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老練の賢人ダンクオル

クーゲル達が街道を歩いていると、植物が枯れ果てた荒地へと出た。


「なにこれ…」


「どうなってるぷにゅ!?」


植物だけが切り取られたように枯れ果てているその様は、まるで地獄のようだった。


「…あそこに人がいる。行ってみよう。」


クーゲルがそう言って指差した方向には、長い耳を持つ亜人が震えている。


どうしたんだと気になって走っていくと、長い耳の亜人もこちらに気づき、ゆっくりと歩いて来る。


「あ…貴方達は旅人ですか…?」


「そうだけど…君は?」


クーゲルが尋ねると長い耳の亜人は口を開く。


「私はエルフのメルリ…この森だった場所で暮らしていた者です。」


長い耳の亜人、エルフ…もといメルリが名乗ると、クーゲル達も名乗りだす。


「ボクはクーゲル!」


「オレはぷにゅりんだぷにゅ!」


「僕はドロヒューだよ…!」


「我はデストロームだ。」


それぞれの自己紹介が終わると、クーゲルは口を開いた。


「ねぇメルリ、どうしてここは枯れ果てているの?」


「それは…」


メルリが言いかけた途端地面から巨大な食獣植物が現れる。その姿は、まるで巨大な脳のようで、鋭い爪と、5つの口を持ち、そのうちの2つの口からは真っ赤な目が覗いている。


