表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

20/74

池上彰さんもしらないお金のしくみ その② 信用貨幣論

 お金の価値は何に支えられているでしょう?


 2つの説があります。


 1つは『商品貨幣論』…

 お金の価値がゴールドなど貴金属で支えられているという説です。

 お金は『物々交換』を簡単にできるために作られたという歴史観が根っこにあります。


 それに対して、

 もう1つが『信用貨幣論』…

 お金の価値は『負債の記録』という説です。

 

 『負債の記録』、どういうことでしょうか?

 

 お札を眺めてください。

 挿絵(By みてみん)


 『日本銀行券』と書かれています。


 この意味は、日本銀行が発行したので、『信用』してくださいという意味…


 それと、これは日本銀行の借用証書=負債を記録している紙なんですよ…という意味があります。


 つまり、お金は日本銀行の負債なんです。


 実際に、お札の発行は、日銀の決算書に負債として計上されています。

 (硬貨は日本政府が造っています)


 よって、『信用貨幣論』が正しいのです。

 これは、借金によって銀行預金がうまれる『信用創造』にもつながっていきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