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「異世界」っていいですね

作者: 新竹芳

 はじめまして!


 なろうの森の片隅のさらに地下深く、底辺住居のさらに底辺でちまちま文章をしたためている新竹芳というものです。




 「異世界」


 皆さんはお好きですか?

 私は大好きです。

 ええ、大好きですとも!

 たとえ家族から同意を得られず、あまつさえ冷たい白い目で見られたとしても!しても……ても…も…(エコー)


 かれこれ長い間、伊集院光大先生が廚二病と名付ける前から、その病を患っていますから。

 もっともその頃は、「魔法」ではなく「超能力」でしたが…。



 ごめんなさい、「異世界」についてでした。

 「魔法」でも「超能力」でもなく、「異世界」についてでしたね。



 この厳しい現実ではなく、心優しい世界(自分にとって)、それが「異世界」




 昔、あるところにいた少年は思いました。

 なんとこの世は自分の思い通りにならないのだろう、と。


 でも、頭の中には世界最強、頭脳明晰、眉目秀麗な自分がいました。

 なんでも思い通り、好きな女の子は全て自分に恋い焦がれて、強い敵も一瞬のうちに打ちのめす自分。


 いやあ、廚二病全開でした。


 でもそれに飽き足らなくなったその少年は、漫画を描こうとしました。


 あれ、自分のイメージ通りの絵にならない。

 しかも同じ顔が描けない。


 ここでも厳しい現実世界という壁が立ち塞がります。


 少年は、字は書けましたので、小説とは言えない拙い文章を綴る作文を書き始めました。

 まあ、この際文章力には目をつぶりましょう。

 とりあえず物語は書けました、自己満足だけの物語(これは今も変わりませんが)


 ですが、現実での妄想の文を綴っておりましたが、それでも壁にぶつかります。


 ある日、少年は数少ない友人に自分の作文(小説とはとても言えない)を見せてしまいました。

 その時言われました。

 「こんな奴はいねえ」と。


 現実の物語を書こうとすると、どうしても現実の規制があります。

 自己満足ですから無視してもいいとも思うのですが、考え始めたらドツボです。


 しばし悩んだ末、名案を思い着きました。


 自分で世界を作ればいいんだ。


 名案だと思いましたよ、その時は。


 だってね、現実の規制を考えなくていいんですよ。

 物理法則も、法の規制も自由なんですから!


 そう、自由なんですよ、全て……


 すべて自分で作らないとならない。


 これってかなりしんどいって、書き始めて思いました。


 ある程度の設定をしないと、物語自体が支離滅裂になるんですよね、これって。


 結局、大部分を現実にある設定の流用になっちゃいました。


 さらにその世界観や、物語の舞台になる場所、多くのことを説明しないと説得性に欠けるので、説明の文章が、まあ、長くなる、長くなる……


 そこで気付いたことがありました。


 物語よりも、その設定考えている方に楽しみを感じてしまいました。


 そこで出来た小説を友人に読んでもらいました。


 不評でしたね。

 自分的には面白かったんですけど。


 理系の大学に進んだせいか、そういう細かい設定、特に物理法則について考えるのが好きになっていたようです。

 ですが、大抵の友人、特に小説を楽しむ友人にはどうでもよかったみたいです。


 ああ、「異世界」の話からそれてしまいました。


 当然「異世界」なのですから、現実と同じでは面白くないですよね。

 もっとも、平行世界とか世界線という言葉で語られる、この現実世界と少しだけ違う、というのもありだとは思います。

 それでも、全く違う世界って、夢想しちゃいますね。


 ただ、先にも書きましたが、自分で1からその世界を構築するって本当に大変です。

 今は、いい意味でも悪い意味でもテンプレが出来てますね。

 中世~近世のヨーロッパてな感じでしょうか。

 さらにRPGゲームの隆盛も相まって、イメージしやすくなって書く方としても楽になりました。


 というわけで、現在連載している「神の子」という小説は、がっつり乗っかってます。

 本当に都合のいい主人公なので書いてて楽しくてしょうがないんですけど、そのせいか、最初の構想よりかなり長くなってます。

 20万字位で終わるつもりだったんですけどね。


 興味があったら、読んでもらえると嬉しいです。


 この舞台はぶっちゃければ、もろヨーロッパをベースにしてます。

 島国がイギリス、ランス帝国がフランスで、レオパルド帝国がドイツです。

 この世界ではレオパルドがランスを併合、統一した世界です。

 連載はまだ続いておりますが、もう少しで終わる予定です。

 その時に題名「神の子」の意味も解るようになっています。


 「異世界」、面白いですとね。

 でも表現を読んでくださる方に面白く伝えられていないことは重々承知しております。

 本当に自分のイメージを文章に落とし込めず、反省の日々です。

 少しでもうまく伝えられるように精進していきたいですね。



 もし、次回もこんな駄文を書く気になったら、「魔法」と「超能力」について私見を書きたいと思ってます。


 ではでは。

 また、どこかでお会い出来たら楽しいな。


何か思うことがあれば、感想、よろしくお願いします。

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