占めする気か!?」


「いまミハイル王子とイザベラ様はクリスティア様のことですこぶる機嫌が悪い。とばっちりを受けたら可哀想だから代わってやろうかと思ったんだが……余計なお世話だったようだな」


「ボーッとしてイザベラ様の酒瓶に当たるなよ」

向こう側からやってきた金髪碧眼の美しい騎士が意味深な笑みを浮かべながら踵を返した。


「ま、待てよ!」

「そんなに言うなら代わってやってもいいぞ!?」

そう言ってその騎士に私を引き渡すと、2人はそそくさと去って行った。


(イザベラの酒瓶に当たるな……?)


(一体どういうことかしら……?)

私は首を傾げた。



その疑問は部屋へ案内された瞬間、すぐに理解できた。


通された謁見の間には、本来あるべきではない大きなベッドが部屋の真ん中に置かれ、決して狭くはないその部屋中にアルコールの匂いが漂っていた。


(これは一体……!?)


自分が知っていたかつての謁見の間とは似ても似つかぬ有様に、戸惑いが隠せなかった。


目の前のベッドには新しく聖女となったイザベラとミハイル王子がいた。


「ふん!ようやく来たか……!」


(ミハイル王子……)


隣のイザベラは、聖女とはとても言えないような肌の露出の多いネグリジェを身につけて、ぴったりとミハイル王子にくっつき、ケラケラと笑い声を上げていた。

その様子を見るに、かなり酔っているようだった。


いくら朝とはいえ、来客が来た際には急いで着替えるものだと思うが、そのような時間もなかったのだろうか……?

まさかいつもこのような姿で謁見を……!?

いや、そんなまさか……


よく見ると部屋中の至る所に酒瓶が転がっていた。


クリスティアの常識では考えられないことが目の前で繰り広げられており、思わず眩暈がして倒れそうになる。


「大丈夫ですか!?」

すぐ後ろにいた騎士が私を支えてくれた。


私を部屋まで連れてきたこの騎士は、先程の2人のような蔑みの目ではなく、心底心配したような目を私に向けていた。


「……ありがとうございます」


こんな中でも、私に親切にしてくれる人がいる。

それがとても心の支えになり、私に冷静さを取り戻させてくれた。


「ミハイル殿下!」


私はミハイル王子に向かって声を張り上げた。


ミハイルが無意識にピクッと背筋を伸ばした。


「私の両親が投獄されたと伺いましたが、それはどういうことでしょうか……?」

私は静かに怒りを抑えながら、ミハイルを見据えた。


「いや…それはだな…えっと、なんだその……」

私の気迫に押されたミハイルが圧倒されて、しどろもどろになる。


「公爵夫妻はクリスティア様に偽聖女を騙らせた罪で投獄したのよね〜〜?」

隣のイザベラがミハイルに寄り添いながら言った。


「ん?そうだ!その罪でだ!!」


「………!!」


(私の両親を投獄した理由すら覚えていないというの……!?)

私は湧き上がる怒りを堪えるように、拳を強く握りしめた。


「……私が自分から聖女を名乗ったことがないことは、前回の夜会でお話したかと思いますが……!?」


「ふんっ!そんな言い訳は通用しない!!」


「言い訳!?」


「お前と公爵夫妻は、王妃の座を狙って王族を乗っ取ろうとした!その罪はでかい!だから爵位も剥奪してやった!!」


「どうしてそこまで……っ!!」

私は声を上げた。


「ははっ!当然だろ!?」

動揺した私を見たミハイルは、途端に勝ち誇ったような笑みを浮かべた。


「公爵領で働く使用人達や領民達はどうなるのですか!?」


「問題ない!代わりにイザベラの親を公爵にする!使用人もそのまま使ってやるから安心しろ!」

そう言ってイザベラの肩を抱き寄せた。



(イザベラの両親……!?)

確か彼女は準男爵の平民の娘のはずだ。


「領主としての教育を受けていない平民の方が、いきなり大公爵領の経営管理などできるのでしょうか!?誰か領主代行の者は付くのでしょうか!?」


「ええい、うるさい!!そんなものは必要ない!!俺が決めたことにお前が指図するな!!」

ミハイルが声を荒げる。


「ひどいっ!!私はもう公爵令嬢になったのに、いま平民ってバカにされたわ!!ミハイルぅ〜っ!!」

聖女イザベラがミハイルの腕に泣きついた。


「貴様ぁっ!!」

それを見たミハイルが更に声を荒げた。


「俺のイザベラを侮辱するとは!!調子に乗るのもいい加減にしろ!!」



ミハイル王子は、近くの使用人に目配せして、ある書類を持って来させた。



「これは一体……!?」



「俺の愛人として、俺のために一生働き続けることを約束する契約書だ、サインしろ!!」





「………っ!?」

私は顔面蒼白になった。






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