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【ランキング12位達成】 累計58万PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『3年ONI組 さっちゃん先生11 魔界調理師専門学校 ― 料理は愛情ラブ突入!』

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1408/1412

第五話 恋と友情の文化祭!3年ONI組カフェ開店!

文化祭準備、始まる!


ラーメンモン校長の号令

「文化祭は恋の煮込みデス!ワクワクしてきたデスねぇ!!」


3年ONI組はカフェ出店に決定。

さっちゃんがテーマを提示:「好きな人に“本当に”食べてほしい一皿を作れ!」


これは恋愛弱者のクラスには重すぎるテーマで、大混乱。


カイ

「す、好きな人にって……だ、誰とかいねぇし!!」

(→ルビアが背後で赤面しすぎて砂糖を撒き散らす)


シグレ

「“好きな人”…?(本気で分からない顔)」

(→ミナが鍋を真っ二つに割る)


セラ

「理論上、好きな人と料理の相関は……(早口)」


モグラ=バル:

「お前ら全員めんどくせえ!!」


各キャラの問題点を見抜いたさっちゃんは個別指導開始。

恋愛と料理の両面で、地味にみんな成長し始める。


メニュー決定と地獄の仕込み

【決定したメニュー】


カイ:炎を抑えた“優しい炎パスタ”

ルビア:泣きながら固めた“想いのスライムプリン”

シグレ:相手を想定して組んだ“静寂の夜スープ”

ミナ:器具破壊防止の“ミナ専用クッション調理台”導入

セラ:科学なのに妙にロマンチックな“分子恋愛デザート”

モグラ=バル:大食いなのに軽やかな“ふわカツサンド”


みんな恥ずかしがりながらも、本気で「好きな人に食べてほしい」料理が完成していく。


さっちゃん

「料理は恋愛!恋愛は調味料!ええから全力でやれッッ!!」



文化祭開幕!

3-ONI組カフェ、まさかの大行列。

クラス全員が「本気の一皿」なだけあって、味がどれも感情的に刺さる。


魔界の女子高生来店客

「カイくんのパスタ優しすぎて泣いた……」

(後ろでルビアが砂糖をまきちらし過ぎて過呼吸)


鍛冶科の男子

「ミナのカツサンド、なんでこんなに優しい味なんだよ!?」

(ミナが耳まで真っ赤)


結果、

売り上げ 全校1位。


ラーメンモン校長

「これは……愛情の爆発デス……!」


だが、裏で“動く影”

魔界新聞の文化祭特集に大きく掲載される。


『3年ONI組、愛情教育で急成長!』


その記事が、魔王軍の「料理顧問」カゲツの目に入る。


カゲツ

「……愛情? 甘いな。

 魔界に必要なのは“効率”と“支配”の料理だ」


冷徹な男は、部下に命令する。


「奴らの“愛情カリキュラム”を潰す。

 準備を始めろ。魔界調理師専門学校へ行く」


学園の門の前に降り立つ影。


カゲツ

「3年ONI組……面白い。魔界査定してやろう」


不穏な空気のまま、次回へ!

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