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【ランキング12位達成】 累計57万5千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『魔王と勇者の継承者(デュアル・ヘリテイジ)ダイ・マオウの大冒険』

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第14話 姐御、乱入!そして禁呪“魔鎖封陣グリモワール・オブ・さっちゃん”

ゼロの法則のリディオ ゼロが世界を終焉させる《奈落終焉陣メギド・ゼロフィナーレ》の魔法詠唱を始めた。


挿絵(By みてみん)


―――――――――


名前:リーディオ ゼロ(Zeroを超越する者)


レベル:90

体力:999

攻撃: 0+950+455(運)+865(賢さ)×300(ゼロの法則発動)

防御: 0+950+455(運) +865(賢さ)×300(ゼロの法則発動)

素早さ:0+950+455(運) +865(賢さ)×300(ゼロの法則発動)

魔力:1200

賢さ:865

運:455


この世界でゼロの能力者とゼロの法則を継承した。唯一無二の世界最強の男。

固有スキル

・ゼロの法則(ゼロの能力を3つ発動すると発動する。 運と賢さががプラスされ×300攻撃・防御・素早さがアップされる。)


―――――――――


「ダメだッ! あの魔法、喰らったら終わりだ!

ここにいる全員がッ……死ぬ!!」


ダイ・マオウの絶叫に、凍りつく空気。


それでも


シャルボニエは一歩、前へ出た。


竜槍グランクレールを両手で構え、冷たい瞳が

だが、その奥は熱く燃えていた。


「私は……止める。命が、燃え尽きても!」

「私も参るッ!」ユキネが氷刃を掲げる。

「私だってやるワン!」ウルウルが爪を噛みしめる。


「なら、行くぞ。――これが俺たちの最終特攻だッ!!」

ダイ・マオウの声が響き、4人のシルエットが突進する!


《最終特攻・四魂烈閃陣!!》

シャルボニエの槍が赤熱化し、

ユキネの氷刃が空気を凍らせ、

ウルウルの咆哮が震動を生み、

ダイ・マオウの任侠覇気が空間を裂く!


一閃!

二閃!

三閃!!


「ゼロごと、ぶっ壊すッッ!!!」

4つの意志が、黒い魔導服を貫いた――


しかし


「残念ですね。私はゼロの法則により、防御は68,100です。まったく効きませんよ。」


リーディオ・ゼロの詠唱が完了する。


「世界の終焉だ!《奈落終焉陣メギド・ゼロフィナーレ》」


▼発動!


天から崩れ落ちる魔法陣。

地が裂け、空が染まり、すべてが赤黒く飲まれる……


その瞬間!!!


「ちょーっと待ったぁぁぁぁぁああああ!!!!!!」


バァァァァァン!!!!!!!!

天から、何かが爆速で落ちてくる!


ズガァァァァァン!!!!


ピタッ


着地:さっちゃん。


姐御が、巨大な魔法陣の中心に両手を叩きつけた。


「《禁呪・魔鎖封陣グリモワール・オブ・さっちゃん》ッ!!!」


◆封印結界展開!!

鎖が空を這い、

札が風に舞い、

巨大な紅蓮の円が《奈落終焉陣》を包み込む!!


「なっ……なんだとお!?私の終焉魔法が……止まっている……!?」


「アンタの魔法、もう封印済みよ!!」

姐御の手には、100枚のサロンパス・スペシャルエディションが輝いていた!


【禁呪:グリモワール・オブ・さっちゃん】

内容:あらゆる最上級魔法を“癒し”に変換する。

条件:姐御の魂と、仲間の思いが重なったときのみ発動可能。


「仲間を守るのが姐御ってもんよ!」


「やっぱり……さっちゃんには勝てねぇ……」

リーディオがぐらついた瞬間


100枚の防御力アップシートが空にばらまかれた。

ダイマオウの念動力!で束となりまとめ上げる!


「シャルボニエ!! 今だ!!」


覚醒!《真竜化・シャルボニエ》

「私の竜の血、今、解き放つ――!!」


背に紅き翼、槍が大剣と化し、竜鱗が全身を覆う!


「一槍入魂これが竜騎士姫の、真の姿!!」


《ドラゴニック・ブレイザー・インパクト!!》


ズガアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!


リーディオ・ゼロの胸元に、100枚の防御シートと共に1

直撃する紅き閃光。


▲▲▲リーディオ・ゼロの防御力が+5000されました▲▲▲


◆ゼロの法則――《一時解除》!!◆

金・銀・銅の光が乱れて消える。

リーディオの身体を包んでいた蒼白の光が霧散した!



「ぐ……うううううぅぅぅッッッ!!!」


その身体が、はじめて リーディオゼロ

ぐらりと、揺れた。




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