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第123話 地獄の上映会

 もっと斬らなくては。


 恐怖に満ちた目を見開いて自分を映す男の僧帽筋から反対側の脇まで、一息に叩き下す。


 すでに鈍く刃こぼれした剣であっても、人間離れした半神の力はケーキのごとく人体を切り分けた。


 もっともっと殺さなくては。


 盾の(ふち)で顔面を陥没させ、身を返しざま、目についた脇腹に剣先を突き刺す。


 そのまま真横に切り裂くと臓物がぞろりとこぼれ出て、満開の藤のようにふくらはぎにまとわりついた。


 それを敵の顔面に向けて蹴り飛ばし、視界を奪われた男の喉を掻き切っていく。


「ぎゃあああッ! 痛え! 痛えよおッ!」


「誰かッ! 誰かこいつを止めてくれえッ!」


 豚が上げる阿鼻叫喚の戦場音楽は、ただ一人、敵中の深部に身を沈めた騎士の耳には遠かった。


 ――こんなにも無様な分際で、何が左腕か。


 聞こえるのはただ、失望に冷え切ったおのれの声。


 ――お前は平和ボケをしていたのだ、ティルダ。あの方がお前を置いて行ってしまうことなどないと、根拠もなく信じていた。血を目にして、やっと幻想に気が付いたのだ。


 ──その体たらくで、どの面下げて王の騎士だと言うつもりか。


 ガキンッ!


「!」


 とうとう剣が半ばから折れて、弾き飛ばされた。


 魔法印を施し、血脂にも損傷にも強化したクレイモアだったが、力任せの酷使に耐えかねたのだった。


「おい! 今だッかかれ!」


「……」


 雨と返り血でぐっしょりと濡れた灰色の髪の下。


 切れ長のガーネットはわずかにも動じることなく、指示を飛ばす男の頸動脈に折れた切っ先を突き立てた。


「ぐっ、がぁ……っ!」


 血を噴き出して呆然とこちらを見つめるのは、すでに黄泉路に落ちた魂。


 ハンティングソードを分捕ると、飛び込んできた獲物の脳天までを刺し貫いた。


(もう目を、覚まさないかもしれない……! あの大きな瞳が、光を見ることはないかもしれない……! わたしのせいだ!)


 暴力の嵐と化して骸を積み重ねながら、少女はただひたすらに自分を責め続けていた。


(胸の(うち)を、明かしてもくれないだと……!? 荷を分けようとしてくれないだと……!? 当たり前だ! 貴様のようなでくのぼうに、そんな資格があるものか!)


 ──激怒に支配された鉄の獣といえど、体力は無尽蔵ではない。


 気が付けば、腕の重さが増していた。


 不死身かと思われた年若い騎士が肩を上げて荒い呼吸をしていることを、狩人たちも察知した。


「み、見ろッ! 動きが鈍くなってる!」


「疲れてきてるぞ!」


「殺せ!」


(しまった! 没頭しすぎた……! 離脱しなくては!)


