第5話 ツノミーの暴走合体!魔界ロボ危機一髪
魔界の朝は、今日も平和……に見えた。
だが、その静寂を突き破る轟音が!
ドォォォンッ!!
巨大な金属の影が街を覆う。
ビルの屋上でキラリと光るツノ。
ツノミー「ふははははッ!!今日こそ合体だッ!!!」
【暴走の序章】
ツノミーは、ありとあらゆるキャラを巻き込み始めた。
ツノミー「お前の腕!いただくッ!」
スッパーマン「腰が…ッ!スーパーピキッ!」
ポパイヤ兄貴「オイ待て!オレのタル返せぇぇ!」
ベティー骸骨「アタシの骨がドリルになってるぅぅ!?」
数秒後
魔界史上最大の禁断兵器が誕生した。
“超合体!ギガ・ツノミー・ロボ”
その姿、全長300メートル。
腕はタル、脚はホネ、背中からは炎の羽、
胸部にはなぜかポパイヤの顔が鎮座している。
ツノミー(中の声)「見ろ!これぞ著作権フリーの最終形ッ!!」
【炎の翼バルゴン、出動!】
バルゴン:「おいおい、また無許可コラボか!燃やすぞこの野郎!」
炎の翼を広げ、一直線にロボへ突っ込む!
だが、ギガ・ツノミー・ロボは“著作権バリア”を展開。
ツノミー「おっとぉ〜!燃やすには申請が必要だゾ☆」
バルゴン「俺の炎は自由契約だぁぁ!!」
激突!!
だが、ロボはビクともしない。
むしろバルゴンが“右肩パーツ”として吸収されてしまった!
【言葉の嵐、オズワルド卿乱入】
オズワルド卿「しゃべる、しゃべる、しゃべる!今もしゃべってる〜!
この戦い、実況しながら相手を眠らせるぞぉぉぉ!!」
魔界中に鳴り響く早口ラップトーク。
住民たちが次々と寝落ちする。
マオ吉「ヤベぇッス、睡眠テロだコレ!」
さっちゃん「……この騒音、音速超えてるわね。」
【連携ツッコミ起動】
さっちゃんの胸の紋章が光る。
《言語演算モード・リリスバイト起動》
ホログラムが展開し、オズワルド卿の台詞をリアルタイムで解析。
さっちゃん「“しゃべる、しゃべる”は二回繰り返してる。つまり……冗長ッ!」
ツッコミビーム「ショート・ワード・クラッシュ」発射!
オズワルド卿「うわああ! 言葉が消えるぅぅ!!!」
さっちゃん「言葉は消しても、魂の笑いは消せないのよ。」
【ツノミー、最終暴走】
ギガ・ツノミー・ロボが光を帯び、叫ぶ。
「著作権を拳で殴って消す!!!」
街の看板、ロゴ、商標が次々と消滅していく。
マオ吉「うわぁ!看板から“ヨシギュ”になってるッス!」
さっちゃん「文化崩壊5秒前ね……!」
二人は飛び上がる!
マオ吉「ツッコミ・コンビネーション!ツノ解除モードッ!!」
さっちゃん「リリスバイト・解析完了!」
「「ツッコミ・オブ・シンクロ!!!」」
ギャグの波動が走り、巨大ロボの関節をバラバラにする!
ドォォォン!!
ツノミー「ちょ、ちょっと待っ……まだ合体の途中ぃぃぃ!!」
ズガァァァン!!
ロボ、崩壊。
残されたのは、タル、骨、翼、ツノ。
そして真っ黒コゲのツノミー。
ツノミー「合体って……難しいね……(チリチリ)」
マオ吉「無理やり合体させんなよ!」
さっちゃん「人も文化も、勝手に混ぜたら壊れるだけよ。」
静かに立ち上がる魔界の朝。
今日も、笑いとツッコミが世界を救った。
本日の学びポイント(さっちゃん毒舌解説付き)
ノリで合体は危険
さっちゃん「勢いでくっつくの、青春じゃなくて迷惑よ。無断合体は文化破壊!」
言葉は武器にも防具にもなる
さっちゃん:「口は災いの元。無駄に喋りすぎると自分が吹っ飛ぶわよ。」
著作権は拳で消せない
さっちゃん「殴っても消えないの。消したければ書類を持ってきなさい。」
笑いと文化は守るもの
さっちゃん「ツッコミも笑いも、雑に扱うと魔界が壊れるの。手加減は大事よ。」
連携こそ力
さっちゃん「ひとりで暴れても限界。笑いも戦いも、チームワークが命ね。」
「文化も笑いも、暴走すると危険。でもツッコミと知恵で魔界は救える。さっちゃん流、今日の教訓よ。」