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第二話 星の塔で文化祭

文化祭当日。舞台は空高くそびえる「星の塔」。


挿絵(By みてみん)


雲を突き抜けるその姿は、まるで「天界へのエレベーター」。

しかしその塔の最上階かつて勇者一行と堕天使アザリエルとの死闘が繰り広げられ、黒魔術師マーリンの爆裂魔法クリムゾンフレアにより天井が吹き飛んだままだ。


そんな由緒ある史跡(?)を、今ここに


でっかいクリスマスツリーにしまーす!!(マリ・キュウリ)


頭脳派チーム、飾り付け開始!

◆ マリ・キュウリ(科学女教師)

「わたしのIQ300の計算によれば、塔全体に点滅する光ファイバーを配置し、内部から光らせるのがベストよ!」


→ 塔がほのかに…ビカビカ光りだす。


◆ ナンバ・カゲツ(爆発錬金術師)

「任しとき! この塔の階段をぐるーっと囲む爆裂発光スライム飾り、いっぺん点火したらな……止まらへんでぇ?」


→ 爆発の匂いがもうしてる。


◆ バイシャル&セクシャル(堕天双子シスター)

「てっぺんの飾りはハート型がいいと思うの……(ポロポロ)」

「でも私、落としちゃって……ごめんなさぁい~~~!!(号泣)」


→ ハート型の飾り、転がって崖下へ


◆ オーヤン・フェフェー(歌姫)

「フェェェェーーー↑↑!!(デスボイス)」


→ 塔の下層、3段崩壊。観客席消滅。


◆ ベルモット・ネクロデス(寝てる)

「Zzz……(寝ながら空中に浮かぶ)」

→ 体が勝手に装飾の妖精役を演じるという奇跡が発生。


塔の最上階で

ついに飾り付けは完了。夜の帳が降りる中、塔全体がクリスマスツリーのように輝きだす。

下から見上げれば、まるで星空が地上に降りてきたかのようだ。


そのとき


ナンバ・カゲツ

「よっしゃ! 点火するで! 名付けて――」

《天空爆裂・タマヤスペシャル・壱型!》

「三秒後に爆発するで~~~!!!」


マリ「えっ、聞いてない!? どこ爆発するの!?」


カゲツ「全部やッッ!!」


\\タマヤーーーーーーー!!!!!!//

\\カギヤーーーーーーー!!!!!!//


塔の螺旋階段を走る爆裂スライムが一気に火を噴き、

塔全体がド派手な爆光とともに夜空へスパーク!!!


ハート型飾りは、空高く飛んで流れ星となり、観客たちから**「願いが叶う星」として祀られる**ことになった。


こうして、勇者アルベルトと5人の頭脳派メンバーの連携力は150%アップ!

絆も塔も爆発して、文化祭は大盛況のうちに幕を閉じた。



次は料理対決やで~


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