「何だこれぷにゅ!?」


「こんな食獣植物は見たことが無い!いったい何者だ!?」


ぷにゅりんとデストロームが驚くとメルリは慌てて喋りだす。


「あれこそ、この辺りを枯らしたモンスター〔ブレインプラント〕です…!」


その言葉を聞いた4人は戦闘態勢に入る。ブレインプラントは5つの口を向けて突撃してくるも、クーゲルは盾で防ぐ。


「結構力が強いな…!だけど…」


クーゲルはデストロームに目配せすると、デストロームは頷く。


「今度は我が相手だ!」


デストロームはブレインプラントの背後に素早くまわり、口のついた蔦を両腕で引きちぎった。


「グジャァァァァッ!」


蔦を引きちぎられた衝撃でブレインプラントは暴れ出す。すると、赤い霧のようなモノを口から吐き出した。


「何だこれ…けほっ。苦しくなって…」


「我までも動けなくなる…とは…」


「ふ…二人とも!どうしたぷにゅか!?」


「しっかりして…!」


突然クーゲルとデストロームはその場で倒れ込んでしまう。ただ、ぷにゅりんとドロヒューだけは効果が無いようだった。


「グジャァァァァ…!」


倒れた2人を確認したブレインプラントは大きな口を開けて捕食しようとする。その時何やら巨大なモノがぶつかり、ブレインプラントはのけぞる。


「やれやれ…交戦の音が聞こえて通りかかってみたら…」


ブレインプラントが怒り心頭で声がした方を見上げると、そこには骸骨のような頭を持つ巨大な岩塊のようなモンスターが佇んでいた。


「グ…」


「まさかモンスターに襲われてる旅人を見かけるとは思わんかったがな。」


岩塊のようなモンスターは鋭い眼でブレインプラントを睨みつけ、前脚を大きく振りかぶる。


「キラードロップス!」


振り下ろされた前脚によって叩き潰されたブレインプラントは慌てて地面に潜り、逃げ去っていった。


「…お主らはブレインプラントの種を植え付けられたようじゃな。少し待っとれ。」


岩塊のようなモンスターはクーゲル達に向けて何かの瓶の中身を振りかけた。


「あれ…身体が動く!」


「身体中の痛みがすっかり消え去ったぞ!」


「皆…無事でよかったぁ…」


クーゲル達が喜ぶ中、ぷにゅりんが岩塊のようなモンスターに近づく。


「クーゲル達を助けてくれてありがとうぷにゅ。ところで…」


「あぁ、ワシの名前はダンクオル。ちょっぴり長生きな放浪のモンスターじゃよ。」


岩塊のようなモンスター…ダンクオルは続けざまに語る。


「お主の仲間に振りかけたモノは8種の薬草と清流の水を煮詰めて作った薬でな。身体の中の異常を取り除く力が秘められておる。」


ダンクオルのその言葉を聞いたぷにゅりんは頷き、さっきの事で疑問を抱く。


「そういえばオレとドロヒューの身体にもブレインプラントの種が付着したハズなのに、どうして何もなかったんぷにゅか…?」


「それはブレインプラントの種は肉にのみ反応するからじゃ。植物型や亡霊型のモンスターには種が自然と死滅するんじゃと。」


それを聞いたぷにゅりんとドロヒューはホッとする。そして、やりとりを見ていたメルリがもじもじしながら歩いて来る。


「皆さん、ブレインプラントを追い払ってくれてありがとうございます。」


メルリは深々と頭を下げ、5人に向けて話し出す。


「あの…よければなんですが、エルフの里へ来てください。里の長に会ってもらいたんです。」


「わかった。ボクらを案内してよ。」


クーゲルのその言葉に頷いたメルリは、5人を連れて枯れ果てた大地を歩き出した。


…しばらくして、不思議な木々に覆われた森にたどり着いた。周りは枯れ果てているのに、その場所は緑が生い茂っている。


「ここがエルフの里です。エルフ族に伝わる魔法が何重にもかけられているので、枯れずに存在できるんです。」


「ほぁー…これは立派な…」


「周りと比べて生命力が満ちあふれてるぷにゅね。空気が違うぷにゅ。」


クーゲルとぷにゅりんが見つめていると、武装したエルフの二人組が走ってくる。


「何者だ!ここをエルフの里と知っての事…」


「わーわー!待って皆!この人達は私を助けてくれたの!」


メルリが武装したエルフの前に慌てて叫ぶ。それを聞いたエルフ達は武器を下ろし、頭を下げる。


「こ…これは失礼しました!仲間を救ってくれた恩人達になんと…」


