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第4話 中庸の逆と、例外とは。

 劇物注意!

 ここまで読んでいただいた方、或いは幸運の反対を無と答えた方専用のページです。


 中庸はたった一つの例外を除いて存在するのは、前章で述べた通りです。

 さて、その例外は皆、大好き『シュレーディンガーの猫』が絡んできます。

 世界で最も有名な猫ですね。

 知らない人はググって下さい。


 一応、簡単に捕捉しますと、観測者が箱の中の猫が生きて居るのか、死んでいるのか、箱を開けて観測しない限り、どちらも有り得るという思考実験です。

 さて、じゃぁ、中庸できないモノの答えが観測⇔未観測かというとそうでも無いわけです。

 人間には、観測、いいかえれば認識するという行動には無自覚というのがあるのです。第六感と言われる奴で、言葉には出来ないけど、箱の中の猫が死んでるか、生きて居るか判ってしまう状態です。


 かみ砕きます。

 野球で例えると、ピッチャーの球は速すぎて予測をしないと撃てないということはご存じでしょうか。けれども、大谷選手がホームランを連発しているのは何故でしょうか? データから予測しているのも当然あるかと存じます。けれども、それならば他の選手が同じことをすれば打てるはずなのに、打てない。何故でしょうか。

 半分、オカルト話に突っ込みますが、第六感です。

 つまり、言葉では説明できない何かを大谷選手はピッチャーから感じ取り、打っているという仮説が成り立つんです。


 他にも、

 霊の存在について、判る人は判るけど、判らない人には判らない。

 重量を一ナノグラムまで調整できる人も居れば、出来ない人も居る。

 これらによって経験と第六感が仮説として成立してしまうんです。


 じゃぁ、何だよ、と言われれば、答えは簡単です。

 既知⇔未知です。

 第六感であろうと知ってしまえば既知になります。未知の状態を保つことが出来ず、中庸にならない、完全にイエス・ノーで分類できるのです。


 さて『中庸の逆』の話に飛びますが、答えから述べます。

 仏教的な考えから抜粋しますが『あるがままにあるがままを』が反対語になります。何故ならば、中庸とは散々上げてきた例の反語に対して、バランスを取りましょうという話です。『あるがままにあるがままを』とは、そのものがあることをそのまま受け入れましょうという意味で、中庸との反語を見事に構成します。

 

 そして、『あるがままにあるがままを』には既知⇔未知を内包させるとあら不思議。自分が既知の『あるがままにあるがままを』と未知の『あるがままにあるがままを』が出来上がりました。


 例えるなら、

 自分の考えが相手に完全に理解されない⇔相手の考えが自分は完全に理解出来ない。

 知ってる(無自覚を含み)世界・常識・経験⇔知らない世界・常識・経験。

 

 という風に二分できるわけです。

 じゃぁ、それが何に使えるんだよという話になりますよね。

 単純です。


 自分の知っている(無自覚含み)ことと中庸を疑いましょう。

 そうすると、効果は二つ。


 1つは現状未知で将来既知になる範囲で『幸せの糸口』がポロリと出てくる可能性があるということです。

 2つは中庸にこだわり過ぎて零してしまう『幸せの糸口』がポロリと出てくる可能性を拾えることです。


 ここまで読んでいただいた方、有難うございます。

 この文章の難点は、この文章自身も疑う必要があるという矛盾を含んでいる点になります。

 何故ならば、貴方は知ってしまった。

 ならば、これ以外の未知も有り得るということです。


 もし、見つけた方がいらっしゃいましたら、お教えください。

 大歓迎です。


 おしまい。

私の幸せの為に、☆やブクマ、いいねをつけてくれたら嬉しいな!

ここまで読んでくれた人が居たら、御礼申し上げます!


読者の方も幸せになって欲しいな!

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