第四部、第1〜6回 (90〜95)、来来、家常から
ここから言い訳三昧〜
長くなってくると、こだわりも忘れて違うの使っちゃったりして、言い訳も増えてくるという。困ったものだ。
第90回、来来、家常
・もじよみのはなし……土地区分の名称
第三部、11回あたりでもやっているけれど、部分の読み方って難しい。
ここでは南宮北宮をナンキュウ、ホクキュウとしているけれど、日本語で同じ部分を読めば、おそらくナングウ・ホクグウとするでしょう。
まあだから、あんまりこだわらないでいいかなぁと……思うんだけどもさて。
・おてらのはなし……寺ちがい
寺……大元の意味は、名簿を集め管理するという仕事をする所で、ここで名簿とは、名前住所とかだけではなくて、さまざまな情報を含んだもので、まあつまり今なら役所と思えばいいんだけど。仏寺もだから、元のイメージは宗教施設というより、教徒の名簿を管理している役所。なので「寺」。
役所としての意味で寺を使うと、お寺で護符が〜という文章では、宗教施設の寺を言うことになるのは、ちょっと区別つけにくいなあと思う…
まあ、あとどうでもいいかもしれないけど、ブセイ殿って、いつも武政殿と書いてしまう。執務のとこだからって、ついつい……武「成」殿であります
第91回、来了、家常
・けっこんまでのはなし……六礼
六礼というのは、礼記に載っている、中国での婚礼までの流れ。
納采、問名、納吉、納徴、請期、親迎、というやつ。
まあ大雑把には、仲人からの申し入れを受けて、先祖に伺う儀式をして、贈物をして婚約。それから日取りを決めて、お迎えする云々だそうで。
でも、地域、時代によって細かな部分は変わるけども、民間では速攻で簡略化されてしまったようですよ。なんて言われたら、なにを書けばいいんだ…
そんなで、もっとぐだぐだと細かくなるであろう皇帝の結婚式が、この六礼に適うかは謎。
話中の太占は納吉に当たるが、文字がビミョーなんで、ごまかした……だから、あんまり使う意味はなかったかもしれない…
第93回、不穏之根
・みんなのきもののはなし……皇帝と妃と官僚と
官吏の服装は、色や布が厳密に決められているけれど、女性はそうでもなく。
もちろん、儀式に合わせて衣服の様式はかわるけど、この規則のほとんどは、明から清の時代のもの。
いろいろ資料があって、唐代のもののように思われるが、出典はほぼ同一。しかも「礼記」のように、名目はそうだけど実態は知らんよというものも含まれる。
そりゃまあ、絵にするところの平安時代だって、平安の時代に描かれたものではないから、創作的にはスペシャルドリームHE・I・A・Nでいいと思う。同じように、これでいいだろ唐代、なデータで書いてなにが悪い、と。
ただ、なんかのはずみで検索汚染しちゃってるとすると、悪いなあと思う。
だから生地に花模様を入れて丈夫にする節約タイプというのは、かつての欧州陶器メーカーがやっていた、汚点、ひび隠しの小花模様の話を使ったもので、創作です。
なお、中華後宮の者の全ての衣服が、宮城内部で作られ、支給されていた時代は確かにあるようだし、頭髪の飾りについても、清代は厳密な規定があったけれど、盛唐あたりでは、予算ないから服飾工房閉鎖ね!な記述もあるので、わりと適当なのでは。
でないと、妃がお金持ち出身である意味、なくなっちゃうような気がする。
とりあえず、適当に装飾して書いてる棠梨〜を、知るひとが読んだら、清少納言はあんトーストがお気に入り!とか書いてあるように思えても、無視して戴きたいのであります。
第94回、激突討論但除外有
・かんいのはなし……三公は存在しました
三公。太尉、司徒、司空のみっつ。
皇帝以外はわりとテキトーに処理してたけど、今まで話中ではないもののように扱っていた。まあ、名誉職だからなくてもいいし〜たいがい引退しててもいいだろうってな老人にあてがわれるモノだし〜名前だけで偉そうって感じれば、それで通じそうだし〜…………という、雑な理由で書かなかった。
なお、文章では、司空が皇帝に次ぐとか書いていて、つまり三公で一番上に思えるかもしれないが別にそんなこたーない。
三つのうちひとつ云々、とか書いてたら面倒だったから。つまり、良い説明文が書けなかったからですハイ。
・きさきのはなし……一皇后三夫人九嬪
六礼といっしょで、題目と実態が乖離しているもの。
というのは、すでに歴代の皇帝も自分で分かっちゃいたので、ぞろぞろと嬪妾が名前つきでいたわけではない。
とりま、三夫人。
賢妃…………いろいろあって、朱蕣に当てるのはこれにしようと、三夫人のうちから選んだわけだけど、読み方がどうもあれだなとか思わなくもない。
けんぴ。
……けんぴ……芋ケンピ??
他が徳妃、淑妃だから、「けんひ」って読みたいなあって思うんですけどもダメかな……まあいいや……これって、天妃の時も悩んだやつ。
なんにしたって指定された妃全員がいたわけでもなし、貴妃みたいに捻じ込まれて増えたものもあるし、賢妃とかってなんかスゴそうって思ってればそれで。
明の時代まで行くと皇貴妃とか、貴妃とは別にいたりして……あなた誰ですかと思いましたまる
第95、佳人之愁
・るびあそびのはなし……ハウスホールド
ここで使ったハウスホールド、単純に辞書を引くと、世帯とか家族とかの意味がでてくる。
だから、家の切り盛りという意味では、ハウスキーピングを使う方が分かりやすい。
んだけども、こう……宮城というでかでかとした集団全体の管理者の意味を含めたかったために経済学上の家計を表すハウスホールドを使った。
ルビ遊びにしても、コダワリというほどの意味はなかったので、やっぱり最後までハウスキーピングとするかを保留してた。
………コピーに疲れてきて、ミス以外を変えるのに面倒になってたとかは秘密。




