04
投稿画面さん、お久しぶりでーす
そんなこんなで街に戻ってきたアグノス。
しっかり買い込んで、ゆっくり過ごそう、もう疲れた……
と、思っていたのだが…
「あの、待ってください!置いていかないでくださいよー」
「頼む、頼むからついてこないでくれえ!放っておいてくれえ!」
「嫌ですよ!マシィズ様から頼まれましたもん!ついていきますよお!…それに、もう離れたくないですし…」
はあ、マシィズ姉はなぜこんなことを…俺はゆっくり過ごしたかったのになあ。なぜデシアを連れていかせたのかなあ…
と言うかまた訳のわからんことを…もう離れん?たかが6年だぞ?…人間として、六時間ぐらいだろうか?俺らからすれば些細な時間だ、離れたうちにはいらんだろう?
「いや、一日に一回は会いたかったのです!」
「は!?そんなについてくんな!もう一生離れないつもりか⁉︎」
「はい、そうです!」
「いや、君のことは好きだよ?婚約者だしねえ。君のためなら、神格なくしていいくらい。でもね、一生はなれないのはどうかと思うんだわ、ねえ!?」
「えへへ、好き、好きですって、好き…えへ、えへへへへ…」
やべえ、前は大人しく、無慈悲で、無口で有名だったデシアが、こんなになってら…
壊れたか⁉︎
「壊れてませんよ!酷いですねえ。」
彼女は、デシア。『戦争』を司る神である。
「うぇへへ、私はデシアですう、破壊、仇討ち、侵略、略奪持ってこい!だけどアグノスさまを潰すんだったら、潰しかえしますよお、ウェへ、うぇへへへへ……すぴぃ…」
『あ、トラブル起こると思うけど、がんばってね!」
あの時は、『マシィズねえやっさしい!』って思ってたけど…
酒飲んでたのか…
ん?待てよ、6年前から戦争が起こりまくってたなあ、…も、もしや!
「お前、機嫌が悪かったのか…俺が、いなかったから、か。」
「…うぇへへ、これからはずっと一緒ですよっ、アグノス、しゃまあ…」
…そう、だな、ずっと一緒だよ、デシア。
ブクマはつくけど、評価がつかない…これって普通なの?