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【怒濤の総集編】PB黒字化とはなにか？
財務省の「財政健全化」により、財政拡大できないまま、デフレの底なし沼に埋没していきます。
財政健全化を、
「財政均衡化」
「ＰＢ黒字化」
といったりします。
PB黒字化とは、税収という歳入の範囲内で、歳出（政府の支出）をしようということです。
安倍総理は、この「PB黒字化目標」を2025年までに達成することを閣議決定しました。
閣議とは、内閣総理大臣が主催する会議で、もっとも大切な内閣の意思決定の会議となります。
令和元年の一般会計費を見ますと、
日本は歳入100兆円のうち、毎年33兆円の国債を発行しています。
このうち、国債を返す（償還）分が15兆円、利払い費が9兆円。
よって、33－24＝9兆円ほどが歳入で足りない分となります。
これを2027年度までに、国債発行せず、税収だけでまかなおうという壮大な計画なのです。
財務省は「緊縮財政」にひた走ります。
消費増税も「PB黒字化目標」の一環として実施されました。