「大丈夫だよ。警戒するのは当たり前だもの。」


クーゲルがそう言うと、エルフ達はホッとした表情で頭を上げ、道を開ける。


「さぁ!お通りください!」


エルフの言葉を合図に、メルリとクーゲル達は里へ入っていく。


里をまっすぐ歩いていると、物珍しそうに木陰からエルフ達が見つめている。


「エルフの里には旅人が滅多に来ないんです。皆、旅人が珍しいんですよ。」


「エルフの里はワシも初めて訪れたのぅ。」


各々がキョロキョロしていると、メルリは大きな木の前で立ち止まる。


「この木に長が住んでいます。さぁどうぞ中へ。」


メルリに連れられて巨木の中へ入っていくクーゲル達。根の階段を登っていくと、一際目立つ色のエルフが座っていた。


「父様、ただいま戻りました。」


「おぉ…よくぞ戻ってきたメルリよ。その連れてきた者は…なるほど。お前を助けてくれた恩人達か。」


里の長がそう言うとメルリは頷く。そして里の長が立ち上がると、クーゲル達に深々と礼をする。


「私の娘を助けてくれて感謝する。お礼としてはなんだが…この里にいくらでも滞在してほしい。」


「ありがとうございます!」


クーゲルがお礼を言うと、里の長は静かに頷き、椅子にゆっくり歩いていき、再び座った。


「さて…」


里の長は手を叩くと、他のエルフが集まってくる。そして、クーゲル達に深刻な顔で声を出す。


「娘の恩人に言うのはなんだが…この里を助けてくれ!」


その言葉を聞いたクーゲルは、念の為詳しい事を聞いた。


「あのブレインプラントというモンスターが現れてから、かつて美しかった森は枯れ果て、生き物はどんどん消えていった…。」


里の長が涙を流しながら語る。


「この里の勇敢なエルフ達が戦いを挑むも、皆帰らぬ者となった…。だから頼む!ブレインプラントを倒し、この里を助けてくれ!」


それを聞いたクーゲルは頷き、他の3人も頷いた。それを見ていたダンクオルが口を開く。


「ワシも戦わせてもらうぞ。ブレインプラントにはちっとばかし知識があるものでな。」


それを聞いた里の長は改めて涙を流しながら、お礼を言う。そして一人のエルフを呼ぶと、クーゲル達に紹介した。


「この者がブレインプラントの住処まで案内してくれるだろう。恩人達よ…頼んだぞ!」


「それでは皆さん。案内エルフのオイラについてきてください。」


案内エルフに連れられ、里の外へ移動するクーゲル達。しばらく歩くと、蔦が絡む神殿で立ち止まった。


「ここがブレインプラントの住処です。傷ついたブレインプラントはこの奥で休んでる姿が目撃されてるんです。」


「なるほど…つまりさっきの戦いで消耗してるからこの先にいるってわけか…よーし!皆!行くぞ!」


クーゲルは4人にそう言って歩いていく。案内エルフは手を振りながらクーゲル達を見送った。


「少しじめっとしてるなぁ…どうしてブレインプラントはこんな場所に…」


「ブレインプラントは湿気の多い場所を好んで住処にする性質をもっておる。この神殿が奴にとって理想的な場所だったのだろう。」


クーゲルの疑問にダンクオルが答える。その間にもどんどん神殿を進み、奥を目指す。


「…待って、あそこに誰か居る。」


ドロヒューの言葉に一同は立ち止まる。そこにはブレインプラントをなでる大きなモンスターが居た。


「ぷっきゅっきゅ〜♪私の可愛いブレインプラントちゃん♪そんなにボロボロになって、誰にやられたの〜?」


大きなモンスターになでられるブレインプラントはクーゲル達が隠れている物陰の方へ蔦を伸ばす。それに気づいた大きなモンスターは手をかざしてクーゲル達を吸い寄せた。


「うわぁっ!」


「ぷにゅっ!」


「こいつが…元凶!?」


各々が吸い寄せられた衝撃で転ぶ中、大きなモンスターはクーゲル達を睨みつける。


「私の可愛いブレインプラントちゃんを傷つけたのはテメーらかぁっ!?」


大きなモンスターがキレる中、デストロームはそのモンスターを睨む。


「お前…神魔宝軍(しんまほうぐん)十五魔将(フィフティデーモナー)だな。我の見覚えが確かなら。」


デストロームのその言葉を聞いた大きなモンスターは目をパチパチさせる。


「ぷきゃっ…よく見抜いたぷにゅね。私は神魔宝軍の十五魔将(フィフティデーモナー)NO:12!ヘビーぷにゅりん!オメガアーマー様に忠誠を誓う者…」


