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【ランキング12位達成】 累計57万5千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『魔王と勇者の継承者(デュアル・ヘリテイジ)ダイ・マオウの大冒険』

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第13話 ピンチの連続 一撃が“死”。それでも、立ち向かう仲間たち。

ゼロの法則により、一撃当たれば“死”の状況は続く


挿絵(By みてみん)


―――――――――


名前:リーディオ ゼロ(Zeroを超越する者)


レベル:90

体力:999

攻撃: 0+950+455(運)+865(賢さ)×300(ゼロの法則発動)

防御: 0+950+455(運) +865(賢さ)×300(ゼロの法則発動)

素早さ:0+950+455(運) +865(賢さ)×300(ゼロの法則発動)

魔力:1200

賢さ:865

運:455


この世界でゼロの能力者とゼロの法則を継承した。唯一無二の世界最強の男。

固有スキル

・ゼロの法則(ゼロの能力を3つ発動すると発動する。 運と賢さががプラスされ×300攻撃・防御・素早さがアップされる。)


―――――――――


「ふぅ……キリがないな、君たち」

リーディオ・ゼロが飽きたように肩を回す。


「面倒だ。まとめて、消してしまおうか」


その言葉に、戦場の空気が沈んだ。


一撃即死の《ゼロ・フェーズ》

ゼロの法則を三度発動したリーディオ・ゼロの一撃は、

「当たれば即死」という常識外の破壊力。


体力999? 無意味だ。

防御900? 届かない。


“0”の力がすべてを上書きする。

今この瞬間、リーディオ・ゼロは“世界の上位存在”だった。


ナンバ・ラッカ

「この一発に命かけんぜ……爆裂煙幕!《ナンバー・スモーキーEX》!!」


ボンッ!!

極厚の金属粉入り煙幕が展開。視界ゼロ。ゼロでも視界ゼロ。


「煙が……魔力障壁を乱してる!今だッ!」


ダル・ツライの狙撃

「……寝袋から狙撃。もう慣れた」

ボフン。


《眠撃・幻光弾》狙いはリーディオの耳元。


「ぬっ……聴覚を潰すつもりか……」


「1ミリでもスキを作れば、あんたでも崩せる」


ダイソン・サイクロンの

「うおおおお! 吸引全開!!からの逆噴射!!」

ブォオオオッ!!


なんと、攻撃力アップるジュースを逆噴射サイクロンで拡散!


ブシャァァァァァァ!!!


「お前の身体に直接、“暴走強化”を流し込んでやるぜ!!」


リーディオ・ゼロが咳き込んだ。


▲リディオゼロの攻撃力が+50アップされました。


◆ゼロの法則――《一時解除》!!◆

金・銀・銅の光が乱れて消える。


リーディオの身体を包んでいた蒼白の光が霧散した!

「貴様ら……無駄だ!」


が、すぐさま軍服の術式が再起動する――


▼術式再作動:リーディオのステータス変動

・攻撃力 -50

・防御力 -50

・素早さ -50


◆◆◆ ゼロの法則、再発動!!! ◆◆◆


「っ……バカな、強化アイテムを逆流させた……!? 身体のバランスが……」


しかし


「やっぱり、面倒だな君たちは」


ゆっくりと指を組み合わせ、詠唱を始めた。


黒魔術最上級呪文

奈落終焉陣メギド・ゼロフィナーレ


「……闇より生まれ、闇に還る。


星よ、命よ、記憶よ、終焉へ沈め」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ――!!!


天井に広がる、血のような赤黒い魔法陣!

空が割れ、大地がねじれ、世界の根が悲鳴をあげる。


「これが“奈落の陣”。この詠唱が終われば、君たちだけでなく、この城も、空も、大地も世界が全て焼き尽くされる。」


ダイ・マオウが叫ぶ。


「ダメだッ! あの魔法、喰らったら終わりだ!


ここにいる全員がッ……死ぬ!!」


そのとき、シャルボニエが一歩前へ出る。

竜槍グランクレールを構えた瞳は、決して揺れていない。


「私は……止める。命が、燃え尽きても!」


「私も参る!」


「私だってやるワン!」


「一斉に最後の特攻を仕掛ける!援護を頼むみんな!」


シャルボニエと氷の剣士ユキナとウルウルとダイマオウが、リディオ ゼロへ最後の特攻を仕掛けようとしていた。


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