 敵に背を向ける屈辱に、下唇を噛んだその時。


 大いなる海鳴にも、遠雷にも似た突風が吹いた。


 風のあまりの強さに、一瞬目を閉じたティルダが再び瞼を開いた時には、三人の男たちの首が一度に宙を舞っていた。


 返す力で、さらに三人の胴が分かたれる。


「お前――なんだ、そのへっぽこ剣は」


 赤土に根を張る、大樹のような声。


「しばらく見ないうちにどれほど成長したかと思っていたが、まさか……筋トレしかしてなかったんじゃないか?」


 身の丈、周囲の狩人たちの頭二つをゆうに超す。


 肩の隆起はアルカン山脈の稜線のごとく、敵を睥睨する紅い眼光は炯々(けいけい)と鋭い。


 驚異的な脚力で、大森林から続く荒野を三日で踏破してきたインゴルフ・ハーゼナイは、太い笑みをニッと浮かべた。


 突如現れた筋骨隆々とした大男――そして確実に人知を超えた膂力(りょりょく)を誇る怪物に、狩人たちは一気に後ずさった。


「父さん……」


 かつて、諦めた声。


 夢に見るほどにもう一度聞きたかった声。


 ガーネットの瞳にじわりと涙の膜が張り、四年前に人狩りに引き裂かれて以来、二度と会えると思わなかった父の姿を、淡い光に滲ませた。


「か、母さんは……? 母さんも一緒?」


「ああ。近くで身を隠してるよ。夜の帷(オルフェン)のお呼びで馳せ参じたらこの様子だ、危なっかしくて先におれが来た」


 インゴルフは、敵中の深部に自分の娘とゴーレムしかいない状況に、訝しげに眉をひそめた。


「お前、なんでこんなとこに一人でいるんだ?」


 ティルダは自らの任を思い出し、滲んだ涙を血に染まったこぶしで乱暴に拭った。


「父さん……! 姫君が、我らの王が撃たれた!」


「だから自決しようとしたのか?」


「!」


 父の乾いた問いに、言葉を失った。


 死にたいくらいにおのれを恥じたとはいえ、自殺しに来たわけではない。


 だが確かに、我を忘れて危機的なまでに深く、敵陣へ斬り込みすぎた。


「違う……! わたしは騎士だ! 自死の大罪を犯すなんて恥知らずなこと、決してしない! ――きっとまだ姫君は、生きていらっしゃるのだから……!」


 仮にアリアの魂が身体を離れたならば、魔法使いの手によって、人狩りどもは全員火達磨となり、とっくに奈落の底に落ちているはずだ。


 あの男は自分と同じくらい、頭がいかれているのだから。


「だから、……だから、叱ってもらわなくてはいけない。お守りできなかったことも、勝手をしたことも……!」


 脳裏に、小さな手にかわいらしく頬をつねってもらう想像が駆け巡った。


 重く疲れた身体に、俄然(がぜん)、生命力が漲ってくる。


 ――そうだ。まだ自分は何もしていない。


 口に出して(こいねが)っていない。


 あなたの荷を分けてほしいのだと。


 たとえ頼りなくとも、もし寄りかかってもらえたのなら、あと百年だって無限に力が湧いて頑張れるのだということを。


「こんなところで……死んでられるか!」


「そうか」


 力強く言い放った娘に、インゴルフはお揃いのガーネットをまぶしそうに細めて破顔した。


「ならば騎士殿、如何する」


「王命はすでに下っている」


 血脂で汚れたハンティングソードを振り、敵の喉笛に狙いを定める。


「卑劣な人狩りどもの、完膚なき殲滅。二十年もの間、気高き神々の末裔を貪ってきた恥知らずの豚どもを、骨まで残さず灰にしろ。インゴルフ・ハーゼナイ。その剛腕、我が王のために捧げろ!」


「承った」


 蛮力漲る戦士は、身の丈ほどの大剣を垂直に立てると、あっさりと首肯した。


「オラオラどけどけ~! ハチの巣にするぞ!」


「どいたところでするけどね~」


 パラパラパラ……とおもちゃのような発砲音とともに、賑やかな子どもたちの声が接近した。


「ティルダ~! 来たよ~ん」


「うわあ~、どろっどろのグッチャグチャ」


 敵中深くで相見えたとは到底思えない、少年少女たちのキラキラとした赤い目に、騎士の親子は面食らった。


「あっ! そちらはもしかしてティルダパパですか? いつもお世話になっています」


「おおおっ? ご、ご丁寧にどうも~。こちらこそ、うちの娘がお世話になってまして」


「ねえねえっ最近作ったんだこれ! さっそく使わせてよ、新型爆弾!」


 満面の笑みのニコスが、人狩りの群れに躊躇なく手榴弾を投げ込んだ。


 爆発音とともに火花が弾け、数人の男たちが猛火に呑み込まれていく。


「アッハ!」


 熱風に金髪を煽られながら、もがき苦しむ狩人を眺める柘榴色の瞳は、興味深そうにピカピカと輝いた。


「実験へのご協力ありがとう! い〜い燃えっぷり!」


「ぎゃああああ!」


「水だッ! 雨水で消せッ!」


「なっ何だこれ消えねえぞ!?」


「気づいた? きみたちが味わってるのは最新鋭の油脂製焼夷弾、汎用型携帯式ニュクス・ピュティア! 本物と違って人体の完全燃焼まで一分かかる見込み。そして本物と同じく、敵が燃え尽きるまで絶対に消えない激ヤバの火焔! 一回付いたら燃え尽きるまで、消火できないよ。アハハ! この執念深さ、ピッタリだよね!」


「ニュクスさまのことなんだと思ってるんだお前」


 ドン引きしながら、ボアネルジェスがスラリとサーベルを引き抜いた。


従え(オルメティキ) 業火(フォティア)


 歌とともに指先を滑らせると、刀身から火焔が噴き上がる。


 驚愕してたたらを踏んだ狩人たちに踏み込んで、躊躇わずに下から袈裟懸けに斬り上げた。


 斬られた男は火柱と化し、絶叫しながら前後左右の仲間たちにしがみついて延焼させた。


 地獄絵図を目前に、──魔獣と対峙することも恐れていた少年は、口の端を釣り上げた。


「人間って案外、脆いもんなんだな。――ハッハハハ!」


 喉をついて出たのは、力強い哄笑。


「狩人がなんだ……! よくも、おれたち家族を狩ってくれたな! あの時、おれは何にもできなかった。……けどもう、お前らなんか恐れない! どんどん来い……! どんどん、おれたちの薪になれ!」