大きなモンスター…ヘビーぷにゅりんはニヤニヤ笑ったかと思うと、突然壁を殴りつける。


「そんな事はどうでもいい!私の可愛いブレインプラントちゃんを傷つけたテメーらを生かして返すわけにはいかねぇんだよ!」


ヘビーぷにゅりんは怒鳴り、ブレインプラントは雪辱を果たさんと言わんばかりに唸る。


「クーゲル…ヘビーぷにゅりんは様々な搦め手を多用する十五魔将だ。我が知る限りではどんな卑怯な事をするか…」


「教えてくれてありがとうデストローム。さぁ皆!ボク達の力を合わせてやっつけるぞ!」


クーゲル達は素早く戦闘態勢になり、ヘビーぷにゅりん達に向かっていく。


「私に勝てると思うな!」


「グジャァァァァ!」


負けじとヘビーぷにゅりん達もクーゲル達に向かっていく。


「ライトニングシュナイダーッ!」


「ヒュードロ夜行!」


「デストロイブラスト!」


ヘビーぷにゅりんへ猛攻を仕掛ける3人。一方、ぷにゅりんとダンクオルはブレインプラントとぶつかりあっていた。


「グジャァァァァ!!」


「ヘビータックル!」


ブレインプラントの蔦攻撃をダンクオルはタックルで弾き飛ばし、突撃していく。


「ジャッ!?」


避けようとしたブレインプラントをぷにゅりんが噛み付いて阻止する。


「グジャァァ!!?」


ブレインプラントは食い込むぷにゅりんの歯による痛みで必死に暴れる。それに気づいたヘビーぷにゅりんがクーゲル達を押し飛ばして向かってくる。


「なにしてくれとんじゃこのガキンチョがー!」


「ぷにゃあっ!」


ヘビーぷにゅりんに引き剥がされたぷにゅりんは勢いよく投げ飛ばされる。


「ぷ…ぷにゅ…」


壁に叩きつけられたぷにゅりんはその場で倒れ込んでしまう。


「ぷにゅりんっ!」


クーゲルが慌ててぷにゅりんに駆け寄ろうとした時…


「クーゲル!危ないっ!」


ドロヒューの叫び声を聞いたクーゲルが後ろを振り向くとブレインプラントが大きく口を開けて迫っていた。


「あ…」


バクンッ


その音と共にクーゲルは食べられてしまった。それを見たヘビーぷにゅりんはケタケタと笑い出す。


「私の可愛いブレインプラントちゃん!よくやった!これで邪魔者は一人消えたぷにゅねぇ!」


狂ったように笑うヘビーぷにゅりんの姿を見てダンクオルはワナワナと震える。


「…ワシはここまで性根の腐った者は見たことがない。時空の歪みを通り、この世界へ来た時から一度も…!」


ダンクオルは地面を力強く踏みしめ、ヒビを入れる。


「他者の苦しみを理解できぬ者を…ワシは許せんのだ!」


ダンクオルの放つ殺気に思わずたじろぐヘビーぷにゅりん。それでもなお悪態をつく。


「たかがモンスターが一匹消えた所でなんでキレるんぷにゅかぁ?バッカらし…」


言い切る前にダンクオルの強烈な突進がヘビーぷにゅりんを吹き飛ばす。


「な…なにしやがるテメー!」


「言っただろう。ワシは他者の苦しみを理解できぬ者を許せんのだと。」


ダンクオルから放たれる殺気が強まる。その殺気に充てられ、戦意を失いつつあるヘビーぷにゅりんは叫ぶ。


「ブレインプラントちゃん!こうなりゃ全員まとめて食っちまえ!」


ヘビーぷにゅりんの命令を聞いたブレインプラントはとてつもない咆哮をあげて襲いかかる。


「グジャ…ジャァァァ!?」


突然ブレインプラントは苦しみながらのたうち回る。何事かと驚くヘビーぷにゅりんが慌てて近づくと、腹部が斬り裂かれ、中からクーゲルが出てきた。


「「クーゲルッ!」」


ドロヒューとデストロームがクーゲルに駆け寄る。ヘビーぷにゅりんは驚きのあまり、腰を抜かしている。


「ぶ…ブレインプラントちゃんは刃物で斬る事ができない程頑丈なハズなのに…どうして…!?」


「簡単な話だよ。それはボクがお腹の中で武器のトゲ部分を突き立てたからね!内側から何度も刺しまくったから繊維を破いて脱出できたんだ。」


クーゲルの割とえげつない脱出方法を聞いたヘビーぷにゅりんは完全に戦意を喪失した。


「さぁヘビーぷにゅりん!お前はどうする!」


クーゲルがそう叫び、改めて戦闘態勢になる5人を見てヘビーぷにゅりんは脱兎の如く逃走した。


