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この『分断』の果てに…
政治的に、分断はお金になります。
私たちは、この分断という政治的な手法により、みるみるうちに貧しくなっていってます。
平成の30年間は、まさに、分断を生む大号令のもと、日本国民一億総イス取りゲームをしていました。
少子高齢化といって、移民政策は緩和されて、みなさんの賃金は上がらないまま。
公務員や終身雇用を批判して、労働市場は緩和され、派遣雇用という不当な雇用方法がまかり通るまま。
全農や農協を解体しろといって、農家は離農していき、輸入の農産物は増えて、食の安全は脅かされたまま。
公共事業を批判して、インフラ投資は減らされ、残ったのはボロボロの橋や堤防、生活の安全は脅かされたまま。
こうして、
各業界の悪者をつくりあげ、
国民を分断して、
規制緩和し、
そこに新たな規制をつくって、お金を吸いあげていく…それが、新自由主義やらグローバリズムの正体です。。
分断という憎しみの果てに、いったいなにが残るのでしょう…




