表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ランキング12位達成】 累計57万8千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
第四章 闇の宗教

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/1406

第9話 ゼロの能力者のスキル発動

挿絵(By みてみん)


―――――――――

名前:セレナ=ヴェル=ノア(白魔術師)


レベル:80

体力:9999

攻撃:340

防御:790

素早さ:999

魔力:3400

賢さ:999

運:180


この世界で神秘なる海王の支配者であり、究極の水属性魔法を操る人魚女王。


固有スキル 人魚 水属性無効

―――――――――


勇者パーティーたちが闘い中、追い詰められていくなかリスクは必死に生き残る方法を探していた。

時間が少し稼げれば、試したかったあれをやれると考えていた。


「最後の仕上げと、いきますわ、なんかあっけなかったわ」


セレナ女王が両手を天に掲げた。


「愚かなる者よ、女王の慈悲は尽きた。

 その魂、神聖なる雨に溺れるがよい


(セレナ、両手を天に掲げ、空が割れかける)


セレナ女王が「レイン・オブ・ルミエール」の詠唱を始め、戦場に緊張が走る。


「ちょっと、あなた、私のことをお忘れでなくて?」

マーリンは浮遊して空中から俺たちの様子を見ていた。


「あら。厄介者のマーリンじゃない。あんたのこと、忘れてたわ。」


「私、占いをやってますの。どうやら勇者達はここで死ぬ運命ではないみたい。」


「あなたが、運命を変えるのかしら?」


「違うわ。運命を変えるのはこいつよ!」


黒魔術師のマーリンはリスクを指さした。

「マジですか。」


セレナ女王が俺に

「聖なる光が村人を記す ステータス」

聖なる魔法をかけた。


俺の恥ずかしいステータスが表示された。


―――――――――

名前:リスク(村人または、 お笑い芸人)


レベル:40

体力:24

攻撃:0

防御:0

素早さ:0

魔力:1

賢さ:455

運:465


※この世界で、最も弱いスライムに負けた男。


称号:必殺の仕事人 リスク

称号:ビックリさせる天才


固有スキル

・ゼロの能力者

・村を作る(現在無効)

―――――――――


「何このステータス。攻撃・防御・素早さがゼロのダメな村人だわ、絶望的じゃない」


「・・・・・」

俺は、思っていたことを試すことにした。


「シスターマリア俺にDペートをかけてくれ!」


「リスクさん、あれですね。わかりました!」


「聖なる風よ、リスクに鈍足を《Dディーペイト》!」


リスクの足元に渦巻く風、重力が一気に身体にのしかかる。


【リスクの素早さが0から−45へ低下しました】


その瞬間、金色の光が全身を包み込む。


「発動した……ゼロの能力者のスキル!」


ゼロの能力者のスキル発動!!


《Lightspeed Executionライトスピード・エグゼキューション》――光速の実行。


閃光となった俺は、一瞬でのセレナ女王目の前まで移動した。


そして俺は腐海なダケを口に入れる。


――もぐもぐ。


「…………ああああああああああああああああああッッ!!」


リスクが地面にのたうちまわった。


「な、なんだこの不快感!飲みすぎたあとの次の日の朝の2日酔いみたいだぁあああ」


【リスクの攻撃力が-5になりました】


ゼロの能力者のスキル発動!!


俺の身体は今度は銅色に光輝いた。

Excalibur (エクスカリバー)――神より与えられし魔法の剣が発動した。


金と銅に光輝く俺のステータスが変化する。


―――――――――


名前:リスク(村人または、 お笑い芸人)

レベル:40

体力:24

攻撃:+995(エクスカリバー効果中)

防御:0

素早さ:+955(ライトスピード・エグゼキューション効果中)

魔力:1

賢さ:455

運:465

※この世界で、最も弱いスライムに負けた男。


称号:必殺の仕事人 リスク

称号:ビックリさせる天才


固有スキル

・ゼロの能力者

・村を作る(現在無効)

―――――――――


「これが俺の……全力だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


俺は振り上げた毒針(攻撃力20)で思いっきりセレナ女王に振り下ろした。


「痛い 痛いじゃないの! 今の攻撃は少しだけ痛かったわ」


なんと少しだけダメージを与えられたが、セレナ女王は笑っていた。


「くっ……これでもダメなのか……。」


俺は愕然とした。ゼロの能力を使ってもダメじゃん。


マーリンは浮遊して空中から俺たちの様子を見ている。

(ゼロの能力者 リスクあなた、それで終わるの・・・)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