【お金のしくみ】インフレ率が国債発行の上限です
日本政府は無限に国債を発行できちゃいます…
ただし!
政府の国債発行とは、どういうことでしょうか?
政府は国債を発行して、それを小切手に替えて、支出しますよね?…
政府は貯金なんてしませんから!
発行したお金は公務員の給料や民間企業に支払います。
つまり、国債で発行されたお金は、確実に、民間にマルっと出回るんですね!
そうすると、需要が増えていきます。
経済が盛り上がってくるわけです。
そうすると、物価も上がっていきます。
そう、インフレになるんです!
経済成長とは、インフレがつづくことでした。
しかし、行き過ぎたインフレはバブルをもたらしたりします。
バブルになって、物価や土地の価格が変動しまくると生活しにくいですよね?
物価の安定も、政府の大切な仕事です。
なので、インフレ率は2%〜4%ぐらいが心地よいといわれています。
したがって、国債の発行は、インフレ率を4%ほどにもっていくぐらいが適正となります。
今の日本は、30年のデフレ国家です。
インフレの行き過ぎなど気にせず、毎年10〜15兆円ほど国債を追加発行してもまったく問題ありません。
そもそも、安倍政権も、インフレ率2%を目標としてましたが、実現できませんでした。
原因は、間違った金融政策(日銀の国債買取)、財政政策の不足、インフレ対策ばっかりやっている…
なんで、デフレなのに、インフレ対策ばかりやってしまうのか…いまの経済学が根本から間違ってるからです。




