取引ー2
神谷視点
プルルルル!プルルルル! ガチャ!
「もしもし、こちら213号室」
「神谷くん?秋川だけど、
サポート要員の選定が終わったから明日の朝から
事務長室に来てくれ」
「わかりました。明日の朝イチですね。
うかがいます」
「うん、話はそれだけだ。では」ガチャ!
もう選定が終わったのか、余程急いだみたいだな...
俺としては攻撃一人、索敵一人、回復一人、
遠距離一人、壁一人、あとは運び屋だな、
これだけいればなんとかゲリラ戦ができそうではあるが...
唯一の救いは、サポート要員が自衛隊員じゃないことか。
自衛隊員は冒険者と違って銃火器が主兵装だ、
そんなもの補給が無ければ機能しないからな...
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「さてと、行きますか」
カツカツカツカツカツカツカツカツ
てか、事務長室ってどこ?...
カツカツカツカツカツカツカツカツ
ここって意外に広いな...
お?人発見!
「あのー、すいません。事務長室ってどこですか?」
「事務長室ですか?この廊下をまっすぐに行って、突き当たりをまた真っ直ぐ進んで、そこから三階上がるとありますよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ、それでは」カツカツカツ
結構遠かったな...苦笑
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コンコン!
「呼ばれていた神谷です!入っていいですか?」
「お~、神谷くんか、入ってくれー」
「失礼します!」ギィィ!パタンッ!
「そこ座ってくれ、あとこれがサポート要員のリストだ」
「サポート要員は全部で5人になる予定だ。
前衛二人、後衛一人、索敵一人、サポート一人だ。」
「職業は前衛が侍と剣闘師、後衛が治癒師、
索敵が諜報師、サポートが運び屋ですね。」
「これだけしか今は集まらない、今はどこも
人手不足だからな」
「人手不足はしょうがない事です、わかりました。この人数でやりましょう。
ただし、物資と資金は融通して頂けると
思っていますよ?」ニコ
「うっ、わかった。割り増しで融通する」はぁー
「ありがとうございます。
では、冒険者達を集めてもらってもいいですか?」
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頑張ってステータス作ってます
応援よろしくお願いします!!!