刀靭の変 2
【参戦から2日】
翌日、3人は戦場へ向かう。
戦場という名のリングへ。
「こんな戦いやる意味あんのか?」
「えぇ、もちろん。」
ヤイバの質問にカンピが答える。
「名を上げるため?」
「えぇ。」
「俺は宗教団のためだが」
「何のために上げる。」
「答えは楽しいからです。」
カンピは歩みを止める。
「ゲームをやれば楽しい。
スポーツをすれば楽しい。勝負に勝てば楽しい。
それと同じ。名が通れば楽しい。そんなもん。」
「そんなもんのために戦争?」
「戦争に理由なんざいらねぇ。
ちまちまタイマンしてくより、
早く名が上がるってだけさ。」
「気に入ったぜ!」
戦場に向かう途中で
ヤイバはシュンカに耳打ちする。
「はぁ?」
「頼む!感覚忘れたら元も子もないんだ!」
「俺だって…」
「次回でいいだろ!」
「わかったよ…」
そんなことをしてる間に
戦場へとたどり着いてしまった。
敵は既に到着していた。
「遅いんじゃねぇか?」
「テメェら程度に急ぐ必要なんてあんのか?」
敵も3人だ。
「なんだ、そいつら。」
「新顔のヤイバとシュンカだ。
そっちこそそいつ誰だ?」
「瀬願だ。どうも。
昨日は同期のノゥがお世話に…」
「いいから始めようぜ!
戦争なんてすぐ終わんねぇだろ!」




