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全話 完結【45万6千PV突破 】運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『さっちゃんとバルゴンとマオ吉の魔界世直し7 悪夢の国からサヨウナラ』
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第5話 スイーツ地獄!悪夢のケーキバトル!

突如現れる悪夢の使者

魔界の空に不穏な影。大きなティーカップに乗った、シルクハットの男がふわふわと舞い降りる。


挿絵(By みてみん)


「ごきげんよう、魔界の住人たち!悪夢のプレゼントをお届けに参りました~♪」


夢と現実を操る悪夢の貴公子ドリーマー卿。

住人たちはあわてふためく。


そして、ドリーマー卿の背後から巨大なケーキの魔人、お菓子の魔人、アイスの魔人の三体が登場。

「食べるがいい!永遠に終わらぬデザート地獄を味わえ!!」


バルゴン「ちょっと待て、これはデザートじゃなくて完全に拷問だ!!」


さっちゃんはピシッと指を突きつける。

「カロリーも呪いも高すぎるわよ!服が黒くてよかった、赤かったら著作権アウト!」


「本日のお届けものは“悪夢のスイーツコレクション”でございます~♪」

そう言って指を鳴らすと、空からケーキ、プリン、マカロンがどっさり降ってきた!

「あなたのプレゼント、甘くて迷惑なだけね!」さっちゃんが毒舌で一喝。


しかしその瞬間、魔界はスイーツ地獄に変貌した。

床はプリン、壁はチョコ、空気までバニラの香りでむせ返る!


魔界住人たちは、ケーキに押されてベトベトに。


「うわっ、マジで足元がプリン地獄!」

「チョコレートに埋もれて何が何だかわからない!」

「バタークリームが目に!目に入ったぞー!!」


マオ吉がマイクを掴んで実況開始。

「Yo!ケーキで埋まる魔界、住民スリップ、甘さ限界、脱出せよー!」


ドリーマー卿はティーカップを傾けて笑う。

「食べても食べても出口なし♪ それが“永遠のティータイム地獄”さ!」


バルゴンは大口を開け、炎の胃薬ブレスをぶっ放す!

「これで甘さを焼き飛ばすぜーッ!!」

ドゴォォォン!! 炎がケーキの塔を直撃!

チョコレートが焦げて、甘苦い香りが立ちこめる。


「ふぎゃー!焦げたプリンも食べられないぃ!」と住民たちが大騒ぎ。


続いてあのちぁんが、砂糖神の残留エネルギーを放出。

「甘さ返せ、砂糖パワー全開っ!!」

ホイップクリームの竜巻がケーキモンスターを巻き上げ、チョコスプレーの雨が降り注ぐ。


さっちゃんはピシッと指を突きつけて毒舌。

「カロリーも呪いも高すぎるわよ! 誰がこんな地獄設計したの!? お菓子の悪夢って、どういう教育方針よ!」


魔界住人たちは、転げながらもギャグ全開で反撃開始。


プリンで滑って棒で突く!

チョコで固めて飛び蹴り!

ベリーソースでスリップアタック!


「うわーん、甘いのに痛いー!」とケーキ魔人が絶叫。

マオ吉がさらにラップで煽る。


「Yo!甘さに負けるな!滑っても笑え!ギャグで魔界を救えーッ!」


バルゴンが最後の一撃を叫ぶ。

「炎のデザートフィニッシュ!!!」

ドリーマー卿のティーカップが吹き飛び、空に虹色のカスタードが舞い上がる。


ドリーマー卿はティーカップで後ずさり。

「くっ、甘さで敗北するとは……次はもっと……!」


さっちゃんはピシッと指を突きつけ

「甘く見たら痛い目見るのよ。笑いと知恵と毒舌が最強の防御スキルよ!」


マオ吉がラップで締め。

「Yo!ケーキの魔人蹴散らせ、魔界平和復活、甘い悪夢も撃退完了!」


静まり返った魔界に、さっちゃんの毒舌が響く。

「スイーツは腹八分目。悪夢も、笑いも、ほどほどが一番ね!」



本日の学びポイント(さっちゃん毒舌解説付き)


甘さと油断は命取り

さっちゃん「人生もケーキも、食べすぎ注意よ!」


ピンチこそギャグの見せ場

さっちゃん「転ぶなら派手に転びなさい。笑いが取れればノーダメージ!」


チームワークは糖分でできている

さっちゃん「一人じゃ溶けちゃうのよ、友情のカロリーで立ち上がりなさい!」


「スイーツは笑顔をくれるけど、やりすぎは地獄。

ギャグも糖分も、“あと一口だけ”が命取りよ。

次はローカロリーな悪夢にしてちょうだい、ドリーマー卿!」


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