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【消費税のしくみ】日本の消費税は低すぎるのウソ

 日本の消費税が、他の国と比べて低いというのはまったくのウソです。


 マスコミも池上彰さんも、この部分を説明していませんが、財務省のホームページに掲載されています。


 挿絵(By みてみん)


 日本人が大好きスウェーデンとほとんど同程度です。


 税率でいうと、日本は10%で、他の国は20%超え…

 なんてハナシがありますが、それは単なる税率であります。

 

 ウソを暴くには、税収で比較しないと、国民の負担の大きさは計測できません。

 

 日本の消費税収がこんなに大きいのは、消費税の対象品が多いからです。

 ヨーロッパではエネルギーや食料品は軽減税率や無税であるのに、日本はエネルギーや日用品までカテゴリーが広く課税されているので税収も多いのです。


 よって、

 「日本は消費税がヨーロッパと比べて低いからもっと引き上げないと…」がウソのレトリックであることが分かります。


 また、着目してほしいのは、法人税収です。

 もはや、法人税収と消費税収は逆転してしまっているのです。

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