表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ランキング12位達成】 累計55万9千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『3年ONI組 さっちゃん先生3 ―天使なのに悪魔のような生徒たち』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1224/1363

第12話 天界学園・風紀崩壊!鬼教師、両陣営を一撃粉砕!!

放課後。天界学園・大講堂。

ステンドグラスの光が虹のように差し込み、静寂に包まれる。


その光の中から――


パァァァァァァ……


白い羽を広げ、4人の天使が降り立った。


◆ 天界生徒会 登場


セラフィーナ=ホーリーウィング(会長)

 金髪碧眼、完璧な微笑。だが内心「テストの点数が人間の価値」信仰者。


ガブリエル=ナンバーズ(副会長)

 規律第一主義。遅刻は死罪レベル。


ウリエル=ロジカル(書記)

 感情を軽蔑する論理マシン。「効率の悪い友情」とか平気で言う。


ラファエル=ホスピタル(会計)

 笑顔の皮を被った罰金鬼。「校則違反は10枚羽罰金♪」


セラフィーナ「地獄からの交換生、そして3年ONI組。あなたたちの存在が、天界の教育を脅かしているわ。」


グレン(筋肉で机を粉砕しながら)「うるせぇな、羽根カチカチ軍団!」

マリナ(髪が炎でゆらめきながら)「“脅かしてる”んじゃなくて、“燃やしてる”だけ♡」

ベニー(水をぶっかけながら)「お掃除してるって言ってください〜〜!」


さっちゃん(にっこり)「……はい、今日も地獄が始まりました♡」


対決開始!

セラフィーナ:「風紀委員、鎮圧を!」

ガブリエル:「規律違反、現行犯!」

(光の縄が地獄組を拘束)


グレン「こんな紐で俺が止まるかよォォォ!」

(腕の筋肉で引きちぎる)

ガブリエル「なっ!? 人力で破壊!?」


マリナ「よっしゃー♡ 次、燃やす番〜♡」

(天井に火柱ドーン)

ラファエル「消火剤一缶につき天使コイン10枚ね〜♡」

ベニー「だったら俺がやるぅぅぅ!!」(ドバーーーッ!!)

天井→今度は水浸し。


ウリエル「非効率。これは無意味な争い。」

グレン「おう、“無意味”の象徴が俺だ!」

(拳でウリエルの机を粉砕)

ウリエル「……ふむ。物理的に理解不能。」


生徒会総崩れ

セラフィーナ「な、なんて野蛮……! こんな存在、学園から追放します!!」


グレン「できんのか? 俺、転校届け燃やしたぞ」

マリナ「あたしも〜♡ 校則も燃やした〜♡」

ベニー「ボクは……流した!」


ラファエル「この人たち、経理的に破綻してるぅ!」


さっちゃん、限界突破また

「ちょっと、全員黙りなさいっ!!」

(ゴゴゴゴゴゴ……空間が震える)


全員(生徒会+地獄組)「……ひっ!?」


さっちゃん(ニコニコ)「天界も地獄も関係ないの。ここは“学校”よ。」

(鬼の笑顔)

さっちゃん「“教育”ってのはねぇ――」


ドゴォォォォン!!(床が裂ける)


さっちゃん「殴り合いじゃなく、“心”でぶつかるのよォォ!!!」


セラフィーナ「そんな力ずくで教育など――!」

マリナ「先生、あたし燃えてきた!!」

グレン「俺もだ! っていうか物理的に燃えてる!!」

ベニー「誰か水!! ……あ、ボクだ!!」


ベニー(ドバーッ!!)→火が消える→天井崩壊。


さっちゃん「全員、放課後反省会♡ “3泊4日”で♡」

全員「それ反省じゃなくて修行ぉぉぉ!!」


ナレーション

「こうして、天界学園は“史上初の教育戦争”を迎えた。だがその中心には、今日も笑う鬼教師がいる。」


さっちゃん(ほほえみながら)「あ〜あ……また校舎壊れた♡」

セラフィーナ「修繕費、地獄組から徴収します!」

マリナ「え、あたしの財布燃やしたよ?」

ベニー「ボクのは流した!」

グレン「俺のは投げた!」


さっちゃん「……はい、全員再教育♡」


全員「ギャアアアアアア!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