表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【47万4千PV突破 】運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
第六部 サボり癖のあるツンデレメイド

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

212/1143

小休憩編 ハーレムに集まりし運命の6人は水と油


場所:ゼロ部隊本部・作戦会議室(通称・地獄のリビング)

会議室の重厚な扉が開く。

そこに現れたのは、まるで混ぜるな危険の人選である6人の女たち。


登場人物(再確認)


マリ・キュウリ:科学至上主義のIQ300女教師

挿絵(By みてみん)


ナンバ・カゲツ:爆発大好きマッド錬金術師(関西弁)

挿絵(By みてみん)


ミッシェル:超お嬢様竜騎士

挿絵(By みてみん)


ダリ・メンドウ:サボり癖のツンデレ元傭兵メイド

挿絵(By みてみん)


バイシャル・セクシャル:ドジっ子堕天した天然セクシャル泣き虫シスター

挿絵(By みてみん)


お雪:無口な雪国の女剣士(冷気系毒舌)

挿絵(By みてみん)


【会議室、現在地獄】

勇者アルベルト「よーし、今日は顔合わせの軽い作戦会議だ。みんなで仲良く――」


バァァンッ!!(机が蹴り飛ばされる)


ミッシェル「誰?この汚い座り方してるメイドは」

ダリ「お嬢様に命令される覚えはねぇんだけど?」


マリ「この部屋、IQが下がる……」

カゲツ「うちの爆弾はちゃんと物理法則守っとるからええやろがい!」


お雪「うるさい」

(室温が一気に3℃下がる)


セクシャル「うぇぇえんっ……神様……!この人たち仲良くしてくれないのぉぉ!!」

(バスタオル巻いただけみたいな恰好で号泣)


アルベルト「セクシャル!?服、もうちょい着よう!?バイシャルていうかなんで泣いてる!?」


バイシャル「なんで私のピンクのハートパンツが洗濯機から消えてたのぉぉ!?」


ダリ「知らねぇよそんな、どーでもいい事件!!」


カゲツ「あのパンツ、爆弾起爆装置に似てたで。誤作動してたら怖いなぁ~」


マリ「はぁ。爆弾と下着の区別もつかない軍隊って、正気なのかしら」


ミッシェル「まさにカオス。整列と敬礼を教えてあげたいわね」


お雪「(小声で)……会議室じゃなくて冷凍庫にしてやろうか……」


会議室は混沌の極み。勇者、心が折れそう。

アルベルト「で、では……改めて!ゼロ部隊の作戦方針について……」


バイシャル「ふぇっ!?……今、私に視線が集中してるっ!いやぁん!」

(机の下に逃げ込む)


カゲツ「ほんまに天界から落ちてきたんかコレ?性格ほぼ乙女回路ショートしとるやん」


マリ「脳内構造がファンタジー。現実と向き合って」


ダリ「おいミッシェル、おまえなんでずっとダリを見るんだよ」


ミッシェル「“視線の無駄”というものを初めて体験しているだけよ」


ダリ「今すぐ表出ろやコラァ!!」


セクシャル「ケンカはだめぇぇぇ!!!」

(泣きながら飛びかかってミッシェルとダリを抱きしめる)

バイシャル「人は愛し合うために生まれてきたんですよぉぉ!!」

ミッシェル「う、腕が!柔らかすぎて動けない!?」

ダリ「乳当たってんだよぉぉぉ!!やめろぉぉ!!/////」



マリ「こんな部隊に“仲良くしろ”とか言った司令官のIQを疑うわ」

カゲツ「せやな。でも仲良くするのはいいことや」

ミッシェル「ふふ、聞かせてもらおうじゃない。誰を特別視してるのかしら?」

ダリ「言ってみろや。今すぐな?」

バイシャル「わ、私かな?一番脱げてるから……?(天然)」

お雪「……面倒な空気。貴様たち私が斬ろうか?」


その後、ひとまず落ち着いた。



アルベルト(司令官)

「えっと、じゃあ……ひとまず、みんな仲良くして」

そして、運命の問いが放たれる


ミッシェル

「ところで、アルベルトさんは……誰が一番お好きなのですか?」


マリ・キュウリ

「学術的興味があるわ。答えなさい」


ダリ

「ふーん、どーせあたしは最下位なんでしょーよ?」


カゲツ・ナンバ

「爆発で答えたらあかんで?」


ミッシェル・お雪

「……」


バイシャル

「緊張するぅぅ……(スンスン)」


セクシャル

「えへへ♡私、ちゅーしたいなぁ……♡」



静寂,,,,およそ10秒


アルベルト

「えっと……えーっと……みんな、大好き、です!!(ニッコリ)」


\……しーーーん……/


全員「……は?」


全員からのアルベルトへの視線が氷のように冷たくなる。


さっちゃん(ベビーサタン)


「勇者よ、バカかてめぇはァァァ!!ハーレム選択肢の中で最悪の一手ッ!!!」

「ハーレムバッドエンド確定だよこの司令官!!!!」


\ドゴォォォン!!!(爆発)/


ナンバ・カゲツ「あ、間違って非常用スイッチ押してもーた☆」

セクシャル「きゃぁぁぁ!パンツ見えちゃうぅぅぅ////」

ダリ「オチまで地獄かよ!!!!」


《To be continued…?》

勇者アルベルト、早くも胃薬の旅へ。

このゼロ部隊、まとまる日は来るのか来ないのか!?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