エピローグ 卒業前のトロピカルパーティー
南国学園 卒業式前の最後の夜
浜辺に光るトロピカルランタン。波の音が心地よく、夜風がふんわり髪を揺らす。
生徒たちは思い思いにグループに分かれ、カップル予備軍7組も自然と並ぶ。
「ここで告白しないと一生後悔する!」と、青春の香りがムンムン漂う。
ギャグ回想タイム
さっちゃん先生が杖をひと振りすると、スクリーンのように空に光の映像が映し出される。
「さあ、思い出してみろ! 恋の大爆笑事件集!!」
レンジ × アヤメ:ジャングル肝試しで手が滑って転倒、二人とも泥まみれで爆笑
カケル × ミナト:花火大会でカケルが海に落ち、ミナトに救助される
ハル × ユラ:夜のハンモックでユラが寝言で告白、ハルは笑いながら受け止め
ソラ × ハナ:ジャングルの吊り橋でハナが絶叫、ソラが心臓バックバクで支える
パパイヤ × ルアーナ:巨大カエル事件、パパイヤが飛び上がる姿にルアーナ爆笑
リュウ × ミオ:ミオのドジでリュウが救助、二人で顔真っ赤
ユウ × アオイ:暗闇の肝試しでアオイが蜘蛛に悲鳴、ユウが優しく手を差し伸べる
生徒たちは画面を見て、「ああ、あの時は死ぬほど恥ずかしかったけど…笑ったね!」と笑い転げる。
さっちゃん先生
「ほれ、これが君たちの青春の証じゃ! 恋も友情も爆発しとるじゃろうが!」
ランタンの下、波打ち際でカップル予備軍たちが並ぶ。
レンジ
「アヤメさん……俺、君のこと、ずっと…」
アヤメ
「……レンジ……私も……」
カケル
「ミナト、俺……お前が好きだ!」
ミナト
「私もカケルのこと……!」
ハルとユラ、ソラとハナ、パパイヤとルアーナ、リュウとミオ、ユウとアオイもそれぞれ
「好きだよ!」と告白ラッシュ。
ナナとレイも小声で
「……まあ……嫌いじゃない」
「うん、僕も」
全員が笑いながら、赤面しながら、波音の中で互いの気持ちを確認する。
杖を高く掲げるさっちゃん先生
「ここで全員の恋愛、魔法的に後押しじゃーー!!」
杖から放たれる光が夜空に広がり、花火のように恋のエネルギーが弾ける。
生徒たちは自然と手をつなぎ、抱き合い、笑顔と歓声が浜辺に響く。
さっちゃん先生
「よ! これで全員、南国学園最後の夜も青春満タンじゃ!
若者よ、大志を抱けーーー!!」
満天の星空、静かな波音、ランタンの光。
南国学園の仲間たちは笑顔で未来を見つめる。
恋も友情も全開、ギャグも爆発、だけど心は真っ直ぐ。
そして最後に、杖を振るさっちゃん先生のシルエットが海風に揺れ、南国の夜を彩る。
さっちゃん先生
「3年ONI組よ!卒業しても恋も友情も全開でいきなさい。杖がなくても、心でツッコミ入れ続けろよ!」
ONI組(男子生徒)
レンジ・タイガ ― 「恥ずかしがり屋でも、好きな気持ちは逃さないって、やっと学んだぜ…」
カケル・ココナ ― 「アクティブに生きろって言われたけど、恋も冒険も全力だ!」
パパイヤ・スズキ ― 「イタズラも恋も、逃げずに楽しむのが大事ってことだな!」
ソラ・マヒナ ― 「真面目でも、心は自由に。好きな人には正直でいよう」
ハル・タヒチ ― 「海みたいに広く、誰にでも優しくなりたいな…でも恋は独占だぜ!」
リュウ・アロハ ― 「歌うように、気持ちも素直に伝えようって決めたんだ」
ユウ・サンゴ ― 「人の心を読むだけじゃなく、自分の心も大事にしよう」
レイ・ナツメ ― 「甘い言葉も時には勇気。卒業しても、ちょっとナルシストでいいか」
ONI組(女子生徒)
アヤメ・ハイビスカス ― 「クールに見えても、甘えたい気持ちは隠せないのよね…」
ミナト・プルメリア ― 「明るく元気に見せてても、心はドキドキ。卒業後もSNS映え以上の毎日を!」
ユラ・モンステラ ― 「内気でも、勇気を出すって大事。恋も友情も胸に刻む」
ルアーナ・パパイヤ ― 「天真爛漫でいるだけで、世界は少し楽しくなるんだって学んだ!」
コトリ・マリン ― 「少し不器用でも、心はちゃんと伝わるって信じたい」
サクラ・カカオ ― 「恋話は尽きないけど、笑顔があればなんとかなる!」
ハナ・リリコ ― 「スポーツも恋も全力!汗も涙も全部青春の味だね」
ミオ・ココナッツ ― 「ドジでも天然でも、自分らしくいるのが一番カッコいいんだなって」
アオイ・バナナ ― 「毒舌も仲間思いも、全部私の武器。卒業しても使うわよ!」
ナナ・パッション ― 「詩や絵みたいに、感情を表現する勇気をずっと忘れない」
最後に全員で波に向かってジャンプ!砂まみれ、笑いまくり、思い出は永遠に南国の星空の下、ONI組の笑顔が輝き続けた。
『3年ONI組 さっちゃん先生8 南国学園 恋のトロピカル』
ー完ー




