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【ランキング12位達成】 累計56万2千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『アイゼンハワードの魔族のおっさんはつらいよ』

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第5話 伝説魔獣《魔朱雀》現界す ―カルラ火山決戦―

【迎撃メンバー】


ダイ・マオウ

挿絵(By みてみん)

役割:前衛 オトリ・火力ゴリ押し担当

圧倒的肉体耐久と魔力による超再生を武器に、朱雀の炎や爪、マグマの直撃すら恐れず突撃する“戦場の核弾頭”。敵の注意を一手に引き受けることで、仲間に攻撃の機会を作る“囮”としての役割も担っている。また、カルラ火山の噴火を拳で抑え込むほどの暴力的物理力により、朱雀の火力に真正面から打ち勝つ唯一の存在。

「この身が焼けようと構わねぇ……お前の命、拳で砕くまで立ち止まんぞ!」


アイゼンハワード

挿絵(By みてみん)

役割:中衛・指揮&冷静なサポート

超演算脳と千里眼システムを搭載した彼は、常に全体戦況を上空から俯瞰。朱雀の飛行パターン・風向き・マグマの流動・地殻の振動までを読み切り、仲間に最適な行動パターンを即座に共有する。戦いの「盤面」を制御する司令塔。

さらに自らも武装義肢による高速射撃・高機動回避を活かして、朱雀の羽ばたきによる爆風や火柱から仲間を守る“守護の盾”として機能する。

「“空中戦”も“火山戦”も、データに従えばただの地形……お前の全て、読み終えた。」


助っ人 シラユキ(ユキネの子孫)

挿絵(By みてみん)

役割:後衛・氷属性特化アタッカー

氷魔術と古流剣術を極限まで融合した“静の剣士”。朱雀の“熱”に対し、彼女は“絶対零度”で応じる。

氷属性の斬撃で朱雀の羽ばたきや関節部に極低温の裂け目を作り出し、内部温度差による組織崩壊を狙う。また、戦闘終盤には“魔刀マサムネ”の封印を解放し、全身を氷霧で包んだ特攻「白雪ノ落日はくせつのらくじつ」でトドメを刺す。

「燃え尽きる前に凍りなさい。刃は、情けと共に振るう。」


【戦闘開始】

灼熱のカルラ火山。

地響きとともに火口が裂け、噴き上がる火柱。その奥から、燃え盛る翼を持った巨大な魔鳥が姿を現す。


魔朱雀

挿絵(By みてみん)

炎の翼は天地を焦がし、羽ばたくたびに空を紅蓮に染める。その一振りは熱波、舞えば火の矢。そして突進は、地形すら破壊する灼熱の特攻。

その姿は、まさに天災。火そのものが意志を持ち、襲いかかる「火の鳥」だった!


「……まずい。広範囲炎撃、予想以上だ。前に出るな!」


「はぁ!? 俺の拳が一番冷却効果あるって知らねぇのか!!」


シラユキ(氷の剣士・無口)「……突っ込むな。燃える」


ドガァァァァァン!!


魔朱雀が空中から火の矢の雨を浴びせ、火口が連続爆発!


「ぐおっ!? あっちぃぃぃぃ!! おい、これマジで焼き鳥にされるやつじゃねぇかッ!」


「だから言っただろ! お前、熱血の炎属性のくせに炎に弱いの意味わかんないからな!」


魔朱雀、第二形態へ――全身が火の玉となり、高速体当たり!


ズガァアアアアアア!!!


3人が吹き飛ばされ、火口の縁で踏みとどまる。


「……奴の炎、マグマ層から吸って強化してる。なら、供給を断てばいい」


「おう、でっかい火口を殴って蓋すればいいんだな! 了解、任侠魂!」


「……冷やす」

シラユキが魔刀マサムネを逆手に構え、空気を凍てつかせる。


シラユキが静かに刀を構える。

氷の魔刀マサムネが一瞬、霜のように蒼く光ると。彼女の周囲の空気が音を立てて凍り始める。


「奥義、《氷華絶影ひょうかぜつえい》」


その瞬間、足元から咲き誇る氷華こおりばな。炎熱地帯・カルラ火山の灼熱をもろともせず、白銀の花びらが次々に咲き乱れるように地を這い、天に舞う。


刀が振り抜かれると同時に


絶対零度の氷刃が六重に重なる!

 目には見えぬ速度で繰り出された斬撃が、空間ごと“凍てついた影”を刻む。


視界は一瞬で“氷の世界”へ変わる。

まるで炎を拒絶するように、周囲のマグマが蒸発し、氷霧が噴き上がる。

その中から現れるのは――“氷の蝶”が舞う幻影。すべてがシラユキの斬撃軌道。


魔朱雀の燃え盛る翼が斬り裂かれる瞬間、轟音とともに結晶化!

翼の火が白く変質し、氷の羽となって砕け散る。


空中で交差した氷の刃が“雪の花”を描きながらX字に炸裂!

まるで空に咲いた一輪の氷華のように、魔朱雀の身体を凍てつかせていく


「……散りなさい、朱き羽根よ」


そして沈黙。


放たれた斬撃が空中の火矢を凍結!


ダイ・マオウがその氷を拳で加速、氷爆弾のごとく魔朱雀へ直撃!!


「冷やしてから殴る!! それが一番効くんだろがァアアアア!!」


ズガァァァァン!!


ついに魔朱雀、墜落!!


魔朱雀が空中で砕け、火口に落ちていく。

静けさが戻るカルラ火山。

するとシラユキが、氷の魔法で朱雀の羽根を凍らせ、持ち帰ろうとする。


「……羽根、食える」


「おい、アイゼン……あれってまさか」


「ああ……完璧な火加減だ。皮はパリパリ、中はジューシー。炭火の王だな……」


シラユキ(珍しく笑み)「……肉、持ち帰る」


「いや、今食おうぜ!? バーベキューセット持ってきたし!」


「持ってくるなよ!」


3人はその場で勝利の焼き鳥パーティーに突入。

魔朱雀という伝説の魔獣は、最終的にうまみ調味料として伝説になった。


空を見上げるシラユキ。

彼女の手には、魔朱雀の真紅の尾羽が一本。


「……綺麗だった。焼き加減、完璧」


「こいつ……やっぱ一番腹黒いかもしれねぇ……!」


「次は東の魔青龍か……胃袋と装備、整えておけよ」


灼熱の戦いは、笑顔と満腹で終わった!


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