 ボアネルジェスの火炎に包まれた瀕死の狩人を、ふわふわの髪をした小さな少女が敵の集団に向かって蹴り入れた。


「サンキュー、ボア。使わせてもらうね」


 カネラはゴミを見るような目で、容赦なく回転式拳銃(リボルバー)の引き金を引いた。


 射出したのは火炎弾。


 荒天で使うには不向きな弾だが、燃え盛る炎の中へ撃ちだせば、爆発的な炎上を引き起こす。


 ッドオオオオン……!


 狩人たちが爆発四散し、空中から四肢や臓物が満開の花弁のように降り注ぐ中、少女は涼しい顔で次弾を装填した。


「ま、カネラさんが頭を使えばこんなもんよ。さーて次次っと」


 友人たちからは少し距離を取って、長槍を振り回しているのはアニスだった。


 まだ幼い少女にも取り扱えるよう軽量化し、かつ触れた者を爆破させる魔法を施した、凶悪なハルバード。


 二十年前の戦でイリオンの民をたやすく屠った飛竜騎兵の武器を、そっくりそのまま真似したものだった。


「二人、……三人」


「うわあああ! たッたッ助けてくれ! おおおおれには故郷に残した――」


「……四人」


 命乞いは少女の顔を不快げに曇らせただけで、苛烈な魔法を施した切っ先は、熟したイチヂクのように容赦なく人体を破裂させた。


「大人のくせに、ギャーギャーよく喚けるね。……村の人たちは、わたしたち子どもを人質に取られて、みんな黙って殺されていった。ベネだって泣きながら、静かに死んでいった。全部全部……一つ残らず償わせるまで、わたしたちの痛みを思い知るまで、あなたたちの命乞いなんて、絶対聞かないから!」


 どこからどう見てもいたいけな子どもたち――しかし蛮族もかくやと言わんばかりの揺るぎない殺意に、インゴルフはバチバチと強めに瞬きをした。


「……ティルダ。この子らは?」


「友だち」


「えーと、以前から人狩り相手に戦を?」


「いや。人を斬るのも殺すのも、今夜が初めてのはず」


「え? 初? え?」


「だというのに、この勇猛な戦いぶり……! 何もかも姫君の薫陶のおかげ! やはり我が君は、この世の全てをあまねく光で照らす神の写し身……!」


「あの、初めて人を殺したら普通もっとこう、ウワーッてなるもんじゃないか? えっ最近の子だから? 父さんの時代と違うのかなあ?」


 狩人の首を叩き落としたボアネルジェスが、「ティルダの親父さん」とインゴルフを見上げた。


「ユスティフ人の神は、人を殺すと地獄行きだって教えるんでしょう? 教本で読んだことがあります。まあおれはそんなの、信じちゃいねえけど……だったらなおさら、やりますよ」


 闇に沈んだ岬の方を、夜だというのになぜか眩しそうに見やった。


「だっておれたちのためなら、あいつ、ためらいなく手を汚すもんだからさ」


 横顔に滲むのは、地獄の最中とは思えない温かなはにかみ。


 他の子どもたちも、同じ表情をして頷いた。


「あの子が進むなら、わたしたちも進むだけ。ちっとも怖くなんかありません。地獄だって、一緒がいい!」


「邪魔者ぜーんぶ片付けて、起きたアリアの度肝を抜かせてやるんだ!」


「そうそう。ちょっと寝てたってへーきへーきって教えてあげるの。ねっティルダ!」


「ああ!」


 血泥と硝煙の中で死体を折り重ねながら、明るい声を交わし合う亡国の子どもたち。


 インゴルフはおのれも大剣を振り回しながら、ただ舌を巻いた。


(この子らはいったい、どんなお方を戴いているというんだ……?)






