表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ランキング12位達成】 累計57万8千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『3年ONI組 さっちゃん先生9 爆笑お笑い学園MNC』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1361/1406

第九話 M-1本戦、トーナメント開幕!!

魔界最大の漫才大会、

「M-1 魔界グランプリ」本戦会場。


客席は満員、魔界中継は億単位。

光、炎、氷、骨、幻術が入り混じる狂気の熱気。


そして


登場、MMC生徒たち


衣装もメイクも、一流のプロ仕様。

地獄の養成所で鍛えられたオーラが違う。


司会者ドロアナウンサー

「おっと!? 漫才師なのに本物の火炎が噴き出してますね!?

 今年のM-1は安全基準どこいったぁ!!?」


客席

「キャー!」


「うわー!最高だ!!」


トーナメント開始!!

第一試合:黒電ハーデン × 断罪ルーメン(MMC最強コンビ)


黒い雷のボケと

光の断罪ツッコミ。


完璧すぎるスピードと破壊力。


ボケ:ハーデン

「俺の雷、最近Wi-Fiにもつながります」


ツッコミ:ルーメン

「つながるかァ!! その顔面ルーターか!!」


観客

「うおおおお!!!」

「レベル違う!!」


※危うく観客席のスマホが一斉充電される事案発生。


ライバル校の2人は順調に勝ち上がり

決勝へ。


第二試合:キツネ乃ふぅこ × スカル兄


幻術 × 骨崩落の超カオス漫才。


ふぅこ

「こっち見て~?(幻術で観客半分を猫に見える幻覚)」


観客(猫姿)

「ニャアアア!!」

すべて猫語。


スカル兄

「猫にツッコミわかるかぁぁ!!」


ボケた瞬間、肩の骨が飛び、

猫の客席へポトッ。


猫(幻覚)

「ニャ(落ちた)」


ふぅこ

「スカル兄ぃ~!その骨返してもウケへんからね!」


会場

「ギャハハハハ!!」


混沌を極めつつ

惜しくも準決勝敗退。


第三試合:ラミリス・バニー × ウィステリア


AI × 文系ホラー芸。


ラミリス

「あなたのボケは“死の匂い”がしますね」


ウィステリア

「闇の底に沈んだ笑いを……詩にしただけ」


観客

「重い!!」

「怖い!!」


ラミリス

「分析の結果……このコンビは不適合です」


観客

「言うな!!」


シュールで刺さる層には刺さり

ギリギリで敗退。


そして準決勝

ボルカ × クール=リース


見た目は完全に“漫才のデコボコ”。

炎と氷、真逆のコンビ。


でも今の2人は違う。


ボルカ

「クール!! 俺もうファイアボール投げへんぞ!!

 今日は……笑いだけを燃やす!!」


クール

「……うん……僕も……スベるけど……気持ちは熱い……」


キツネ乃ふぅこ

「(裏で)うわ、成長してんじゃん……悔しいけど泣けるわ……」


ラミリス

「2人の信頼値……過去最高です……!」


さっちゃん

「行ってこい!! お前らがMMCの魂や!!!」


準決勝ネタ:

『炎と氷の同棲生活』


ボルカ

「朝から氷の布団なんやけど!?」


クール

「……夜、暑かったし……溶けたら困るし……」


ボケて、燃やして、

凍って、ツッコんで――


息が完璧に合ってる。


ツッコミのたびに

ボルカの炎が赤→青→白→黒と

“ギャグの出来栄えで色が変わる”。


観客

「黒炎きた!!!」


「最高傑作!!」


大歓声で決勝進出。


決勝戦

ボルカ × クール=リース

   VS

黒電ハーデン × 断罪ルーメン(MMC最強)


魔界全土がざわつく。


実況者

「まさかのMNCとMMCのライバル校同士の対決”!!

 これはヤバい!!熱い!」


さっちゃん

「行け……!

 お前らの『笑い』はここまで来たのを誇りなさい……!!」


ふぅこ

「絶対勝ってこいよ。

 負けたらウチの尻尾切ってやるからね!」


スカル兄

「骨全部預けて応援するぜ!!」

さっちゃん

「折るな!!!!」


決勝戦の舞台の幕が

ゆっくり上がる。


ライトが2組を照らす。


緊張。静寂。期待。


MNC史上最大の戦いが


ここから始まる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