42/74
【お金のしくみ】お金が生みだされるパターン
◇現代でお金が生まれるパターン
パターン①
信用創造によって、
民間銀行から預金というお金が生まれる。
パターン②
国債によって、
日本政府から民間企業に政府小切手がわたる。
政府小切手を企業が、
銀行に持ち込むと信用創造により、
預金というお金が生まれる。
パターン③
日本銀行・民間銀行・日本政府は、
日銀当座預金というお金を共有している。
日銀が民間銀行の国債を買い取りすることで、
日銀当座預金というお金が生まれる。
これら３つのパターンで、お金が生み出されています。
ここで疑問になるのは、
信用創造に制約はないのか！？
答えは、原理的には、銀行預金の発行も限界はありません。
ただし！
信用創造で大切なのは、貸した相手がお金を返せるのか？…
そこが大切になります！！
返せない相手には、銀行もお金を貸すことはできません。
よって、信用創造もできません。
したがって、信用創造は、相手の返済能力が、預金発行の条件となります。
難しいことを付け加えるると、
信用創造の制約として、預金準備率という制度があります。
改めて説明します。
