↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【127万PV突破】 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『魔王と勇者の継承者(デュアル・ヘリテイジ)ダイ・マオウの大冒険』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1784/1921

第11話 深海基地アルゴス ― 制御区画 宿命の闘い③

Dr.ノア vs ジャスパー(頭脳戦)


巨大ドローンのコクピットで、Dr.ノアが歪んだ笑みを浮かべる。

「この演算能力、この火力! 貴様らの頭脳戦など、秒で潰される!」


ドローンのアームが壁を貫き、爆炎が迸る。

しかし、ジャスパーは動じない。携行端末を片手に冷静な声を放つ。

「君のプログラムは確かに天才的だ、ノア。だが、君は“人間の不確定性”を見落としている。」


指がキーボードを叩くたび、ドローンのモニターに“警告”が連続表示される。

Dr.ノアの目が見開かれる。

「なに……!? 私の制御系が――」


「バックドアは最初から存在していたんだよ。君自身が慢心で見落とした穴だ。」

端末に最後のコードを打ち込む。

カチリ。

次の瞬間、ドローンの動きが完全に停止した。


Dr.ノアが顔を歪め、怒声を上げる。

「馬鹿な! 私が……私が造った世界を支配する機械がぁ!」

ジャスパーは冷ややかな眼差しで答える。

「君は知性を“道具”にした。俺はそれを“自由”のために使う。違いは、それだけだ。」


セリーヌ vs アリシア(一騎打ち)


別の格納区画。

紅い警告灯が点滅する中、二人の女性の刃が火花を散らす。


アリシアは軽やかな双刃を操り、鋭い連撃でセリーヌを追い詰める。

「あなたには理解できないわ。私たちが背負った“血の運命”を!」

セリーヌは受け流しながら反撃する。

「運命なんて関係ない! 私たちは自分の意思で選べるはずよ!」


アリシアの双刃が床をえぐり、破片が飛ぶ。

セリーヌは跳び退きざま、足場の崩落を逆利用し、宙返りしてアリシアの背後を取る。

「これで終わり!」

渾身の一閃。


アリシアの双刃が弾かれ、宙に舞う。

彼女は壁に叩きつけられ、荒い息を吐きながらもなおセリーヌを睨む。

「……甘い……私はまだ……」

セリーヌは刃を構え、震える声で言う。

「もうやめて、アリシア。あなたを殺したくない!」


その声は戦いの轟音を越え、かすかな人間の情を滲ませていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。