PROLOGUE:MIDNIGHT SHUFFLE
2024年6月9日、私の息子は何者かによって殺された。
まだ10歳になったばかりの幼い命は犯人によって連れ去られた。
そして無惨な姿になるまで撲殺された。
「刑事の元木恵子です。犯人逮捕に向けて全力をあげます。宜しくお願いします。ご心痛のところ、申し訳ないのですが事件当時の遥さんと裕翔君の事を教えて貰えますか?」
彼女ともう一人の刑事がお家にやってきて1ヵ月。
事件は何も進展しちゃあいなかった。
あの日、私が仕事から帰って来ても裕翔はいなかった。
いつもなら帰って来てSWITCHをしながらごろ寝している息子が。
彼のスマホに何度もラインを入れた。
既読にもならない。21時を過ぎて、私は警察に届け出をだす。この時はまだ彼も生きてはいた。
翌日の朝9時、警察から電話が。息子が殺害されたと――
発見されたのは隣町の大きな公園。その片隅。
鉄製の物で激しく殴打され続けて、脳に甚大な損傷を受け亡くなった。
死亡推定時刻は6月9日の23時00分。
何者かに誘拐されたのか?
抵抗した形跡がみられたそうだが、少なくともその時間になるまで彼は暴行を受けたとみられない。
「この公園で殺された……?」
息子が見つかった公園のブランコに乗りボソッと呟く。
「ここにいらしたのですね。探しましたよ」
気がつくとすぐ後ろに刑事の元木さんがいた。
私は失礼ながら「うわっ!」と驚いて「驚かせないでください!」と怒る。
しかし彼女の一声でその怒りも静まった。
「容疑者を捕まえました。明日にはニュースで報道もされるでしょう」
えっ…………と声はでなかったが、時が止まる。
彼女から聞かされた話というのは実に奇妙で信じがたいものだった――
∀・)いやぁ久しぶりにミステリーを書かせて頂きました。ドロップアウト執筆もあるので不定期更新になるだろうと言っておきます。「劇団になろうフェス」の面々が多く登場します。そのへんをお楽しみにして貰えたと思いますが、事件の真相が何なのか是非皆さまにも推理して欲しく思います。
∀・)あたったら本作に御作品の何かを登場させるっていう特典あげます(笑)(笑)(笑)