26/36
戦闘2
「うおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
猿飛は鉄パイプを前に持って振り回した。
かかかかかかかかかかかかかかかかっ!
火花が飛び散る。
上手く跳弾しているようだ。
「すごぉーい!」
跳弾した弾が下っ端共を襲う。
「ぐはぁ!」
「うぐ!」
「そんなバナナ!」
残るは鬼頭のみである。
「く、くそぉ!」
犬養たちはジリジリと鬼頭に詰め寄った。
「そんな、漫画みたいなこと起こってたまるか!」
ごもっとも。
「しょうがないじゃーん!私、ヒロインだしぃ!」
はいはい。
「もう、観念するんだな!鬼頭!」
「お前、何もやってないだろーが!!」
「ぐ!」
「抵抗しないでください。無益な暴力はしたくありません。」
桃が木刀をかざした。
「…。」
桃の実力を知っているからか、鬼頭は静かに手を差し出した。
投降するらしい。
桃は懐から縄を取り出した。
「警察に行くまで大人しくしていてください。」
(結局、最後は警察に連れて行くのかよ…。)
その時鬼頭の手に何か光るものが見えた。
「!!!!危ない!」
犬養の声がこだまする。




