03
ひょ、評価が来たし…と喜んだ矢先にまさかの説明回…
神界移動…もとい里帰りを行った僕を待っていたのは、不機嫌な顔だった。
「こらあ!」 「ひい!」
少し驚いた僕を抱きしめたのは、1人の少女だった。
「もう!心配したんだから!」
…このひとは、マシィズ。
僕の…姉だ。
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僕は、マシィズと、なぜ、という問いを双方にした。
問い1:なぜ下界に降りたのか(マシィズより)
Q:すろーらいふというものを聞き、してみたかったから
「それならなぜ王族の1人になったの?」
しゃあないじゃん、裕福なところ選んだだけだし。
問い2:なぜ僕に加護、もとい寵愛がなかったのか
ここで、色々…知ってしまったのだ。
いやあ、それは予想外だし。
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「いい?あなたは、創造神。それは理解してる?」
「うん、もちろん。」
「創造神って言うのはね、この私、破壊神と同じく、最高位の神なの。」
「…?」
「んああ、めんどくさい!わかる?上位のものに加護?寵愛?なんじゃそりゃって話なのよ。なら私が…って言うとね、どうしてもあなたのエネルギーとは逆だから、力が消えてしまう。ついでに私もね。最高位の神が2人とも力を失えば、この世は終わっちゃうの。かと言って、あなたをいじめる周りを消そうとしても、破壊にバランスが傾く。創造の力が神界にない今、創造の力が働くと、どうしても変なものが生まれちゃうのよね…」
まあ、加護をかけるのはは姉さんしか無理で、かけるとヤバい…のか…な?
「あんた、わかってる?」
アグノスはスッキリした顔で答えた。
「うん、やばいんだよね!」
「そう…ね……はあ。」
シィズ姉はちょっと疲れた顔で答えた。
また評価きたら続き書きます…