「こ…これで勝ったと思うなぷきゅー!次こそリベンジしてやっからな!覚悟しとけテメーら!」


強がりながら神殿から逃走するヘビーぷにゅりんの姿を見て、クーゲルはため息をつく。


「ぷ…にゅぅ…はっ!」


その時、気絶していたぷにゅりんが目を覚ます。クーゲル達は駆け寄って喜ぶのも束の間…


「グ…ジャ…」


腹を裂かれたブレインプラントが起き上がる。しかし先程と違って戦う意志は無いようだった。


「そういえばこのブレインプラントはどうしよう?」


「確かにこのモンスターは森を枯れ果てさせ、エルフを襲っていたが…モンスター自身に罪は無いと思うなぁ…」


クーゲルとドロヒューが悩むと、ダンクオルが前へと進み出る。


「それならワシの古い知り合いにテイマーが居るんじゃが…その者にこいつを預けようと思う。…お主もそれでいいか?」


ダンクオルがそう言って見つめると、ブレインプラントは静かに頷いた。その時、デストロームがブレインプラントに近づく。


「ところで、食われたエルフ達はまだ生きているか?もし生きているならすぐに吐き出してほしい。」


デストロームのその言葉に頷くブレインプラントは、地面から大きなつぼみを生やし、開いた。すると中には帰らぬ者となったはずのエルフ達が眠っていた。


「そっか…消化せずにつぼみの中に入れてたんだね。」


クーゲルはそう言ってブレインプラントの頭をぽんぽんとなでる。その間にダンクオルはテレパシーを使い、テイマーを呼び出した。


「オッチャン。引き取ってほしいモンスターってのは、このブレインプラントで間違い無い?」


「ああ。言う事を聞くくらいには手なづけておいてくれ。」


ダンクオルは眠っているエルフ達を背に乗せると、クーゲル達に呼びかける。


「さぁ、エルフの里へ戻るとするか。じゃあ頼んだぞ。」


「任せといてよオッチャン。」


ブレインプラントを連れて去っていくテイマーと別れ、クーゲル達5人は神殿の入り口へと歩んでいく。


「あ!皆さん!ブレインプラントはどうなりました…?」


「やっつけたから、ここにはもう現れないと思うよ。」


クーゲルのその言葉と、ダンクオルの背で眠っているエルフ達を見て、案内エルフは驚きつつも喜ぶ。


「なんと!帰らぬ者と思われていた仲間まで助けてくれて…早く里に戻りましょう!ついてきてください!」


案内エルフはうきうきでクーゲル達を里まで連れていき、エルフの里では盛大な歓声があがっていた。


「皆様はこの里の英雄です!ブレインプラントを倒してくれただけでなく、エルフ達の救出まで…」


待っていた里の長がうるうると涙を流しながらメルリに慰められている。クーゲル達は沢山のお礼の言葉とごちそうを堪能しながら、話していた。


「肉を一切使われてないのに、とっても美味しい!」


「ホントぷにゅね!」


「凄く美味しい…」


「この料理の作り方を我は知りたいぞ。」


4人がわいわいと話す中、ダンクオルはごちそうに手を付けずに薬の調合をしていた。


「お口に合いませんでしたかな…?」


里の長が不安そうに聞くと、ダンクオルは首を横に振った。


「ワシは食べる必要がなくてな。それなら薬を作っているほうが時間を有意義に使える気がしての。」


ダンクオルはそう言うと調合した薬を瓶に

詰め替え、懐(?)に収納した。


「ねぇダンクオルはこれからどうするの?」


クーゲルがそう聞くとダンクオルは笑顔で答える。


「再び放浪の旅に出るとするさ。ワシは一つの場所には留まらん主義でな。」


ダンクオルが立ち上がると、ゆっくりと外へ歩き出した。


「また会える日を楽しみにしてるぞ。クーゲル達よ。」


そう言ったダンクオルを見送り、クーゲル達はごちそうを完食する。そして立ち上がると、里の長に頭を下げた。


「美味しいごちそうをどうもありがとうございました。」


「また里に寄ることがあれば、お邪魔するぷにゅね〜!」


「また…会おうね。」


「…さらばだ!」


クーゲル達は満腹感と共にエルフの里を後にした。枯れ果てていた里の外は、少しだけど緑が戻っていた。

今回登場したダンクオルはすーさん(@arjbsusan)の応募し、採用されたキャラクターです!

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