 ++++++++






 高台にいれば、凶悪極まりない子どもたちと大男に喜々として屠られ、散り散りに逃げようとすれば待ち構えていたゴーレムに刈り取られる。


 着々と数を減らしていく人狩りに対し、市民たちはどんどん数を増やしていった。


 王を傷つけられたイリオスの怒りは、襲撃者のみならず市民たちにも向けられた。


 背負っている凶悪そうな武器を使う素振りはないとはいえ、戦闘力が高く好戦的なイリオスの拳。


 足も歯も爪も、何だって使ってくる戦汚さ。


 さながら猛獣相手の戦いに、敵の人数が少なくともまるで敵わないと判断した市民たちが、次から次へと助っ人を呼んできたからだった。


「クソイリオン人どもが! 人の町に来て好き勝手しやがって!」


「出ていけ!」


「何だとクソユスティフ人が!」


「うげえッ!」


 石を投げつければ、一瞬で距離を詰めて横面を岩のような拳で殴ってくる。


「人の国を好き勝手蹂躙したのはどこのどいつだ!」


「何の話だよ!? わけのわからねえこと言いやがって!」


「黙れカエル喰らいども!」


「ほげえッ!」


 夜明け前のもっとも暗い刻限。


 雨脚は弱まってきていたが、とても寝てなどいられない騒ぎに、足腰の悪い老人まで含めてほぼ全市民が、高台に集まってきた。


 寝付けずにいたダヴィドもまた、友に引っ張り出されていた。


「おい。……嘘だろ」


 ――そうしてやっと、おのれが何を引き込んだのかを知ったのだった。


 倒壊したサイロ。

 砲弾が撃ち込まれた白亜の家々。

 叩き壊された噴水。

 粉々に割られたモザイクタイルの床。

 畑は踏み荒らし尽くされ、影も形もなくなっている。


 いずれの赤い目の人間もケガをし、子どもたちですら例外なく、顔や腕から血を流していた。


(ど、どこだ……!? あの娘は、どこだ!?)


 慌てて朝焼けの瞳の少女を探すが、見当たらない。


「!?」


 到底あるはずのないものが視界の端に飛び込んできて、ダヴィドは同じ場所を五度見した。


 死体と瓦礫と泥ばかりの中。


 豪華絢爛な天蓋付きのベッドが、奥まった岬の上に建立されていた。


(な、な、な、なんだアレ……!?)


 どう見ても、こんなゴーストタウンにあっていい代物ではない。


 仮にここが大貴族の屋敷や皇宮だったとしても、屋外にあったらやはり頭がどうかしている。


 深い闇の中でも白く浮かび上がる、葡萄の葉が透かし彫りされた壮麗な寝台。


 とってつけたような光景に度肝を抜かれた浅瀬色の目は、広すぎるシーツの上、眠る小さな人影を捉えた。


 顔の半分をべったりと血に汚した、真っ白な顔色の少女。


「あ……あ……ああ……」


 ただ、口を開けることしかできなかった。


『おつかれさまです! あの、よかったらこれ使ってください』


 朱色のペンキがついた頬は、ふっくらと薔薇色に色づいていた。


 こちらを見上げるピンクの瞳は、それ自体が輝いているように澄み渡り、真っ直ぐダヴィドを見上げていた。


(おれは……いったい、何をしたんだ……!?)


 突如、夜空が真昼のように明るくなった。


 同時に、手足が見えない鎖に戒められる。


「!?」


 何者かに羽交い締めにされているかのように強制的に頭を上に向かされて、ガッ! とまぶたを広げられた。


(なっ何だ何だ何だ!? 何が起きている!?)


 気が付けば、声も失っていた。


 瞳だけで辺りを見渡すと、他の市民たちも同様に身体の自由を奪われ、混乱と恐怖に満ちた顔を上げさせられていた。


「準備が整った」


 上空で黒いローブを翻すのは、紅紫(マゼンタ)の双眸をした少年。


 冴え冴えと冷たい眼差しは、まるで羽虫を見るがごとくにこちらを見下ろしていた。


「憐れで愚かなユスティフのハエども……。我が唯一の至宝の優しい心が、お前たちにも向けられたから、ぼくはこの魔法を使わなかったというのに。――あの子の好意に甘えておきながら、よくも傷つけたな!」


 ロードライトガーネットに、金の焔が走る。


 魔法使いの左手が天を向くと、重い雲の立ち込めた空一面に、煮詰めた金や銀や銅、エメラルド、ガーネット、ラピスラズリや水晶の渦が広がり渡る。


 美しくも腰が抜けそうに禍々しい、沸騰する神々の激怒。


刮目(かつもく)せよ! ――我が怒りを歌え、記憶の女神ムネモシュネよ!」


 地獄の上映会が、始まった。



お読みいただきありがとうございます!


アリアがおりませんので奴らやりたい放題です。主人公出てこなくて恐れ入ります。


もうちょっとだけダヴィドをボコったらアリアが出てきます!


もしお好みに合いましたら、下部の★5やブックマークを頂けますと、作者の励みになり更新頻度が上がります!


よろしくお願いします!

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[良い点] 更新お疲れ様です! やはり暴力…!正当な暴力は全てを解決する……!!!! 幼子たちの美しい絆に涙しながら、俺の中の蛮族達が感涙と興奮を表すために地面を足で蹴りたたき寸本の狂いもなく吠え…
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