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80000000000(地下戦争編)  作者: VB:Done
第2章1節 刀靭の変
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刀靭の変 7

「俺と勝負しろ!サモス先輩にお前らなんぞ…」


「いいから黙ってろ。」


シュンカは敵を1人解放する。



「名前は?」


「名前なんて聞いてどうする?」


「強けりゃ覚えてて損なし。」


「弱かったら?」


「忘れればいい。」


「忘れられないくらい

特徴的な名前だったらどうする?」


「黙れ!さっさと名乗れ!」


ヤイバが怒鳴った。



「まぁ、あんた、

俺が名乗ったの綺麗さっぱり忘れてるからな

頭は大したことないから

簡単に忘れられるだろうな。

俺は瀬願。星はまだない。」


「いちいちうるさいやつだ。」


「いちいちうるさいやつだ?

あんたのさっきの怒鳴り声の方が

断然うるさいと思うけど?」  


「うっせー!」


「ほら、あんたの方が…」


ヤイバは斬りかかる。



「ごちゃごちゃうるせぇんだよ!」


「あーあー、わかってないな。

あんた耳聞こえてますぅ~?

それと、誰か音量測る機械とか

持ってる人はいませんか?

この人の方が声デカくてうるさい

ってこと気づいてないんすよ。」


「ごちゃごちゃうるせぇんだよ。

いいか、俺が言ってるうるせぇは

理屈立てて文句言ってることだ。

音量じゃなくて内容!人をイラつかせる内容!」


「だったらイラつくって言えよ!

あんたの語彙力が弱いのを

人のせいにしてんじゃねぇよ!

しかも、理屈立てて

何か言ってんのあんたの方じゃねぇかよ!

あんた、すんげーアホね!アホ!」


「ホント…うるさくてムカつく奴だぜ!」



ヤイバは怒りに身体を任せ、刀を振り回した。


だが、そんな適当な攻撃は当たらず

代わりに攻撃をかわした

瀬願のカウンターを腹にくらった。


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