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序章
時は平成。
古来より京の都を脅かしていた、魑魅魍魎、鬼や妖怪の類は既に滅び去り、現代は人間の支配する世になっていた。
しかし、とは言っても悪が滅んだわけではない。
鬼の代わりに、人間が人間を騙し、奪い合うようになった。
歴史は繰り返す、というわけではないが、少なくとも、似たようなことは起こる。
悪が滅んでも、また次の悪が現れる。
そんな不毛な歴史のサイクルを終わらせようとする一族がいた。
その名は、桃田一族。
室町より続く鬼退治の一族である。
時は平成。
古来より京の都を脅かしていた、魑魅魍魎、鬼や妖怪の類は既に滅び去り、現代は人間の支配する世になっていた。
しかし、とは言っても悪が滅んだわけではない。
鬼の代わりに、人間が人間を騙し、奪い合うようになった。
歴史は繰り返す、というわけではないが、少なくとも、似たようなことは起こる。
悪が滅んでも、また次の悪が現れる。
そんな不毛な歴史のサイクルを終わらせようとする一族がいた。
その名は、桃田一族。
室町より続く鬼退治の一族である。