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僕が妹に転生したら皇太子の婚約者にされました  作者: とらまる
フレーデル王国編
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みんなで夕食

みんなで夕食を作ることになって、ヴィルとアリーナを誘いに行ったけど二人とも不在だった。

「デートでもしてるんじゃないか?」

「え?ヴィルが?」

なんかショックだ…。


「フリッツは何でいるの?今日はサークルの人だけだよ?」

「ミハイル、何か不都合でも?」

「まぁ私は君も好きだけど…、君がいるとリネアとゆっくりできないし。」

「しなくていい。」



今日の夕食はバーベキューをすることになった。

僕たちは買い出しに行く人をじゃんけんで決めた。

ルイと僕、ルドルフさんの三人が行くことになって寮の敷地内にあるスーパーに向かった。

残った人は火おこしやテーブルの準備をするらしい。



お肉はポークをメインにいろいろなソーセージを買ってみた。

「ルドルフさん、お酒ばっかりかごに入れないでよ。」

「だってバーベキューにはビールでしょ?」

「もー、酒代は割り勘にしないからね。」

「リネア、公爵家の令嬢の癖に細かいね。」

「ルイ、私の父親はけちだからお小遣いが少ないんだよ。」

「そうなの?じゃあ殿下にだしてもらえば?」

「フリッツに?そんな事頼みたくないよ。」


「あ、このお菓子買っていい?これも…。」

「お菓子は割り勘にしないからね。」

「ルドルフさん、細かすぎ。」

「ルドでいいよ。」

「じゃあ、ルドで。」

「えー、僕もじゃあルイで。」


買い出しが終わると肉に下味をつけた。

サラダやフルーツを切って皿にもりつける。

「フリッツ、火は?」

「あと少しだな。」


火が安定するのを待つ間にマシュマロを焼いてビスケットにチョコレートと挟んだ。

「はい、エマ、フリーダ」

「わ!スモアだ!」

「おいしー」

「ルドとルイは?」

「食べる食べる。」

「順番だよー。」


「フリッツ…リネアってすごいね。あの人たち、ランク王国の王族とロマーナ王国の第三皇子だよ。彼女にとっては身分なんか関係ないんだろうね。」

「だろうな。俺たちみたいに打算的に付き合ったりもしないしな。あー、あのルドルフって奴は要注意だな。今リネアに触った。」

「あんまり細かい事言うと嫌われるよ。」

「俺が?まさか。」



肉を焼きだして30分ほどするといい匂いがしてきた。

さっきからグリルの側でユーラとフリッツがお酒を飲みながらずっと話をしている。なんだかんだ言って話が合うのかな。なんか嬉しい。


「ねー、そろそろじゃない?蓋開けてみてよ。焦げたらいやだし。」

「まだだろ?…あ、黒い。」

「もー!二人ともさっきからしゃべってばっかりいないでちゃんと見ててよ!変わって!」

「すまん…。」

「ごめん…。」


僕は焦げた肉を取り除いて次の肉を焼き始めた。

「みんな先に食べてて。私が焼くから。」


お酒を飲みながらみんなが食事を始めた。

凄く楽しそうだ。なんか、学生って感じだなあ。

「リネア、変わろうか?」

「ルイ、いいよ。ルイも食べてて。」

「じゃあお皿持ってくるからここで一緒に食べよう。僕もまだ一応飲めない年齢だしね。」

「一応ね!」

僕たちはジュースで乾杯をした。


僕とルイは肉を焼きながらいろいろ話をしてるうちミーシャの話題になった。

「…じゃあセルゲイとはもう会ってないんだね。よかった…。」

僕たちはフリッツとユーラに口の動きを見られないよう二人を背にしている。


「うん、ミーシャにはちゃんと言ったからね、気をつけてって。むしろ君を心配していたよ。」

「ミーシャ…優しいなぁ。」

「そう、彼女は昔から優しいんだ。誤解されやすいけど。…それよりさ。」

「何?」

「最近、セルゲイがうちスクールの生徒と出歩いているのを見かけたっていう奴がいる。」

「え…」


「その中に、殿下のいとこもいたらしい。」

「メアリーが…?」

嫌な予感がする。


「まだ誰にも言っちゃだめだよ、ミーシャにも。」

「ルイ…君は何でそんな事を知ってるの?セルゲイが危ないってことも…。」

「…そのうち言うよ。」

「分かった。どうして私に?」

「なんとなく…。君はきっと巻き込まれる気がして。何かあったら僕に言うんだよ。」

「…分かった。ありがとう、ルイ。」



フリッツがビールを持ってきてこっちの椅子に座った。

「君はランク王国のリオンヌ君だったな?久しぶりだ。」

「お久しぶりです、殿下。」

「知り合い?」

「王族のパーティーで以前会った。」

「そっか。」


ルイのさっきのメアリーの話を思い出す。フリッツが知ったら心配するだろうな。まだ話すのは早いよね?

…セルゲイ…。



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